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通信制高校の作文対策|書き出しと展開例もご紹介

今の学校生活にどこか物足りなさを感じて再スタートを切りたいと考えている方や、自分の好きなことや将来の夢に時間をもっと使いたいと考えている方にとって、通信制高校への進学は自分らしい未来を切り拓くための大きな一歩です。
しかし、いざ出願の手続きを調べ始めると、多くの人が一つの壁にぶつかります。それが「作文」です。
「文章を書くのが昔から苦手だった」「自分の考えをどうまとめればいいのかわからない」「最後の一行まで埋める自信がない」…。原稿用紙の真っ白なマス目を前にして、不安で手が止まってしまうのは、あなただけではありません。これまで学業以外の活動に打ち込んできた方や、これからの目標をどう言葉にすべきか悩んでいる方にとって、作文は少し高いハードルに感じてしまうこともあるでしょう。
この記事では、通信制高校の出願で必要となる作文の基本的な仕組みから、最も苦労する「書き出し」の具体的なパターン、そして文章が苦手な方でも安心して一歩を踏み出せる方法について詳しく解説します。読み終える頃には、作文に対する不安が「自分の思いを伝える楽しみ」へと変わっているはずです。

通信制高校の作文概要

通信制高校の入試や選考プロセスにおいて、作文は「あなたがどのような人物か」を知るための非常に重要な判断材料となります。多くの通信制高校では、一般的な全日制高校のような学力偏差値だけで合否を決めることはしません。それよりも、「この学校で何を学びたいか」「どのような高校生活を送りたいか」という、受験生一人ひとりの意図や意欲を直接知ることを大切にしています。

作文の提出・実施パターン

通信制高校の出願に必要となる作文には、大きく分けて以下の2つの実施パターンがあります。

・出願時提出型: 願書などの出願書類と一緒に、あらかじめ自宅などで作成した作文を郵送または持参する形式です。自分のペースで何度も書き直しができ、辞書を使ったり、保護者や先生にアドバイスをもらったりしながらじっくり仕上げることができます。

・当日試験型: 入試当日に試験会場へ行き、制限時間内(一般的には40分〜60分程度)で決められたテーマに沿って書き上げる形式です。その場での対応力が求められますが、テーマは身近なものが多く設定されています。

一般的な文字数は400字から800字、原稿用紙1枚から2枚程度の分量を求められる形が多く見られます。提出時期は多くの場合、12月から3月にかけての入試シーズンとなりますが、転入学の場合は随時受け付けていることも多いのが通信制高校の特長です。

第一学院高等学校の場合

第一学院高等学校では、「出願時に作文を提出する」形式を採用しています。これは、受験生の皆さんが極度の緊張感にさらされることなく、自分の本当の気持ちを整理して伝えてほしいという願いがあるからです。 テーマについても、難しい社会情勢や専門知識を問うものではありません。「今の自分について」や「これからの目標」など、あなた自身が主役となる内容です。あなたが安心できる環境で、自分自身の心と向き合いながら、一文字ずつ丁寧に言葉を紡ぐことができるよう配慮されています。

作文の書き出しが難しい理由

いざ机に向かい、原稿用紙の最初のマス目を前にすると、急に頭が真っ白になってしまう。そんな経験はありませんか?「変なことを書いていないか」「もっと立派なことを書かないと不合格になるかも」と、悩めば悩むほど筆が止まってしまうのは、よくあることです。

気負い過ぎが筆を止める

書けないのは「上手く書かなければ」と気負っているからかもしれません。作文に正解はないのです。特に通信制高校の先生が求めているのは、どこかの参考書から借りてきたような綺麗な言葉ではなく、あなたの内側から出てきた「生きた言葉」です。 「今の学校が辛かった」「本当はこうしたい」という、正直な気持ちこそが、読む人の心を動かす一番の材料になります。まずは「格好いいことを書こう」という重荷を一度下ろしてみましょう。

通信制高校における作文で本当に見られているポイント

作文の評価基準について不安を感じる方も多いですが、通信制高校の先生が見ているのは「文章力」や「表現力」の高さではありません。

・「この学校で学びたい」という素直な意欲があるか
・自分の現状を客観的に見つめ、一歩前へ進もうとしているか
・自分の思いを、拙くても自らの言葉で伝えようとしているか

これらの姿勢が伝わることが何よりの評価ポイントになります。文章の体裁よりも、「学びたい」という熱意が伝わることが何よりも大切です。

今すぐ使える!作文の書き出しパターン5例

「どうしても最初の一歩が踏み出せない」という時のために、どのような状況からでも使い始められる具体的な書き出しのパターンを5つご紹介します。自分の状況に合わせて、使いやすいものを選んでみてください。

パターン1:結論(志望理由)からストレートに入る

「私が〜高等学校への入学を希望する理由は、自分のペースで学習できる環境が整っているからです。」

これは最も基本的で、かつ強力な書き出しです。何を一番伝えたいのかを冒頭に持ってくることで、読み手である先生も「この生徒は自分の目的がはっきりしているな」と安心して読み進めることができます。

パターン2:将来の夢や目標から入る

「私には、将来〜になりたいという夢があります。その夢を実現するために、学業と自分の活動を両立できる貴校を志望しました。」

「これからどうなりたいか」という未来に焦点を当てた書き出は、過去のことよりもこれからの意欲を強調したい場合に非常に有効です。

パターン3:過去の悩みと、それを踏まえた決意から入る

「私はこれまで、学校生活の中で周囲に合わせることに疲れ、自分を見失いそうになった時期がありました。しかし、新しい環境でもう一度自分らしく学び直したいと考え、貴校への入学を決意しました。」

自分の弱さや挫折を隠さず、それを乗り越えようとする姿勢を示す書き出しです。誠実さが伝わり、先生方も「サポートしてあげたい」という気持ちになります。

パターン4:学校の特色や理念への共感から入る

「私は〜高等学校の〜という考え方に深く共感しました。〜なら、自分らしく成長できると感じたからです。」

この書き出しは、学校のことをよく調べていることが伝わります。「なぜこの学校でなければならないのか」を強調したいときに最適です。

パターン5:現在のありのままの心境から入る

「今の私は、新しい生活を始めることに対して期待と同時に、自分にやり遂げられるだろうかという不安も感じています。しかし、その不安を自信に変えていきたいと考えています。」

これは、等身大の自分を見せる書き出しです。素直な人柄が伝わり、対話のような温かい印象を与えることができます。

書き出し後の展開例

書き出しが決まったら、次は全体をどのように構成していくかを考えましょう。文章を組み立てるのが苦手な方は、以下の「3部構成」の型に当てはめるのが一番の近道です。

作文の基本的な3部構成

1.書き出し(導入):約20% 結論や、最も伝えたいメインの思い。
2.本文(本論):約60% 理由の深掘りや具体的なエピソード。「なぜそう思ったのか」「これまでにどんな経験をしたのか」を自分の言葉で詳しく書きます。
3.まとめ(結論):約20% これからの抱負。「入学したら何を頑張りたいか」「どんな自分になりたいか」で締めくくります。

パターン別の展開イメージ

前述の5例をベースにした、第一学院高等学校に出願する際の作文を例として具体的な中身の膨らませ方を紹介します。

(例1)「理由から入る」パターンの展開

本文では、以前の学校生活で感じていた「一斉授業についていくことの難しさ」や「集団の中にいるだけで疲れてしまう感覚」など、具体的なエピソードを書きます。そこに「自分のペースで学びたい」という切実な願いを繋げ、第一学院高等学校のマイプラ(個別最適化学習)であれば、無理なく継続できると考えた理由などを述べます。まとめでは、3年間で自信を取り戻し、卒業証書を手にしたいという前向きな決意で結びます。

(例2)「将来の夢から入る」パターンの展開

本文では、なぜその夢(例えばイラストレーターやプログラマーなど)を持つようになったのかというきっかけについて詳しく書きます。「全日制では夢のための時間が取れないが、通信制なら両立できる」という具体的なスケジュールや意欲を語ります。まとめでは、キャリアサポートなどを活用しながら、夢の実現に向けて努力したいという思いを伝えます。

(例3) 「過去の悩みから入る」パターンの展開

本文では、悩んでいた時期に自分なりにどう苦しんだか、周囲の支えでどうやって「もう一度頑張ってみよう」と思えたのかという心の変化を丁寧に記述します。辛かった過去を否定せず、それを糧にして新しい自分になりたいという「再スタート」への思いを強調します。まとめでは、同じように悩む人の気持ちがわかる大人になりたい、といった成長の展望を書きます。
このように、書き出しに合わせて「具体的な思い出」や「感じたこと」を繋げていけば、自然と文章の量は増えていきます。

文章が苦手でも大丈夫—第一学院高等学校の受け入れ姿勢

ここまで作文の書き方について説明してきましたが、それでも「自分一人では最後まで書ける気がしない」という不安が消えない方もいるでしょう。安心してください。第一学院高等学校は、そのような苦手意識を持っている生徒を、まるごと受け入れる体制を整えています。

作文が苦手でも大丈夫

作文は、生徒を選別することが目的ではありません。あなたが今どんな思いでいるのか、これからどう歩んでいきたいかを知るためのものです。文章が上手である必要はありません。途中で言葉に詰まっても、内容が少し短くなっても、「やってみたい」という気持ちさえ伝われば、それで十分です。第一学院高等学校は、作文を「生徒を評価し、選別するための道具」とは考えていません。むしろ、あなたが言葉にできない思いを、私たち大人がどう受け止め、どう支えていくべきかを知るための「心の地図」のようなものだと考えています。 文章が上手である必要はありません。途中で言葉に詰まっても、内容が少し短くなってしまっても、あなたの「やってみたい」という小さな火がそこにあれば、私たちはそれを全力で守ります。

事前相談・個別サポートの充実

「何を書いていいかわからない」と立ち止まってしまったら、ぜひ出願前にキャンパスを訪れてみてください。第一学院高等学校の先生との個別相談の中で、あなたのこれまでの頑張りや、これからやりたいことを話してみるのも一つの手です。そうすることで、考えが整理され、自分の強みや伝えたいことが自然と言葉になっていくはずです。その話し合った内容を、そのまま作文の材料にしてみましょう。

入学までの流れ

面接での補完機会

作文は、あなたの魅力を伝える手段の一つに過ぎません。もし文章で十分に表現しきれなかったことがあっても、面接という直接お話しできる場で補うことができます。第一学院高等学校の先生は、あなたの表情や声のトーンから、文字だけでは伝わらない良さを引き出すプロフェッショナルです。書類の完成度だけであなたの価値を判断することはありません。

入学後も続くレポート作成のサポート

作文を書き上げ、入学した後も、第一学院高等学校のサポートは続きます。通信制高校卒業に必要となるレポートにおいても、最初から完璧に書ける生徒ばかりではありません。先生が一人ひとりのレベルに合わせて添削し、アドバイスをすることで、徐々に自分の考えを表現する力が身についていきます。作文に対する苦手意識は、第一学院高等学校での生活を通じて、少しずつ「自信」へと変わっていくはずです。

親身なサポート

まとめ

作文の書き出しで悩む時間は、決して無駄な時間ではありません。それは、あなたが自分の人生に対して誠実であり、より良い未来を選ぼうと真剣になっているからです。その悩み自体が、すでに立派な一歩だと言えるでしょう。
「上手く書かなければ」と肩に力を入れる必要はありません。まずは前述した5つのパターンのどれかを原稿用紙の1行目に書いてみることから始めましょう。1行目が埋まれば、2行目、3行目は必ず続いていきます。
第一学院高等学校は、あなたが勇気を出して綴ったその言葉を、誰よりも温かく、真剣に受け止めます。作文は、あなた自身を私たちに伝える機会の一つです。もし途中で手がとまってしまったら、いつでも相談してください。第一学院高等学校は、あなたが自分らしい答えを見つけるまで、ずっと隣で伴走し続けます。新しい一歩を、ここから一緒に踏み出しましょう。

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