通信制高校の受験対策ガイド|入試内容や時期、必要書類を解説
通信制高校への入学を検討している人の中には、「入試の内容ってどんなもの?」「通信制高校に入るには学力はどの程度求められるの?」といった疑問や懸念を抱いている人は多いと思います。
通信制高校の入試は全日制高校の入試とは異なり、学力試験でふるいにかけるものではなく、本人の進学意欲やこれからの学習への意欲を主に重視して合否が判断されるものが大半です。多くの場合、落とすための試験ではありません。
本記事では、通信制高校の入学の概要を確認した上で、通信制高校について入学条件、入学資格、入学の時期などを解説します。
通信制高校の受験とは?
通信制高校の受験(入学選考)は学力選抜ではなく、本人の進学意欲やこれからの勉学への意欲を確認することを主な目的としています。
そのため、学力試験はほとんどなく、面接や作文が中心です。学力試験を実施する場合でも、現在の学力を把握するためのもので、合否の主要な決め手にはなりません。
また、全日制高校で重視される欠席日数、学校行事や課外活動への貢献度などは、通信制では基本的に合否に関係ありません。
不登校や欠席・遅刻の多さもそれ自体が不利になることは基本的になく、学校側は今の気持ちやこれからどうしたいかを重視し、入学後のサポートを検討します。
通信制高校の受験(入学選考)で出題される作文のテーマは、志望動機、高校生活の目標、将来の夢などが多く、自分の気持ちや将来の目標を素直に書くことが求められます。社会問題や一般教養、小論文の知識を問う難解なテーマはほぼ出題されません。
面接における質問については、志望動機、高校で頑張りたいこと、将来の夢などが定番です。中学時代の不登校や在籍高校での欠席理由を聞かれる場合もありますが、それは状況を理解し、適切な支援を準備するためです。欠席日数の多さが直接の不合格理由になることは稀です。
このように、通信制高校の入試は進学意欲や学びに対する意欲を重視するもので、学力や過去の出席状況に不安があっても挑戦しやすい仕組みになっています。
通信制高校の入学条件、入学資格
通信制高校への入学資格・入学条件は、「中学校もしくはこれに準ずる学校を卒業した者」 または 「中学卒業と同等以上の学力があると認められている者」 とされています。
つまり、中学校を卒業していれば、成績や欠席日数に関わらず基本的に入学資格があります。全日制高校のように内申点や学力で入学資格が左右されることはなく、「学びたい」という意思があれば、誰でも出願できる間口の広さが通信制高校の特長のひとつです。なお、すでに高校を卒業している方は入学資格の対象外となります。
入学方法は3種類|自分がどれに該当するかを確認しよう
通信制高校への入学方法は、現在の状況によって以下の3つに分かれます。それぞれで出願時期・必要書類・手続きの流れが異なるため、まず自分がどれに該当するかを確認することが大切です。
新入学
中学校を卒業見込みの方、または中学校を卒業済みでどの高校にも在籍していない方が対象です。4月入学が一般的で、出願は前年の秋〜冬にかけて始まる学校が多いです。
転入学
現在、他の高校に在籍中・休学中の方が対象です。退学せずに手続きを進めるため、在籍期間が途切れません。多くの通信制高校では年間を通じて随時受け付けており、「今の学校が合わない」と感じた時点ですぐに動き出せます。
編入学
高校を一度中途退学した方が対象です。退学後に別の高校に再入学することを指します。退学後から次の再入学までブランクがあると在籍に空白期間が生じ、卒業のタイミングが遅れる可能性が高くなります。入学時期は4月・10月が多く、転入学に比べて受け付け時期が限られる場合があります。
通信制高校の入学の時期
通信制高校の入学時期は学校によって異なりますが、多くの通信制高校では4月と10月に新入学のタイミングを設定しています。
転入(現在在籍中の高校から移る場合)や編入(一度退学した後の再入学)の場合は、随時受け付けている学校が多く、年間を通じて柔軟に対応可能です。
通信制高校は全日制に比べて学年の概念が薄く、単位制を採用しているため、いつ入学しても卒業に必要な単位を自分のペースで修得できます。年度途中や年内のいつでも転入・編入できる仕組みの理由です。
転入・編入を希望する人の中には「今の時期は募集していないかも」「夏に転入・編入できる学校はない」「高校を辞めたら空白期間ができてしまう」と心配する方もいますが、実際には多くの通信制高校で随時対応しているため、空白期間を最小限に抑えられるケースがほとんどです。
思っていたよりスムーズに手続きが進み、すぐに新しい環境で楽しく学べるようになった例も数多くあります。
転入・編入を迷っているなら、希望する学校に今すぐ問い合わせてみるのが一番です。
通信制高校の入学に必要な書類、費用
通信制高校への入学を申し込む際には、いくつかの書類が必要になります。自分で用意する書類と、中学校もしくは在籍している高校に発行を依頼する書類があります。
必要な書類は学校によって異なりますが、入学願書・卒業証書・調査書・住民票記載事項証明書が一般的に求められます。
入学検定料については公立と私立で大きな差があります。公立の場合は500円、私立は学校によって異なりますが5,000〜15,000円程度が目安です。
入学後の費用についても、公立と私立では差があります。
公立の通信制高校は1単位につき300〜1,000円(年間25〜30単位履修した場合、授業料だけで約7,500〜3万円程度)です。
私立の通信制高校は1単位につき7,000〜12,000円(年間25~30単位履修した場合の授業料は約17.5万〜36万円程度)になります。学校やコースによって幅が大きいため、個別に確認することをおすすめします。
※上記は授業料のみの目安です。施設費・教材費・スクーリング費などが別途かかる場合があります。
3年間でかかる総費用は学校やコースによって差がありますが、公立は10〜15万円程度、私立は50万円程度〜といわれています。
第一学院高等学校の支援体制
通信制高校の受験(入学選考)を前に不安を抱えるのはとても自然なことです。第一学院高等学校では、受験生の「自分の状況で本当に通信制高校に入学できるのか?」「入学してもしっかりとやっていけるのか?」といった悩みや心配を、受験前の個別相談で丁寧に解消しています。
第一学院高等学校では、すべての生徒一人ひとりに担任がつき、教育理念である「1/1の教育」を日々の指導の中で実践します。生徒の状況にしっかり寄り添い、本人と保護者の方と一緒に最適な選択肢を考え、具体的なアドバイスを行っています。
相談はオンラインにも対応しているため、実際に足を運んでみるのが難しい事情がある場合でも、自宅や好きな場所から気軽に参加可能です。
また、第一学院高等学校は生徒の受け入れを随時行っているため、入学時期をあまり気にせず、自分のタイミングで新しい環境にステップアップできます。
個別相談・学校見学 お申し込み
まとめ
通信制高校の受験(入学選考)は学校と受験生の顔合わせのようなものです。学力やこれまでの課外活動の有無で受け入れる生徒を選別するものではないので、安心して臨んでください。
入学に必要な書類の準備や手続きが不安に感じるかもしれませんが、学校側が一緒に丁寧に進めてくれるので、難しく考える必要はありません。
通信制高校への入学は新しい自分に出会うための一歩であり、新しい環境に飛び込むための一歩でもあります。
第一学院高等学校の卒業生の進路実績は、2025年度実績で大学進学1,672名、専門学校進学1,148名、就職645名と、それぞれの道で活躍しています。未来を切り拓くために、まずは一歩踏み出す勇気を持ってみてください。
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