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今の学校を辞めたい方へ|やめた後の進路と後悔しないためのポイント

高校生の不登校が過去最多数を更新している今、「学校を辞めたい」「学校に行きたくない」と思い悩んでいる人は珍しくありません。
高校は集団生活の場であるため、人によって向き不向きがはっきり出ます。また、高校と一括りにしても、学校ごとに校風が大きく異なるので、「自分に合わない」と感じるミスマッチが起こる可能性もあります。
高校を中退するのは大きな決断ですが、環境を変えることで人生が大きく拓けることもあります。
本記事では、高校を辞めた後の進路と選択肢、学校を辞めるメリット・デメリットなどを解説します。

今の学校をやめたいと考えている方へ

「高校を辞めたい」「学校にもう行きたくない」といった悩みを抱えている人は、意外とたくさんいます。
学校を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、特に多い理由は「勉強についていけなくてつらい」、「友達や先生との人間関係で悩んでいる」、「新しい夢ややりたいことが見つかった」、「校風や学校の雰囲気がどうしても自分に合わない」、「家庭の経済的な事情が厳しい」、「いじめや孤立で毎日が苦しい」、といったことです。
高校を辞めるという決断には大きな勇気がいりますし、ネガティブなイメージがあることも事実といえるでしょう。
一方で、現在の環境が自分を苦しめ続けているなら、高校を辞めることは自分に合った場所に身を置くための前向きな一歩ともいえます。
自分らしい道を探し始めた結果、勉強への意欲が戻ってきたり、将来の目標がはっきり見えてきたりする人もたくさんいます。
「学校を辞めたい」という気持ちは悪いものでも、特異なものでもありません。その気持ちを否定せずに、「自分は何をしたいんだろう」「今の学校の何が嫌なんだろう」を考えてみるのも一つのスタートになると思います。

中退する前に知ってほしい、学校をやめた後の進路と選択肢

「高校を辞めたら将来が終わる」「中退なんてありえない」——そんな言葉を耳にしたことがある人もいるかもしれません。しかし、それは必ずしも正しくありません。高校を辞めた後の進路は、思っている以上に多様です。大切なのは、自分の状況に合った選択肢を知ることです。

選択肢1|転学(転校)

現在の高校に在籍したまま別の学校へ移る「転学(転校)」は、空白期間を作らずに高校生活を続けられる方法です。
退学せずに手続きが進むため、在籍期間が途切れません。これまでに修得した単位も原則として引き継げるため、転学(転校)のタイミング次第では同級生と同じ時期に卒業することも十分可能です。
転学(転校)先は全日制高校に限らず、通信制高校という選択肢もあります。全日制の環境そのものが自分に合わないと感じている場合、登校日数や学習スタイルを自分で調整できる通信制高校への転学(転校)は、新しい高校生活の形として有効な選択肢のひとつです。通信制高校は随時転学(転校)を受け付けている学校も多く、思い立ったタイミングで動き始めやすい点も特長といえます。
「今の学校の環境が合わない」「人間関係をリセットしたい」「自分のペースで学びたい」——そのような場合、転学(転校)は最もリスクが小さく現実的な一歩です。まずは転学(転校)先の学校に相談してみることをおすすめします。

選択肢2|高卒認定試験の活用

高卒認定試験に合格すると、大学・専門学校の受験資格を得ることができます。ただし、合格しただけでは最終学歴は「中学卒業」のままである点には注意が必要です。進学先を卒業して初めて「大卒」や「専門卒」という学歴になります。
「高校には戻らず、できるだけ早く大学進学を目指したい」という場合には有効な選択肢ですが、進学を果たせなかった場合のリスクも含めて、慎重に検討することが大切です。

選択肢3|留学・就職

語学力を磨きながら視野を広げたい方には留学という選択肢もあります。また、同世代よりも早く社会に出て、仕事を通じてスキルや経験を積む道もあります。ただし就職の場合、応募条件に「高卒以上」を設けている企業が多い現実もあるため、将来の働き方をイメージしながら判断することが重要です。

進路を考える前に、まず「なぜ辞めたいか」を整理する

進路を考える上で大切なのは、まず辞めたい理由を自分なりに整理することです。ただ、理由が自分でもうまく言葉にできないこともあります。それは決して珍しいことではありません。
「なんとなくつらい」「毎日が苦しい」という感覚だけでも十分です。その気持ちを出発点に、今の環境の何が自分に合っていないのかを少しずつ考えてみてください。
その上で、「将来どんな生き方をしたいか」「何に興味があるか」をぼんやりとでもイメージできると、自分に合った進路の方向性が見えてきます。一人では整理しきれない場合は、信頼できる大人や学校の相談窓口に話してみることも、大きな助けになります。

学校をやめるメリット、デメリット

高校中退にはメリットとデメリットの両方があり、決断する前にはどちらもきちんと把握しておくことが大切です。
まず、大きなメリットとして、いま抱えている精神的な苦痛から解放されることが挙げられます。例えば、人間関係を心配してばかりで勉強が手につかない場合、環境を変えることで自分に必要なことに集中することができます。また、校風や集団生活が合わず毎日がつらい人も、学校に行かなくなることでそのストレスから解放されます。
もう一つのメリットは、自分の時間を自由に使えるようになることです。全日制高校に通っていると、週5日で8時間以上が拘束され、自由な時間がほとんど取れません。
中退すれば、アルバイトをしてお金を貯めたり、興味のある勉強をしたり、将来の夢に向けた準備に充てられるようになります。
一方で、デメリットも無視できません。特に大きいのは、将来の選択肢が狭まる可能性があることです。高校を中退すると最終学歴が中卒になるため、大学や専門学校への進学を目指す場合、まずは高卒認定試験に合格するなど追加のステップが必要になります。
また、就職では「高卒以上」を条件とする求人が多く、中卒では応募自体ができない仕事がほとんどです。

子供が学校をやめたいと言った時の親の対応のポイント

保護者の方にとって、お子さんから「学校を辞めたい」と突然告げられるのは、おどろきと不安でいっぱいになる出来事だと思います。
我が子の将来を思うあまり、「なんでなの!?」と理由を厳しい口調で問い詰めたり、中退を強く反対したりしてしまうのも、とても自然な反応です。
しかし、お子さんが「高校を辞めたい」と勇気を出して伝えてきた可能性があることを心に留めておく必要があります。
だからこそ、まずはその気持ちや決断を否定せずに受け止めてあげることがとても大切です。
その上で、お子さんと一緒に辞めたい理由や将来のことを、ゆっくり話し合う時間を取ってみてください。
ただし、いじめなど親に言いにくい事情を抱えている場合や今を生きることでいっぱいいっぱいの場合もあります。無理に聞き出そうとしたり、「将来どうするの?」と答えを迫ったりすると、心を閉ざしてしまう危険性があるので注意が必要です。
お子さんの状態や今後の将来に不安を感じる場合は、学校の先生やカウンセラーに相談することをおすすめします。第三者が入ることで、家族だけで抱え込んでいた悩みが整理され、問題を早期に解決しやすくなります。

第一学院高等学校への転学(転校)がもたらす未来

「今の学校を辞めたい」という気持ちは、今の環境が自分に合っていないサインかもしれません。第一学院高等学校への転学(転校)は、環境を変えることで心身の負担を軽くしながら、学歴や進路の面での不安をカバーできる選択肢のひとつです。

無理を続けずに、心と学びの両方を立て直せる

今の環境で無理を重ねるのではなく、自分に合う学び方を選び直すことも大切です。第一学院高等学校では、経験豊富なフェロー(先生)が一人ひとりの状況に寄り添い、学校生活の悩みからプライベートな不安まで丁寧にサポートします。環境を変えるだけでなく、心の負担にも目を向けながら次の一歩を考えられます。

自分が安心できる居場所で自分らしく学べる「マイプラ」

「自分のペースで学びたい」という気持ちも、転学(転校)後に実現できます。第一学院の個別最適化学習「マイプラ」では、先生と一緒に自分だけの時間割を組み、自分らしく無理のないペースで通学することができます。アルバイトや好きなことと学校生活を無理なく両立できる環境です。

マイプラとは

新しい環境への不安を解消する「ピアサポーター」

「転学(転校)しても馴染めるか不安」という気持ちには、先輩生徒が寄り添うピアサポーターの存在が心強い味方になります。同じ経験を持つ先輩だからこそ話しやすく、無理のないペースで人間関係を築いていけます。

ピアサポーターとは

将来を見据えて、自分に合った進路を考えられる「全員担任制+キャリアサポート」

第一学院高等学校では、全員担任制のもと、キャンパスのフェロー(先生)が日々の学習状況や進路の希望に寄り添いながら、一人ひとりの高校生活を支えています。さらに、卒業後も進路や就職について相談できる場としてキャリアサポートセンターが設けられており、その先の定着まで見据えた支援につながっています。転学(転校)は、将来を狭める選択ではなく、自分に合った進路を考え直すための一歩です。

キャリアサポート

まずは今の気持ちを話すだけでも構いません。一緒に次の一歩を考えましょう。

生徒・保護者へのカウンセリングについて
親身なサポート

まとめ

学校を辞めたいと思うほどつらくて苦しい状況の中では、「この苦しみがずっと続くんじゃないか」と感じることもあります。
しかし、長い人生の中で見ると、そんなつらい時期はほんのわずかな期間でしかありません。
学校を辞めるという選択を、人生をよりよくするための新しいスタートとして捉え直せると、心が少しずつ軽くなり、前向きに未来を見られるようになります。
第一学院高等学校では「学校を辞めたい」「今の学校は居心地が悪い」などといった悩みを抱えている方、および保護者の方に個別相談会を随時実施しています。今の状況のつらさ、将来の進路や不安などについて、じっくりお話しできます。
第三者と話すことで、学校を辞める=悪いことではなく、今の場所から離れて、新しい一歩を踏み出すチャンスだと気づける人もたくさんいます。

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