サポート校とは?費用やメリットから通信制高校との違いまで
通信制高校への進学を検討する中で「サポート校って何?」「通信制高校とは何が違うの?」「サポート校だけで高卒資格を取得できる?」といった疑問を持つ方は多いでしょう。
サポート校という選択肢があることを知ったものの、その具体的な役割や費用、通信制高校との関係について分からないことが多く、どのように選択すれば良いか迷ってしまうのは当然のことです。
本記事では、サポート校と通信制高校の違いから具体的なメリット・デメリット、選び方のポイントまで分かりやすく解説します。読み終わる頃には、サポート校に関する疑問が解消され、お子さんにとって最適な学習環境を選択する判断材料が揃うはずです。
サポート校とは何か?通信制高校との関係
サポート校は「高校」ではない
サポート校について最も重要なポイントは、サポート校は学校教育法で定められた「学校」ではないということです。多くの方が誤解しやすい点ですが、サポート校単体では高等学校卒業資格は取得できません。
サポート校の役割は、通信制高校の学習を補完・サポートすることに特化しています。通信制高校は基本的に自主学習が中心となるため、レポート作成の指導、学習計画のアドバイス、進路相談など、生徒が確実に卒業できるよう多角的な支援を行います。
最近では学力的なサポートだけにとどまらず、芸能活動やeスポーツなど専門的な分野と高校学習を両立できるサポート校も増加しています。
選べるコースサポート校と通信制高校の組み合わせで卒業を目指す
サポート校は、通信制高校の学習で不安な部分を補うための場所として機能します。通信制高校では自分のペースで学習を進められる利点がある一方、「一人で継続できるか不安」「分からないところを質問したい」「学習計画を立てるのが困難」といった悩みを抱える生徒も少なくありません。
このような課題を解決するために、高等学校卒業資格は通信制高校で取得し、サポート校はあくまでそのサポート役として位置付けられます。両者を組み合わせることで、通信制高校の柔軟性とサポート校のきめ細かい指導を同時に活用できるのです。
サポート校と通信制高校の違いを徹底比較
サポート体制、学習内容、登校日数の違い
サポート校と通信制高校の主な違いを以下の表で比較してみましょう。

通信制高校は正式な「高等学校」として法的に認められているため、卒業すれば高校卒業資格を取得できます。一方、サポート校は教育支援を行う施設であり、資格取得はできませんが、より手厚いサポート体制が整っています。
学費・費用の違い
サポート校に通う場合は、通信制高校の学費とは別に、サポート校の利用料が必要になります。これは選択時の重要な検討要素です。
通信制高校の費用相場
- 入学金:約1万円~3万円
- 授業料:年間約20万円~30万円(単位制の場合、1単位あたり7,000円~12,000円)
- 教材費:年間約2万円~5万円
- スクーリング費用:年間約3万円~5万円
- 年間合計:約25万円~40万円
サポート校の費用相場
- 入学金:約5万円~15万円
- 授業料:年間約40万円~80万円
- 設備費・諸経費:年間約5万円~15万円
- 専門コース追加料金:年間約20万円~50万円
- 年間合計:約50万円~150万円
両方を利用する場合の総額
- 年間合計:約75万円~190万円
費用は学校やコースの内容、地域によって大幅に異なるため、詳細は各学校への確認が不可欠です。
サポート校に通うメリット、デメリット
サポート校への入学を検討する際は、そのメリットとデメリットを十分に理解しておくことが大切です。学習面でのサポートや費用面での負担など、様々な要素を総合的に判断する必要があります。ここでは、サポート校の主な特徴を整理してみましょう。
メリット
少人数制や担任制などのきめ細かいサポート
サポート校では一般的に少人数制を採用しており、生徒一人ひとりの学習状況や個性を把握した上で個別指導を実施します。担任制を導入している学校も多く、学習の進捗管理から日常生活の相談まで、継続的なサポートを受けることができます。
安心して学習できる環境が提供される
通信制高校の自主学習に不安を感じる生徒にとって、定期的に通学し、同じ目標を持つ仲間と一緒に学べる環境は大きな安心要素となります。疑問点をすぐに質問でき、学習のモチベーションも維持しやすくなります。
進路やメンタル面でもサポートを受けられる
大学進学や就職に向けた具体的な進路指導、メンタルヘルスのケアなど、総合的なサポートを受けることができます。特に不登校を経験した生徒や、学習に不安を抱える生徒にとって、心理的なサポートは極めて重要な要素です。
3年間での通信制高校卒業が目指しやすくなる
レポート作成の指導や単位取得のスケジュール管理により、確実に3年間で卒業することが可能になります。一人では挫折しがちな学習も、定期的なサポートがあることで継続しやすくなり、計画的に卒業を目指せます。
デメリット
サポート校だけでは、高校卒業資格を取得できない
前述のとおり、サポート校は教育支援施設であり、単体では高校卒業資格を取得することはできません。必ず通信制高校との併用が必要となり、この点を誤解している方も多いため注意が必要です。
通信制高校の学費とは別の費用がかかる
経済的な負担が大幅に増加することは避けられません。年間で100万円を超える場合もあるため、家計の状況を十分に検討した上で選択する必要があります。奨学金制度の有無も事前に確認しておくべきでしょう。
サポート校への通学はスクーリングの単位にならない
サポート校にいくら通学しても、通信制高校の卒業要件であるスクーリング単位は修得できません。別途、通信制高校のスクーリングに参加する必要があるため、スケジュール管理が複雑になる点も考慮が必要です。
第一学院高等学校の支援体制
第一学院高等学校では、通信制だがサポート校に属せず、手厚い支援があります。生徒一人ひとりが安心して学習に取り組めるよう、学習面と生活面の両方から包括的なサポートを提供しています。
学習面
マイプラ
第一学院独自の学習システム「マイプラ」は、一人ひとりの理解度や目標に合わせて個別最適化された自立型学習法です。生徒それぞれが自分だけの時間割を作成し、通学とオンライン学習を組み合わせながら、自分のペースで確実に学習を進めることができます。
基礎学力の定着から将来につながる実践的な学びまで、豊富なコンテンツから自分に合った学習内容を選択できるため、無理なく「できた」を積み重ね、学習への意欲と自信を育むことができます。
マイプラの詳しいシステムや学習方法については、こちらをご覧ください。
第一学院独自の学び方 マイプラ生活面
親身なサポート
第一学院高等学校では、通信制高校で学ぶすべての生徒に担任がつき、教育理念である「1/1の教育」を日々の指導の中で実践しています。学習の遅れや進路への不安はもちろん、仕事との両立などの悩みについても親身に相談に対応し、高校生活全般にわたってきめ細かなサポートを提供しています。
また、不登校経験者への専門的な対応として、職員がキャリア支援ファシリテーター資格を取得し、生徒が過去の経験と向き合い自ら克服できるよう、メンタル面でのサポート体制も整備。さらに日本臨床心理士会と連携してスクールカウンセラーも配置し、多角的な支援を行っています。
詳しいサポート内容については、こちらをご覧ください。
親身なサポートサポート校についてよくある質問
サポート校について詳しくご紹介してきましたが、まだ疑問が残っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、サポート校に関する疑問や質問にお答えしていきます。自分の生活リズム、学習状況に合ったサポート校の選び方や入学の流れについても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Q1. サポート校はどのように選べばよいですか?
サポート校を選ぶ際は、以下の2つのポイントを重視することが大切です。
1. 通学しやすいか:無理なく続けられるペースを考える
通信制高校に在籍していても、サポート校へ通学する日数が多くなることがあります。そのため、自宅から無理なく通えるかを重視しましょう。サポート校では、生徒の状況に合わせて週1日から週5日まで通学ペースを選べますし、オンラインや自宅への訪問でサポートする形式もあります。交通手段や所要時間、交通費なども含めて、総合的に検討することが重要です。
2. 将来の目標に合っているか:進みたい道から逆算して選ぶ
「卒業後は就職したい」「大学受験までフォローして欲しい」など、進路に希望がある場合は、その目標に合わせたサポート校を選ぶのがおすすめです。サポート校は、その運営母体によって特徴が異なります。例えば、専門学校が運営するサポート校は、資格取得支援や実技指導など、就職に役立つサポートが充実しています。一方、予備校や学習塾が母体のサポート校は、大学や専門学校への進学実績が豊富で、学習面での手厚いサポートが期待できます。
Q2. サポート校入学までの流れはどのようになっていますか?
サポート校へ入学する際は、連携する通信制高校に同時入学するのが一般的です。その際の流れは以下の通りです。
1.出願
必要書類を準備し、サポート校と通信制高校の両方に出願手続きを行います。出願前にサポート校を見学したり、オープンキャンパスに参加したりすることも可能です。
2.入学試験
学力テストや面接などが実施されます。試験内容は学校によって異なりますが、学力よりも本人の意欲や志望理由が重視される傾向があります。
3.合格発表
試験結果が通知されます。
4.入学手続き
合格後、入学金の納付やサポート校への同時入学手続きを行います。
5.サポート校への通学開始
オリエンテーションを経て、実際の授業が始まります。
Q3. 高校在学中でも通信制高校に転入・編入できますか?
現在高校に在籍している場合も、サポート校のような通信制高校に転入や編入をすることは可能です。ただし現在在籍中の高校で修得した単位は、転編入先の通信制高校が認定することで引き継がれる場合がありますが、転編入の時期によっては認定が難しいこともあります。
また、高校を中途退学している場合も同様に編入が可能で、単位も引き継がれるケースはあります。入試に関しては、転入・編入の場合も出願後に行われるのが一般的です。転編入の場合は、既に高校に在籍していることから基礎学力試験が免除となり、作文と面接のみが実施されることが多いです。
具体的な募集要項は通信制高校により異なるため、転入・編入を考えている場合は直接学校に確認することをおすすめします。転校・編入について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
転入学と編入学の違いとは?|通信制高校への転入学・編入学について6.まとめ
サポート校は通信制高校での学習を補完し、確実な卒業をサポートする重要な役割を担っています。単体では高校卒業資格を取得できませんが、きめ細かい指導体制や専門的な学習環境により、多くの生徒にとって心強い存在となっています。
選択の際は、費用面での負担と得られるサポートのバランスを十分に検討することが大切です。お子さんの学習スタイルや将来の目標、性格的特徴、家庭の事情を総合的に判断して、最適な選択肢を見つけましょう。
通信制高校だけでも卒業は十分に可能ですが、学習や生活面で不安を感じる場合はサポート校の利用も有効な選択肢となります。第一学院高等学校のような通信制高校ですが、サポート校以上の充実したサポート体制を持つ学校を選ぶことで、安心して高校卒業を目指すことができます。
まずは資料請求や学校見学から始めて、実際の雰囲気や指導内容を確認してみることをおすすめします。お子さんにとって最良の学習環境を選択し、充実した高校生活を送れるよう願っています。
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