通信制高校の入試・受験情報

通信制高校の入学にあたっては、全日制高校と同様に受験が必要になってきます。ここでは、通信制高校の受験資格や入試内容についてご紹介していきます。

通信制高校の受験資格とは

通信制高校の受験資格は広く、15歳以上で中学を卒業見込みの人、または中学を既に卒業し、高校卒業資格を持たない人、中学校卒業程度と同等の力を持つ人(中学校卒業程度認定試験)なら誰でも受験できます。転入学や編入学の場合、その前の高校で修得した単位がそのまま認められるのも通信制高校ならではのメリットと言えます。全日制高校のように中学時代の内申書を合否判定の基準にすることがないので、不登校の生徒にも入学の門が広く開かれています。複雑な事情を抱える生徒の指導経験が豊富な先生が揃った学校も多く、安心して入学できるでしょう。
通信制高校は、生徒を受け入れる範囲によって「広域通信制高校」と「狭域通信制高校」に分けられています。その理由は、通信制にもスクーリングと呼ばれる登校日があり、通学に無理のあるエリアの生徒が入学する危険性を解消するためです。私立高校のほとんどは、全国または3つ以上の都道府県の生徒が募集できる「広域通信制高校」となっています。第一学院高等学校では、全国52キャンパス(2020年4月時点)でサポート指導を実施しており、全国各地の生徒が高校卒業と進学・就職の夢に向かって充実した学校生活を過ごしています。

通信制高校に関する情報収集

通信制高校への入学を考えている方は、まずは、どの学校が自分に合っているのかを見極めるためにも、情報収集を入念にやりましょう。具体的には、以下の2つを行ってみてください。

  • インターネットや資料で情報を集める
    まずは、インターネットで通信制高校の公式ホームページを確認して、自分のやりたいことや、学びたい条件を備えている学校があるかどうかを見ていきましょう。気になる学校へは、インターネットを通じて資料請求をして、さらに理解を深めていくと効率的です。
  • 通信制高校のオープンスクールや学校説明会に参加する
    気になる通信制高校を見つけたら、資料請求をして、オープンスクールや学校説明会への参加を検討すると良いでしょう。学校説明会では、インターネットや資料だけでは感じ取ることができない、具体的な情報を入手できます。また、オープンスクールでは、実際に通っている生徒の様子を知ることや在校生とふれあうことも可能です。質疑応答なども行われていますので、気になることがあれば質問してみましょう。

通信制高校の入学試験とは

通信制高校の入学前には必ず入学試験があります。ただ全日制と比べて、通信制高校の入学試験および転入・編入試験は合格率が高いとされています。書類審査・筆記試験・面接試験などで選抜されますが、特に重要なのは面接試験となる傾向があり、学力に不安がある方でも、志願動機が明確で、一般的なマナーを身につけていれば合格できる可能性は高いです。転入・編入試験は面接のみの場合もあります。

  • 公立の通信制高校の受験・入学審査の傾向
    公立の通信制高校では、地域によって実施される受験・入学審査の内容は異なります。たとえば、東京都では国語・英語・数学の3教科を総合した内容の学科試験を60分実施し、調査書による書類選考を行うケースがあります。一方、大阪府では書類と面接のみで、学力検査は実施されないケースが見られます。
  • 私立の通信制高校の受験・入学審査の傾向
    私立の通信制高校では、基本的に学力検査が行われるケースは少なく、主に面接と書類選考のみでの受験・入学審査となります。なお、書類選考では、全日制と比べて内申書の内容は合否判定に大きな影響を及ぼしません。そのため、通信制高校に入学できるかどうかは、面接対策が重要となってきます。
  • 通信制高校の受験・入学審査の対策
    私立の通信制高校では、基本的に学力検査が行われるケースは少なく、主に面接と書類選考のみでの入学試験となります。なお、書類選考では、全日制と比べて内申書の内容は合否判定に大きな影響を及ぼしません。そのため、通信制高校に入学できるかどうかは、面接対策が重要となってきます。
  • 通信制高校の入試は面接が最重要
    通信制高校の入学試験では学力試験が無い場合が多く、その分面接が重視されています。
    面接の主な目的は、これから入学してくる生徒がどのような人物であるかを知るために行われます。面接を通して生徒の希望を把握しておくことで、入学後から卒業まで学校側ができるサポートは何かを考えることができるからです。このように、落とす目的ではなく迎え入れるための面接なので、最低限のマナーを守ることを意識しましょう。
    面接の所要時間は学校によって異なりますが、約10分が目安のようです。短い場合は5分くらい、長い場合は20分ほどで終了する場合もあります。 面接の形式は、多くの場合1対1の対話形式で、親子と先生と2対1の場合もあります。 グループ面談を実施している学校もあるため、受験の前に学校側に確認されると良いでしょう。
    面接で聞かれる質問内容は、主に「通信制高校の志望理由」や「卒業後の夢や目標」が挙げられます。受け答えの内容をしっかり考え、何回も口に出す練習をしておいた方が良いでしょう。面接に対して苦手なイメージを持つ事もあるかと思います。しかし自分を飾ったり嘘をついたりする必要はなく、ありのままの自分の姿を学校側に伝えられるように心がけましょう。 面接時の服装については、中学校や高校に在籍中の方は制服が無難です。 制服が無い場合は、シャツ+パンツ(スカート)など、派手過ぎず清潔感のある服装が望ましいです。 髪は黒髪で落ち着いた髪型にしましょう。 面接では学校生活での最低限のマナーを守れるかどうかも見られるため、アクセサリー類は外し、シンプルで落ち着いた装いを心がけましょう。
  • 入試に作文が含まれる場合も
    通信制高校の入試では、作文が実施される場合もあります。 出願書類と一緒に作文の提出を求められるケースと、会場にて作文試験(約30分)を実施するケースがあります。いずれの場合も指定の様式に鉛筆で記入するのが一般的で、字数は400字~800字など学校によって様々です。 作文のテーマは主に「通信制高校の志望動機」「入学後の抱負」「卒業後の進路や夢について」といった内容が挙げられます。 通信制高校の先生は、受験者の作文から高校生活への意欲や、作文に真剣に取り組んでいるかの姿勢を見ています。高校生活に対してのやる気や期待が伝わるよう、自分の正直な想いをしっかり伝えられるよう心がけましょう。 また、できる限り具体的に、前向きな志望動機や抱負を伝えられることも大切です。 背伸びしすぎず、ありのままの自分を表現できるように、作文も面接と同様に何度も練習するのが良いでしょう。 作文の内容をもとに面接で質問される可能性もあるので、作文内容と受け答えの内容に矛盾がないように気を付けましょう。
  • 全日制との併願も可能
    通信制高校は、全日制高校と併願で受験することができます。 私立の通信制高校を受験する場合は、併願する全日制高校が公立でも私立でも基本的に問題ありません。ただし、推薦で私立の通信制高校を受験する場合は入試制度が各高校で違うため、事前にしっかり確認する必要があります。 公立の通信制高校については、前期日程の入試で公立の全日制高校が不合格になった場合、後期日程の受験で同じ地域の公立の通信制高校に出願できる場合があります。 このように、万が一、第一志望の全日制高校が不合格になってしまった場合も、通信制高校を併願受験していると安心です。 多くの通信制高校は3月まで入学の募集をしているので、全日制高校の一次試験や二次試験が不合格になってしまった後でも、4月の入学に間に合わせることができます。 また、私立の通信制高校の多くは入試で学力テストを実施しておらず、受験に必要な対策が少なく済むのもポイントです。 全日制高校の受験勉強に集中できるため、併願して受験しやすいのも大きなメリットと言えます。

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