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ヨーロッパで活躍するプロ選手になって、ミラノ~サンレモのレースを走りたい!!
自転車<ロードレース>選手
川田 翔太さん
第一学院で活躍している先輩の影響で、入学を決めました!海外への大会にも挑戦できる環境です。
ロードレースを始めたのは小学校5年生の時。父が趣味で自転車に乗っていて、その影響で始めました。最初は無理矢理やらされていた感じでしたが、半年くらい経って試合に出るようになってからがどんどん楽しくなって、自分から練習にも行くようになりました。
第一学院には2つ上に競技の先輩でもあり、同じく海外のプロを目指している篠原輝利くんが在学していたので、高校生活について話をよく聞いていました。通信制高校についてよく知りませんでしたが、同じ競技の篠原輝利くんが競技と高校生活と両立していることで、時間を自由に使えるやり方もあるんだなということを知り、第一学院に入学したいと思いました。実際に入学してみて、レポートを期日までに出すことができれば登校をしなくてもいいので、自由に動けるのが自分に合っています。コロナ禍の中でどうなるか分かりませんが、今年の4月~6月はフランスに行きたいと思っています。日本の試合はレベルは高いですけど、自分は海外で勝ちたいという気持ちが強いので、海外のレースの方を集中してやっていきたいと思っています。6月には全日本選手権があるので、日本では、そこへ向けても頑張っていきたいです。
たくさんの人と出会えたスクーリングは楽しかったです。
普段は午前中にだいたい毎日3~4時間くらい練習して、午後はアルバイトかレポートをやってます。練習と学業の両立は大変な時もありますが、僕は先生をとても頼りにしているので、困ったときやわからない事があるときはすぐに先生に電話をして聞いています。スクールシティからメッセージのやり取りもできるので、卒業までにもっと先生と交流を深めていきたいなと思っています。スクーリングでは、コロナの影響で食事中は話してはいけないとか、自由時間は自分の部屋にいるとかそういう制限はありましたが、体育の授業で体力測定をしたのが一番印象に残っています。Mobile生なので登校が少ない分、スクーリングでたくさんの人と出会えて、連絡先を交換するくらい仲良くなった友達もたくさんできたのが嬉しかったです。
周りへの感謝の気持ちを忘れず頑張りたい。
自分の練習はもちろん頑張っていますが、今は後輩育成にも力を入れていて、小学校高学年のチームの子たちに教えています。みんな住んでいるところがバラバラなので、平日の週2回はオンラインで練習をやっています。僕が練習メニューを考えたり、そのメニューの説明をして各自で練習をしてもらって、週末にはみんなで集まって一緒に練習をしています。僕が経験してきたことを活かして後輩を教えることで、自転車がもっともっと好きになってくれれば良いなと思っているし、みんなで強くなっていけたらいいなと思っています。
中学の時から海外遠征も1人で行っていたので、両親にはかなり心配をかけたとは思いますが、いつも自分で決めたことを応援してくれている両親には感謝していますし、自分を認めてくれる存在がいることをとても嬉しく思っています。中学生の時と比べると高校に入ってからは周りへの感謝はよく考えるようになりました。コロナ禍で大会を開催して頂けることは当たり前ではないことを実感しています。だからより周りが応援してくれているからそれに答えないと、と思うようになりました。
ヨーロッパで活躍するプロ選手になって、イタリアのミラノ~サンレモというレースで走ってみたいです。
中学2年生の時のイタリア遠征で初めて海外に行って、初めて海外のレースを走ったのですが、その時の衝撃が大きくそれからは海外でプロ選手になることを目指して頑張りたいと強く思いました。今はコロナの影響があったり、まだ未成年なのでビザの関係でうまく動けないことが多いのですが、今年の目標はフランスでまず1勝すること。まずそれが今年の1番の目標です。そして高校を卒業してからは外国語を学ぶために大学に入ることも今すごく迷っているのですが、僕はやっぱり海外で早く活躍できるようになりたいので、卒業後は海外に住んでヨーロッパで活躍できるプロ選手になって、イタリアのミラノ~サンレモの大きなレースを走ってみることが1つの夢です。フィジカル面も大事ですが、海外の選手が相手でも日本の選手が相手でも、気持ちを絶対切らさなければ勝つこともできると思うので、これからも強い気持ちでレースに臨んでいきたいと思います。
インタビュー日時:2022年2月