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学校に通うことが楽しくなり、自分の意見を言えるようになりました
卒業生
和田 夏実さん
コミュニケーションが苦手で、中学時代に不登校を経験した和田さん。自分が楽しめる高校に行きたいと第一学院を選び、今では自分の意見をしっかりと伝えられるようになりました。
私は中学1年のはじめから不登校になってしまい、2年生の秋まで、ずっと家にいました。なかなか友達とうまくいかなくて、気持ち的に行きたくなくなってしまったんです。学校に行けない自分に腹が立つんですけど、どうしても学校に行きたくないなという気持ちも強くて、親にもあたってしまい、けんかもたくさんしました。
市内の図書館に不登校の人が行く教室のようなものがあって、そこに少しだけ通ったり、最終的には、中学校にある不登校の人用の教室に行って、学年に関係なくみんなで交流するようになって、通学できるようになりました。
第一学院は、中学の担任の先生にすすめられて興味を持ちました。中学にあまり思い出がないので、高校は自分が楽しく通えるところを探さなきゃと思っていたのですが、パンフレットを見たら学校がすごくキレイ。お姉ちゃんも第一学院に通っていたので話を聞いたら、「クラスも少人数で通いやすいよ」と言われ、ここなら楽しく過ごせそうだなと思いました。実際に来てみたらパンフレットの通りでした。外観が特に気に入っています。
先生はよき理解者。一人一人を見て、困ったときには何でも相談に乗ってくれます。
実は、1年生のときはクラスに女子がとても少なく、学校に来づらいと感じたことがあり、ちょっと休んでしまいました。そのとき、先生に相談したらちゃんと対処してくれ、すぐに通えるようになりました。
第一学院に来る前は、先生に相談しても何も変わらないと思っていました。先生は全体を見るお仕事なので、一人ひとりを見るのは難しい状態なんだと感じていたんです。でも、第一学院では先生達から「何かあったら相談してね」という風に言っていただいていたので声をかけやすかったです。先生が一人ひとりをちゃんと見てくれているし、よき相談相手という感じで、進路のこととかクラスであったこととか、今でもなにかあると相談しています。
みんなで盛り上がる体育祭や文化祭が特に楽しい。ピアサポーターの活動もしています。
学校で一番楽しいのは、学校行事です。体育祭では、チーム分けから自分たちで決め、競技によっては運動系の子を固めたりして、「この競技は必ず点を取ろうね」など準備の時から盛り上がっていました。八の字という大縄の競技では、結構な記録が出ましたね。
他にも高萩本校の文化祭である「橙萩祭(とうしゅうさい)」も盛り上がります。1、2年生は体験学習の発表で、去年はフラワーアレンジメントを来場した方と一緒に作りました。3年生になるとクラスで決めた出し物ができるので今から楽しみです。先生は、「自分たちでやりたいことを」という感じで、生徒の意見第一で進めてくれます。
今は、「色々やれることがあるなら高校のうちに体験したいな」と思っていて、ピアサポーターの活動でオープンスクールの手伝いなどもしています。
自分から話しかけるようになり、人とのコミュニケーションが好きになりました。
私は第一学院に来て、いろいろなことが変わりました。人に対して自分の意見が言えるようになったのがすごく変わったなと思います。そして、学校に通うのが楽しいです。
アルバイトもしていますが、毎回ちゃんと通えているので、親も「すごいね」といってくれます。前のアルバイトはかなり厳しいところだったのですが、休まず行くことができました。
元々は人と話をすることが嫌いだったのですが、高校生活やアルバイトをするようになって人とコミュニケーションをするのが好きになりました。自分から話すようになって学校も楽しくなり、アルバイトがつらいときも続けられるようになって、いい経験をしたと思っています。
インタビュー日時:2018年7月