水球を極めて結果を残したい今、第一学院だからこそ両立できていると感じています。

PROFILE

第9回アジアエージングループ選手権(2018世界ユース選手権アジア予選)などでゴールキーパーを経験。
2019 U17(17歳未満)の部 女子水球県選抜では石川県を初Vへ導く。

詳細を見る

日本代表として活躍していた父からの誘いで水球の世界に。チーム全員に安心してもらえるキーパーになりたいと語ってくれました。

父が水球の日本代表だったんです。それで、小学生の時に誘われて。最初は「楽しそうだけど面倒くさいな」と思いながらのスタートでした。でも、今ではキーパーポジションで、「これは絶対に止められない」というようなシュートを止めた時、水球をやっていて良かった!と心から感じてます。
ただ、今は身長で止めている感じなので、もっと飛べる距離や範囲を広げて止める力自体を強くしたいです。どんな時でも、そのチーム全員が「このキーパーだったら大丈夫」と安心してプレーできるような存在になりたいですね。そして将来は父と同じ日本代表になり、世界で活躍したいです!!

中学卒業後、高校進学が乗り気ではなかった寺田さん。第一学院に転校して、学校に通うのが楽しいという感覚を思い出しました。

第一学院には高1の夏休み後に転校しました。中学では友だちに恵まれて楽しかった面もありますが、先生や一部の友だちとのトラブルを経験して、高校進学は気乗りしていませんでした。
全日制の高校に進学したものの、あまりなじむことができず、そんな中、母が調べてきてくれた色々な高校のうち、家から一番近い第一学院への転校を決めました。スポーツ選手で有名な方が何人も卒業していることをのちに知って驚きましたね。
最初は、夕方の水球練習前にキャンパスに顔を出すくらいの感じだったんですが、だんだんと朝から行くようになり、通うのが楽しくなりました。今は朝から週5回登校していますが、基本的に授業は午前中だけで夕方には水球の練習に集中しています。一度昼寝を挟んでから練習に行けるくらい余裕があり、キャンパス生活と練習の両立ができています!

水球の練習に専念できるのは、私を理解してくれている第一学院の先生、友だち、そして家族の支えがあるからです。

キャンパスで過ごす時間は楽しいです。先生とは、いい関係で勉強を教えてもらっています。今年のU17女子水球県選抜で初優勝した時もすごく喜んでくれました。
友だちとは買い物やお祭りに行ったりもしますが、家の前で花火をしたり、公園に集まってしゃべっているだけでも楽しいです。私は毎日練習があるので時間が限られているんですが、みんなが合わせてくれるので私生活も楽しく過ごせています。
家族は、どんな時もいつも応援して支えてくれて、感謝しています。スランプまではいきませんが、体の成長の変化に自分が追いつけない時期があって、落ち込んだことがありました。そういう時でも支えてくれて、ありがたいなって思っています。

第一学院に身を置くようになって、いつも自然に笑っていられるように。苦手意識のあった勉強も、課題を作ってもらったり、スクーリングでの教えてもらったりと、楽しく取り組めるようになりました。

キャンパスには1限から登校して、先生に作ってもらった課題を提出します。やることを決めてもらえるのはすごく助かっています。本校スクーリングにも行きました。何としても点数を取りたかったので、真面目に授業を受けて、夜の自由時間から消灯まで先生方に翌日のテストに向けて勉強を教えてもらっていました。先生とは勉強だけでなく、一緒にバスケをしたり、楽しく過ごせましたね。他のキャンパスの子とも仲良くなれました。入学した頃は、思ったことが顔に出やすくて、よく不機嫌そうな顔をしていました。第一学院に通うようになって、不機嫌そうな顔をしているのは良くないなと思うようになって、最近、みんなに「ずっと笑ってるね」と言われます。自分では意識してなかったので、驚きましたね。

みなさんへのメッセージ

物事って、一度うまくいっても、二度目がうまくいくとは限らないんですよね。二度目で失敗して、三度目まで失敗したら「ここでやめようかな」「自分はここまでかな」って思いますよね。
でも、悔しいと思って練習を頑張ると、ちゃんと結果に出ます。私も挫折を繰り返して、それが分かりました。なので、一度や二度挫折したくらいで、簡単にあきらめないでほしいです。自分が思っている以上に、自分にできることはあるので。それを自分で探して、自分で結果を出して。そこで満足せずに、さらに頑張っていけば、いつの間にか自分が思っている以上のレベルに達することも不可能ではありません。ぜひ、頑張ってほしいなって思います。

インタビュー日時:2019年8月