金沢キャンパスブログ

<コミュニティ教育>金沢の文化財保護と活用

 

金沢市文化スポーツ局文化財保護課の長池さんにお越しいただき、金沢の文化財保護と活用についてお話していただきました。

 

文化財保護課はお寺や神社の建物、彫刻、絵画など歴史的文化遺産の保護や継承及び活用に関する仕事を行っています。

文化財の種類はたくさんあり、身近な金沢だけでも、

特別名勝の兼六園や、重要伝統的建造物群保存地区の東茶屋街・主計町などその他にも様々な文化財があるそうです。

金沢には埋蔵文化財が埋まっている可能性が高く、何か建物を建てるときは発掘調査を必ず行わなければいけないということも教えていただきました。


これらの文化財を守っていくために、金沢職人大学校では技術の継承を目的とした子どもマイスタースクールを実施したり、無形文化財の加賀宝生を伝えていくために、加賀宝生こども塾事業を行ったりしています。

また、文化財を活用していくために地域のボランティアの方々が大活躍しているというお話をしていただきました。


今年度から金沢キャンパスでは課題解決型学習が始まります。

今回のお話を今後に活かし、身近な地域について考えていく活動を行っていきます。


<生徒の感想>

今回の話をきいて、気に留めたこともなかった文化財について考えるいい機会になりました。文化財を継承していく行政について、どうやって興味や関心を持ってもらうのかなどの計画、について気になりました。(3年 男子)

小中学生対象で金沢職人大学校の科目が体験出来るスクールがあるというのと無形文化財、伝統的な技術を継承されるのを願いたいという話がありましたが、これは少子高齢化を解決するということでもあるんだなと思いました。(3年 男子)