スケーター
在校生
スケートボードを始めたのは中学2年生の頃。友だちに勧められて乗ってみたらすごく楽しくて、ちょうど誕生日が近かったのですぐにデッキ一式を親にプレゼントしてもらいました。始めて3カ月で後輪を浮かせるようになって、低い枝くらいの高さまで跳べるようになりました。ひたすら高さを出したくて練習を重ね、1年後には工事用のコーンを跳べるまで上達しました。僕はすごく飽きっぽくてどんな趣味もすぐやめていたのに、こんなに夢中になれたのはスケートボードが初めて。将来も続けたいものとの出会いでした。
中学卒業後も普通の高校に進学するのではなく、スケートボードを続けながら学べることを条件に高校選びを始めました。第一学院 新潟村上キャンパスは大会が開催される「村上市 スケートパーク」のすぐ近くという最高の環境で、路面もいい空調設備も完備。さらにコーチもトップレベル!初めて見学したときはもうびっくりして、その瞬間に入学を決めました。
今はキャンパスの寮に入っているので、部屋からすぐにスケートパークに行けるんですよ。午前は練習して、午後や夜に高校の勉強をしています。カリキュラムの量が多くて内容も僕には少し難しいですが、練習は練習、勉強は勉強でそれぞれ集中できるので僕に合っていて、毎日とても充実しています。
スケートボードにはたくさんの技があって、一つできるようになってもまた別の技が待っている。できない技があれば一人でコツコツ練習したりコーチや友人に聞いたりして成功するまで特訓を重ねます。スケボー以外にも、レポートのわからないところを友人に聞いたり、勉強があまり得意ではない自分にとってとても助かっています。自分の努力だけではできないし、まわりの人の支えには本当に感謝しています。第一学院に入り寮で一人暮らしをするようになってからはそれを実感する機会が増えました。
僕が尊敬するスケーターは難しい技を成功させ、想像を超えるパフォーマンスを発揮しています。もっと実力をつけてトップアスリートに肩を並べ、いつかアメリカを舞台に世の中に夢や希望を与えられる影響力があるスケーターになることが僕の目標です。そのために、日頃の練習が土台になると思っています。最近は将来のために英語の勉強にも力を入れていています。学んだことを活かしながらいま目の前にある「できること」としっかりと向き合い、頑張っていきたい。第一学院卒業後もトップアスリートへの道をめざしていきます!
インタビュー日時:2022年7月
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