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隙間時間をうまく使い、競技も勉強も夢に向かって1歩ずつチャレンジしていきます!
BMXライダー
内藤 寧々さん
BMXで活躍している内藤さん。近所で開催されていたイベントに感動して競技の道へ進みました。

小学6年生の時、家の近くでBMXのイベントがありそこで見たパフォーマンスに衝撃を受けた私は、親にどうしてもやってみたいと頼み込んでBMXを始めました。
BMXで使用する自転車は一般的な自転車販売店では販売しておらず、特別仕様車を取り扱っている販売店でしか購入できません。幸運にも家の近くに取り扱っている販売店があり自転車を購入することができた時はとてもうれしかったのを覚えています。
競技レベルが上がってきた現在、私が小学6年生の時に見たイベントとは別ですが、横須賀の小学校でShowをしています。あの頃の自分のように、自分を見てBMXを始める子がいるとうれしいなと思います。
年間を通して大会続きの生活の中でも、勉強と練習のバランスを考えています!

第一学院はスケートボードの西村碧莉さんが在籍していたことや、名古屋キャンパスにもBMXライダーが入学していて、BMX関係者に話を聞いたりネットで調べてみて競技に集中できる環境があると思い入学を決めました。
BMXの大会は年間を通してとても多く、ワールドカップが年4回、ジャパンカップが年3回あり海外、国内合わせて遠征続きの生活をしています。今シーズンは例年オフシーズンである12月にワールドカップがあったので年末年始くらいしかまともに休みをとれませんでした。そんな忙しい競技生活の中でも、第一学院の勉強はタブレットを使いどこでも進めることができるので、遠征先や移動中に時間を見つけて進めることができるので助かります。ただ、やはり練習で疲れてしまうとなかなか勉強に取り掛かれないので、「寝る前に一つだけ」や「移動中に少し進める」と決めて、自分で進められるように工夫しています。
練習の隙間時間で勉強ができるようになり、キャンパスは競技から離れて心休まる場所になりました。

第一学院で実際に学習を進めていく中では、タブレット学習で教科書や授業を見ながら進められたり、レポートが1年間分出ているので、年間を通してスケジュールを考えられたりと進めやすいです。さらに、キャンパスに登校したりキャンパスに行けないときでも、電話でわからない学習内容についてすぐ相談に乗ってくれるのでとても助かります。しかも私が所属するキャンパスにはスポーツについて詳しいフェロー(先生)がいて、食事やサプリメントなど競技についても相談に乗ってもらいとても心強いです!
第一学院に入学してBMXにかけられる時間が増えたので競技面の成長を感じていますし、勉強も進めやすいので年間の競技と学習のスケジュールを少しずつ考えられるようになりました。時間の有効活用ができるようになったと思います。
大会があるときにもいつも先生や友達が応援してくれて、四六時中BMXのことを考えていた私も、第一学院に入学してからはキャンパスに登校すると「学校に来ている」といつもとは違う心のあり方というか、気持ちがオフになるようになりました。いつもとは違う心の余裕ができたことは競技にもいい影響がありそうでとても良いことだと感じています。
BMXの魅力は「リスペクト」!将来は日本の子供が気軽に海外でBMXのチャレンジができる受け口を作りたい

BMXは個人競技ですが、競技の特性上技を決めることが凄く怖くて、周りの選手やギャラリーも怖さを知っていて、そこを乗り越え大きい技を決めた時に「よくやった!」と周りもすごい喜んでくれるお互いにリスペクトが大きいスポーツです。それは日本だけではなく、海外の大会でも技を成功した時に周りの選手やコーチまで喜んでくれて言葉が通じなくてもとても嬉しかったし、こういうところがBMXの魅力だと思います。
BMX選手の中で私はまだ競技歴が浅く周りに比べてできる技が少ないので、新しい手持ちの技をどんどん増やして、世界大会で活躍している選手が魅せている技を全部できるようにするのが今の課題です。目標は日本で一位になり続けて、オリンピックなど世界で活躍できる選手になっていきたい。
私にはその先にもやってみたいことがあり、今出ているようなBMXの大会運営をするのも楽しそうだと思いますし、海外に日本の子供たちが気軽にBMXのチャレンジをすることができるような受け入れ先を作るのもやってみたいと思っています。
インタビュー日時:2023年1月18日