テニス選手
Mobile HighSchool(通信コース)在校生 <2021年10月取材時>
志津テニスクラブ所属
〈2021年シーズン〉
世界スーパージュニアG4 優勝
Ai Sugiyama Cup 準優勝
ジャパンオープンジュニアG4 ベスト4
テニスを始めたきっかけは、幼少期に通っていた体操教室があるスポーツ施設で、テニス教室を見て自分でテニスをやってみたいと親にお願いしたのがきっかけでした。実際参加してみたテニス教室の体験会で、一緒に参加していたメンバーよりラリーが続いたことでスポーツ教室のコーチの方にも勧めてもらいテニスを始めました。
テニスは決まったシーズンはなく、一年を通して世界各所で大会が行われています。その中から、大会の規模や自分のレベル、調子を考えて出場する大会を決めています。そのため、連続で大会に出場する期間や夏の暑すぎるタイミングで休みを入れたりと、とても不規則なスケジュールになっています。そんな中、同じチームに所属していたテニスプレーヤーの先輩が在籍してた第一学院を知り、不規則なスケジュールに柔軟に対応でき競技と勉強の両立ができると考え進学しました。
第一学院に進学を決めたきっかけは、中学生の時に同じ海外のチームで一緒に活動していた先輩が在籍していたことと、HPの先輩たちのSTORYでスポーツはもちろん、いろいろなジャンルで活躍している先輩たちが在籍していたことを知り、スポーツやそのほかの活動を支援している学校ならば、自分のやりたいテニスの活動と勉強の両立もうまくいきそうだと感じたからです。
実際に入学してみてタブレットを使用したオンライン学習を始めてみると、いつでもどこでもタブレット一台で授業もレポートもできて、自分の学習状況の進捗も円グラフでわかりやすく表示されるので自分が何をするべきかとても分かりやすくて助かっています。
中学時代は海外の学校で英語の勉強をメインで行っていたので、基礎知識がまるまる抜けていたのですが、わからない部分は担当のフェロー(先生)に手助けいただけたのと、タブレットさえあれば振り返りがいつでもできたので徐々にいい点数が取れるようになり勉強の楽しさを感じるようになりました。
テニスに集中していると頭の中がテニスばかりになってしまうのですが、タブレットに向かう時間がテニスから離れる一つの時間になっています。さらに勉強という自分のためになるコンテンツなので教科書を読んだり勉強に向かう時間は、自分のバランスを取るためにすごく大切にしています。
テニスは勝つのももちろん大切ですが、大会で応援してもらうこともとても大切なことなので、応援していて楽しい選手になりたいと思っています。やはり試合の中で前に出たり、動きが大きい選手、予想していないショットが打てる選手は応援していて面白いですし、自分がプレーしているときも面白いプレーができると嬉しくなります。
私は強くボールを打てる選手ではなく、相手の力を利用したプレーが多いのですが、この先世界のトッププレイヤーと戦うためには強いボールを打てないと勝てないので、いかに力まずに強い球が打てるのかを考えて練習に取り組んでいます。また、私は疲れてくると足が使えなくなり、腰の低さを一定に保つことができなくなるので、ランニングなど試合の後半でもしっかり球を打てるように体力のベースアップを考えて、この先世界で活躍して皆さんが応援していて楽しいプレーができる選手になっていきたいです。
インタビュー日時:2021年10月
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