在学中<慶應義塾大学進学予定>
中学入学時から高校の志望校が決まっていて、合格に向けて勉強をしていたのですが、学校の環境に馴染めず、体調を崩してしまいました。同年代の子とうまくコミュニケーションがとれなかったり、大人数の教室で授業を受けることがとても苦手でした。
通信制高校に進学することを決めたのは、中学3年生の10月か11月くらいの時期だったと思います。将来がものすごく不安で、第一学院のホームページにあるキャンパスブログで更新されていた進路が決まった生徒の報告やピアサポーター(在校生)の活動の記事をよく読んでいて、自分にも通えるかもしれない環境があることを知りました。また、自分のペースで学習できる環境なら、大学受験の勉強にも打ち込めると考えました。両親には、「ここの高校に入ったら、塾に通わずに自力で希望の大学に合格するようがんばるので、行かせてください」と自分から伝えました。
第一学院に入学した後は、毎日学校へ行くことを目標として、徐々に学校にいる時間を増やしていきました。1年生の終わり頃には、午後まで学校にいて、家に帰ってからも勉強できるようになりました。入学して初めのうちはピアサポーター(在校生)が、一緒にお昼ご飯を食べてくれたり、エニアグラム診断※の授業で自分の特性を知ったことで、高校生活の不安が和らぎました。
慶應義塾大学は、高校2年生の2月から目指し始めました。模試で当時志望していた大学の判定が、良い状態で続いていたんです。また、大学受験の勉強と同時に高校入学からずっと英検の勉強もしていて、3級、準2級、2級、準1級と受けていき、合格できました。準1級の試験を受けた時、高い目標に向かって努力することがすごく楽しいなあと思うことができたんです。段々と受験でもレベルの高い大学に挑戦したいと思うようになりました。さらに、慶応大学には私の興味のある分野に精通された教授がいらしたので、この人の下で学びたいと考えたことも志望理由の一つです。
※エニアグラム診断…9つのタイプ別に個人の性格を診断するシステム。
入学した当初は、体調が整わず勉強ができなかったのですが、だんだんできるようになって、勉強時間が増えていきました。一番勉強できた時は、1日に11時間ぐらい勉強していました。1年生の終わりに模試を受けたのですが、思っていたよりも成績が良くなくて、すごく悔しかったんです。そこで、次回の模試で挽回しようと頑張っていたら予想以上に成績が上がってそれが楽しくなって、どんどん繰り返していたら勉強が好きになっていったんです。
私は2年生後期から特別進学コース(詳しくはこちら)に変更し、ウイングネット※を中心にして、本格的に受験勉強を始めました。ウイングネットは、コロナ禍で家で一人で勉強することも多かった中で、画面越しから自分に向けて教えてくれる人がいるんだと思ったら、参考書などを使って勉強するよりもモチベーションが下がることはなかったです。数学や世界史は、教科書以外の知識や豆知識を教えてくれてとても楽しかったですね。ただ単に暗記するだけじゃないというところにウイングネットの良さがあったと思います。また、ウイングネットで英検対策もあり、その対策もあって英検準1級を合格することができました。
※ウイングネット…市進予備校および学研の映像授業をインターネットで配信する完全個別映像学習システム
フェロー(先生)とは、勉強のことや検定、志望校などについて話していました。慶應義塾大学を志すことになり、FIT入試(総合型選抜)を受けるにあたって、A4用紙2枚で精一杯自分を表現するという課題が出されました。そこで中学校から高校にかけて、自分はこんなに成長したよと思うことを書いて、担任のフェローに提出したら「つまらない」と言われたことが印象的でした(笑)
フェローにどうすれば周りと差がつく文章が書けるのかを相談したら「絵梨香さんって挑戦者だよね」って言われたんです。自分だったらこうするかなという今まで思いつかなかったアイデアを出してくれて、自分の特性とあわせてPRしてみたらということを話していただきました。その時に挑戦者という言葉から挑戦者=プロジェクトXが私の中で自動的につながったんですね。フェローとそのテレビ番組の話で盛り上がり、プロジェクトXをもじった自己PR「エリジェクトX」を作成しました。それが実際にどう採点されたかはわかりませんが(笑)
「エリジェクトX」を作ったことで、最初に作ったものから見せ方を変えただけなのですが、自分の中で気分がとても上がりました。一次試験の合格発表後、二次試験まで1週間しかなく焦っていましたが、その時「エリジェクトX」を読み返したことですごく自分の心の支えになりましたし、自信を取り戻しました。フェローは一番頼りにしている両親とは違う視点からアドバイスしてくれたのでとても嬉しかったです。
2年生の時、成績が良かった模試の結果を見て、東京の大学に出願してみたらと言ってくれたのは、担任のフェローが初めてなんですね。その当時県外の大学の進学は考えていなかったので、フェローは新しい選択肢に気付かせてくれました。私のことをよくわかっていてくれているなというのがあって、例えば友人関係にあまりこだわらないとか、自分が納得しないと動かないとか(笑)。学習に関しても挑戦して成績を伸ばしたいという気持ちを理解してくれていて、受験の時もすごく応援してもらいました。
私は現在も友だちを作ることは正直苦手です(笑)第一学院に入るまでは、そのことを気にしていましたが、現在は、一人ひとり違う学校生活を送ることができる第一学院に入学したことで、一緒にいなくても他人と協力しなければならない場面でコミュニケーションを取ることが出来れば、それ以外の細かいことは気にならなくなりました。実際、1年生時の高萩本校でのスクーリングや文化祭などの学校行事、ホームルームの中で他の人とグループになって何かをやる際などでは、スムーズに周りの人とうまく関わることができていました。通信制高校だと友人関係が希薄になりやすいかなと思っていましたが、むしろさまざまなタイプの人がいて、こういう人もいるんだなと思えたことがとても大きいです。
さぁ、自分らしいミライを見つけよう
学校のことがよく分かる
資料をお届けします
資料請求
気になること、
すべて答えます
[ 中学生対象 ]
オープンスクール・
学校説明会申込み
1人で悩まずに、
気軽にご相談ください
個別相談申込み
(オンライン相談可)
電話でのお問い合わせ・ご相談はこちら 発信地域の最寄りの本校・キャンパスにつながります