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第一学院だから経験できた、企業を巻き込んで企画したバンドフェス。得た経験を活かして、将来は人に影響を与えられるクリエイターを目指したい。
内藤 大翔さん
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全日制の高校が合わず、第一学院に転入。インターネットで受ける授業だけではなく自分のペースでキャンパスに通学できるところに惹かれて入学を決めたそうです。
僕が通信制高校に転入した理由は大きく2つあります。
1つ目は、全日制の高校では学校に関わる時間が長いため、なかなか自分のやりたいことができず不満を感じていたことです。高校生のうちから、もっと外に出て活動していきたいと考えていた僕は、違う環境で挑戦したいという気持ちが出てきました。
2つ目は学校の課題をこなし続けるのが自分に合っていなくて、体調を崩したことです。以前通っていた高校は進学校に近く、日々たくさんの課題に追われ、睡眠時間を確保することができず、体調を崩してしまいました。自分とちゃんと向き合って、残りの高校生活を過ごしたいと思い、通信制高校への転校を決意しました。
いくつかの通信制高校を検討し、第一学院ではインターネットで受ける授業の他に、キャンパスでも授業を受けることができたので、そこに一番惹かれて転校を決めました。やりたいことも勉強も自分のペースで計画を立てて、自分の過ごしたい高校生活を過ごせることが第一学院の魅力です。
転入前の不安はとても大きかったのですが、実際に入学してみると全日制高校ではできなかった経験ができたので、今ではすごくいい選択をしたと感じています。
最初に親に転校したいと伝えた時は「もうちょっと通ってみない?」と言われて、夏休みまで頑張ってみたものの、体が追い付かなくなってきました。親もそれを見ていたので、「自分の力を発揮できて、きちんと伸ばしていける環境に身を置くことは大事かもね」と転校を理解してくれました。
一度選んだ高校を辞めて選び直すことになったので、転校を決めた後でも「本当に第一学院で良かったのか」「新しい環境でちゃんとできるのか」という不安を持っていました。しかし、第一学院に転入した今ではすごくいい選択をしたと思っていて、非常に満足しています。
第一学院では全日制高校に通っていたらできなかった経験がたくさんできました。地域を巻き込んだ取り組みが盛んで、周囲には通信制高校を理解して、良い印象を持ってくれている方が多かったので、大人の方とも仲よくなることができました。いい意味で、全日制高校とは世界が全然違うと感じました。
第一学院には、僕と同じように何かしらの悩みを持って転校してくる人もいて、同じ境遇同士すぐに仲良くなれました。通信制高校に対して、最初は「周りと交流はせず1人で課題をこなして単位を取って卒業する」というイメージを持っていましたが、すぐに払拭されました。
タブレットを使用するレポートは自分のペースで進められます。自分の好きなことに時間を使えるのが通信制高校のいいところです。
キャンパスへは週5日毎日通っています。その日によって授業は変わるので、今日はマイプラ(第一学院独自の個別最適化・自立型学習)がいいなと思ったらマイプラをして、この授業は出たいなと思ったら授業を受けています。
帰宅後は趣味のギターを弾いて楽しんだり、創作活動が好きなので、パソコンを使って音楽を作ったり動画制作をしています。家で趣味に没頭している時間はとても大切で、自分が一番生き生きしている瞬間だと思っています。
レポートはタブレットを使い、自分のペースで進められるので、僕にすごく合っていました。僕はスケジュールを立てるのが苦手ですが、提出すべきレポートの数を事前にリストアップして、イベントを企画する時間や自分の時間を確保するために考えながら進めていました。自由な時間を自分で作ることができるのは通信制高校ならではでないでしょうか。
高校生が運営するバンドフェスを企画。たくさんの苦労がありましたが、協力してくれた方や参加してくれた皆さんの想いに胸が熱くなりました。
今は高校生ばかりで行うバンドフェスの企画に取り組んでいます。昨年、第1回を開催して、今年で2回目です。
元々は僕が所属しているバンドの仲間が「ライブがやりたい」と言ったのがきっかけで、演奏サークルの友人と軽いノリで企画してみました。初めてのイベントだったのでフェローに相談したところ、ライブハウスの社長と知り合いだということが分かりました。社長に自分たちのバンドフェスをやりたいという熱意を伝えたらOKをいただけて、企画が本格的にスタートしました。
苦しいことも大変なことも山のようにありました。ライブハウス使用料、パンフレット費用などお金がどんどんかかってくるので、資金面を考えないといけません。浜松市内の企業さんを中心に協賛金を募って資金を集めようとしましたが、前例がないので8割くらいは断られてしまいました。しかし、「高校生が頑張っているから」と協力してくれる企業さんもいました。準備の間、体調を崩す時期もありましたが、それよりも自分自身で大きな企画に取り組んでいるというワクワク感だったり、イベントを楽しみにしてくれている演者さんやお客さんのために頑張りたいという一心で企画を最後までやり遂げました。
結果は大成功でした。自分が作ったものを楽しみにしてくれている人たちの気持ちを肌で感じて、泣きそうなくらい嬉しかったです。
今年も皆に喜んでもらえるよう頑張っています。
最終的な進路を決めるまで時間がかかりましたが、僕が影響を受けたように、将来は人に影響を与えられるような音楽や映像を作っていきたいです。
高校を卒業したら、東京の専門学校で映像制作を学ぶ予定です。最初は就職や起業を専攻する大学への進学を考えていましたが、自分は何が得意なのか、何が好きなのか、この先の人生で何をしたいのかを考えました。その結果、僕はクリエイティブに携わることが好きで、その中でも「映像」が自分に合っていると感じて、これからも続けたいと思い進路を決めました。
映像の世界を2年間学んで、その後は広告の仕事やミュージックビデオ、ライブの演出で使うような映像を作る仕事をしたいと考えています。映像や音楽への興味が僕を形成したように、僕も誰かに影響を与えられる作品を作りたいです。