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大阪・関西万博からロボットまで企画するプロデューサー 石川 勝さんによる「チャレンジレッスン」を行いました

各業界で活躍しているプロフェッショナルから学ぶ「チャレンジレッスン」(詳しくはこちら)。今年度第2回目のチャレンジレッスンも、全国のキャンパスからたくさんの生徒たちが参加し、双方向でのオンラインにて実施しました。今回は、2025年開催予定の「大阪・関西万博」プロデューサーの10人の中にも選出され、ロボット分野などもプロデュースしているプロデューサー/プランナー 石川勝さんを講師にお迎えしました。

 

前半は、万博や万博の歴史について、後半では企画を立て方についてワークを通して学んでいきました。オンラインなので、他のキャンパスから参加している仲間の発表を見ることができ、また、全国どこのキャンパスにいても講師からのフィードバックをいただくことができるため、更に学びが深まっていきます。

生徒たちは、最初は緊張していた様子もありましたが、後半では自由にたくさんのアイディアを発表してくれました!その一人ひとりの発表を通じてみんなの学びが更に深まる時間となりました。今後の仕事をする上でも役立つことが満載の授業でした!

石川勝さん、本当にありがとうございました。今後も、教職員(フェロー)一同、一人ひとりの成長と高校生活をサポートしていきます。

 




★石川 勝さんへインタビュー★

―チャレンジレッスンの授業を終えていかがでしたか?

普段は大学生や大学院生に専門的な話をしているので、高校生にどう話せばいいのかちょっと難しくも面白くて、楽しかったです。僕の質問に対して面白い答えをいっぱい書いてくれて、みなさん熱心に聞いてくれました。とても貴重な機会でした。

 

―印象に残ったことはありますか?

授業の中で、企画を立ててもらいましたがパビリオンのネーミングが印象に残りました。ちゃんとニュースを見て、万博に興味を持っていてくれてるんだなと思いました。

 

―高校時代にやっておいた方がいいことはありますか?

高校時代は将来を考える時間はたくさんあるし、可能性は無限に広がっています。ぜひ自立してください。自立とは、経済的自立や親元から離れて暮らすことではありません。他人の意見や世の中の慣習に折り合いをつけながらも、ぶれずに自分で判断し行動できる人が自立した人だと思います。

 

―現在の仕事をやっていてよかったと思う瞬間はありますか?

満足できる企画ができたり、クライアントが喜んでくれたり評価してくれたときは素直にうれしいですし、仕事を通じて新しいことを生み出したときにも喜びを感じます。2005年愛知万博で手掛けたICチップ入り入場券は特に印象深いですね。技術が世の中を豊かにする、みんながそんな風に思ってくれるきかっけになりました。

 

―現在進路に悩んでいる高校生や第一学院生にメッセージをお願いいたします。

「普段ついついやってることを仕事にするのがいい」と誰かが言っていて、本当にその通りだなと感じています。絵を描くとか、機械をいじっているとか心地のいい時間を職業にすればストレスなく生きられると思っていて、そうすると自然と進路を絞り込めるようになってくると思います。進路を考えるときによく出くわすのが、「何かがあったらどうするんだ、大学に行かないで将来就職できなかったらどうするんだ」と言われることです。日本は「何かあったらどうするんだ症候群」みたいなところがありますが、気にする必要はありません。決めるのは自分です。この先に何があるかも分からないなら、自分にとって心地いい仕事を目指していけば良いと思うし、本音では「そんなに焦らなくていいんじゃない?」とも思っています(笑)

 




★これまでのチャレンジレッスンの授業について★

・第一回(講師:プロトレーダー/YouTuber NOBUさん)の様子はこちら

※2022年度のチャレンジレッスンはこの後も、発明家、ポジティブ・クリエイターなどさまざまなジャンルのプロフェッショナルの講師の方をお迎えする予定です!

みんなでパビリオンのネーミングについて考えます♪
全国のキャンパスからたくさんの仲間が参加♪みんなの意見を聞くのも面白い!