在校生・卒業生の活躍
「全国高校生MY PROJECT AWARD 2021」にて文部科学大臣賞を受賞した、鈴木美緖さんに喜びの声をいただきました!
第一学院高等学校 郡山キャンパス卒業生の鈴木美緖さんが、「全国高校生MY PROJECT AWARD 2021」にて文部科学大臣賞を受賞いたしました!今回は、過去最多となる6225プロジェクト、16822名の高校生がオンライン参加で行われました中で、手話に興味のある中高生で「チームしゅわしゅわ」を運営している中で感じた想いを発表し受賞となりました。本当におめでとうございます!
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鈴木美緖さんに受賞の感想をインタビュー!
-このアワードに応募したきっかけは?
活動拠点であるコミュニティ・カフェEMANONのスタッフさんから教えてもらったことがきっかけです。初めはあまりやる気が出ませんでしたが、準備を行っていく中で自分の活動をまとめることができ本当に良い経験でした。
-受賞の報告を受けてどんな気持ちでしたか?
素直に嬉しかったです。そして何より今まで活動に関わってくれた人に直接感謝を伝えたいという気持ちでいっぱいでした。受賞式や振り返りが終わった後にすぐに会いに行き、感謝を伝えました。
-発表の初めに音のない世界を体験してもらう演出は、どんな意図があってチャレンジしましたか?
今まで活動の中でこだわってきたことは、マジョリティに相手の立場に立つ体験をしてもらうことです。それを10分間の中で伝え、さらに体験してもらいたいと思いました。そのために考えた演出が、初めに私が一言も話すことなく手話を使うという方法になりました。
-手話カフェの運営についてどのように運営しているのか教えてください
手話カフェは昨年の3月から活動を始めて、7月に「チームしゅわしゅわ」という団体を立ち上げました。メンバーは市内の中高生で計5名です。手話カフェの開催場所はコミュニティ・カフェEMANONで、活動資金につきましては、2021年度は白河市の地域づくり活性化補助金を使用して運営していました。運営工夫の発案や当日の流れは私が決めていて、当日までの準備や接客などはメンバー全員で行っています。
-成長のきっかけは「地域の人と関わるようになったこと」と発表の中でお話をされていましたが、例えばどのようなことがありましたか?
地域の中に手話で挨拶をしてくれる人が出来たり、写真撮影の際にハンドサインを使ってもらえるようになりました。また、多くの人から声を掛けてもらうようになり自分の生きている意味や地域の温かさを再認識できたことが自分自身の成長に繋がったと思います。
-卒業後は東京での大学生活となりますが、「手話カフェ」とはどのように関わっていかれる予定でしょうか?
手話カフェの活動を止めるつもりはありません。福島県白河市での活動は、後輩へと引き継ぐとともに長期休暇などで帰省をしてイベントを開く予定です。また、東京でもさらに進化させたイベントを開き、マイノリティへの想像・共感を広げる活動を行います。
-第一学院高等学校の後輩に向けたメッセージ
今やりたいことや楽しいことが、なかなか見つけられず苦しい思いをしている人もいるかもしれません。そんな中でも「これやりたい!」そんな小さな気持ちを大切にして、誰かに言語化してみてください。「やってみたい!」が私の高校生活を大きく変えました。高校生だからできないではなく、高校生にもできることは思ったよりもたくさんあります!これからの高校生活とにかく楽しく、新しいことに挑戦できるものになることを応援しています。
鈴木さんの活動がたくさんの方を笑顔にしていけるように、第一学院はこれからも応援したいと思います!
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★☆★ 全国高校生MY PROJECT AWARD 2021 ★☆★
文部科学大臣賞
「手話カフェ〜しゅわしゅわ〜」 第一学院高等学校 鈴木美緖さん
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※掲載の画像は、全国高校生マイプロジェクト実行委員会より許可をいただき掲載しております。