卒業式

第一学院では1人1人の生徒と向き合い、1人1人の生徒の幸福を願い、1人1人の生徒を育んでいます。

不安や悩みを抱えながら第一学院の門をたたいた生徒が、先生や先輩に見守られながら、
そして友人と支えあいながら、授業や学校行事など様々なことを体験する中で自分を好きになり、自分らしく第一学院を卒業します。
卒業式では多くの保護者や、中学校の先生、協力して頂いたエリアコンフィダントの方々などに祝福されながら、
未来へ向かって新たな一歩を踏み出します。第一学院はこれからも、「夢」を意識し、「夢」を持ち続けられるよう、
多様な状況にある生徒1人1人の「成長」をサポートしていきます。

※エリアコンフィダント:教育活動にご支援いただいている方

2019年度 卒業式の様子

2019年度の卒業式はコロナウイルス感染拡大防止のために、
対策を施しながら規模を縮小しての挙行となりましたが、
ウイルスを吹き飛ばすような笑顔とたくましい姿で新たな一歩を踏み出しました。

両親への感謝の言葉

卒業生代表 答辞

町田 遥香さん

冬の寒さが和らぎ、柔らかな春の兆しを感じるこの良き日に、私たち三年生一同は慣れ親しんだ第一学院高等学校を卒業する日を迎えました。ご多忙の中ご出席くださいました全ての皆様に卒業生一同心より御礼申し上げます。
私は中学生の時に人間関係に悩み、学校に通うことが嫌になり、中学校に通うのをやめてしまいました。同級生に会うことを恐れて、家から出られなくなった私は、幼い頃から好きだった歌をうたうこともなくなってしまいました。何もせずに日々を過ごす私を見かねた母が、中間教室を紹介してくれて、少しずつ外へ出られるようになり、両親に引っ張られながらなんとか第一学院高校への進学が決まりました。
入学したばかりの頃は、学校への苦手意識の強さからほとんど通学ができず、一年生のスクーリングでは、泣きながら家に帰ってしまう状態でした。そんな私も、先生方や友達、家族に支えられて、二年生、三年生では文化祭のようなイベントに参加するようになり、つらくて仕方なかったスクーリングも無事に終えることができました。
中学生の時にうたえなくなった歌も、今では人前でも楽しんでうたえるようになり、卒業後には専門学校で歌を学ぶことを決めました。
ずっと塞ぎ込んでいた私が、前を向いて夢を追いかけられるのは、第一学院で出会った先生方や友達、そして、両親が支え続けてくれたおかげです。
私が外に出られるきっかけになった中間教室の先生方や仲間、何度も連絡をくださって、どんな言葉を投げても受け止めてくれた第一学院の先生方、私の歌を応援して支えて下さった歌の先生、いろいろな悩みを相談しあえるたくさんの友達、そして誰よりも近くでどんな時も私を支え続けて、夢を応援し、温かく見守り続けてくれている家族、これまで関わってくださった全ての方にとても感謝しています。
本当にありがとうございました。
最後に、私たち卒業生を支え、温かく見守ってくださった保護者の皆様、先生方、全ての方への感謝の言葉を持ちまして、私の答辞とさせていただきます。

令和二年三月十四日
卒業生代表 町田 遥香

森本 怜さん

寒さの中にも春の訪れを感じる今日、私たち第一学院高等学校柏キャンパスの三年生は卒業を迎えます。新たな門出を迎える今、私の中には様々な感情が入り混じっています。友人たちと過ごしたにぎやかな日々は、私にとっての愛しい宝物です。そんな日々に別れを告げることに、一抹の切なさも感じます。しかし、第一学院での経験は間違いなく自分を成長させてくれたため、大変心強いです。そんな愛しさと切なさと心強さを感じながら、私たちはそれぞれの道へと向かいます。
第一学院での日々を一言で表すと、〝サバイバル〟です。大げさに思う人もいるかもしれませんが、私にとっての高校生活は波乱万丈でした。個性的な先生方との授業では、いつ自分に話が飛んでもベストな返しが出来るよう、一時の油断も許されませんでした。また、第一学院には個性の強いメンバーが多いため、その中で埋もれないようにと考えるうちに、自己主張が強くなっていきました。
時には困難に直面することもありました。個性や価値観の異なる人と関わる中で、対立や不満が生まれることは避けられません。初めのうちは相手を受け入れることが出来ましたが、自分の考えや思いが明確になるにつれてそれが難しくなるというジレンマが発生しました。高校生活最後の日である今日になっても、そのジレンマからは抜け出せていないというのが正直なところです。
しかし、この葛藤こそが自分を成長させてくれていると考えています。
第一学院での生活を通して一つ学んだことがあります。何だと思いますか?真実を教えましょう。それは〝自分の可能性を伸ばす〟ということです。学校での日常生活や行事の中で、自分たちの限界を感じることが何度もありました。自分の理想を諦め、妥協しなければならないのかと落ち込むこともありました。しかし信頼できる友人や先生方と協力し試行錯誤することで、理想に近づけ、納得できるクオリティを実現できることがわかりました。それからは〝まだもっとできる〟をモットーに向上心を持って前向きに物事に取り組むようにしています。
振り返ると、第一学院での生活は周囲の支えなしには成り立ちませんでした。私たちを鍛え上げてくれた先生方、私たちの勢いに気圧されながらもついてきてくれた後輩たち、今まで見守ってくれた両親に感謝しています。
怒涛の勢いで駆け抜けた高校生活を終え、私たちもマイクを置く日がやってきました。第一学院で得たものを糧に、日々成長していきたいと思います。今後の私たちの活躍に乞うご期待です。以上をもって答辞とさせていただきます。

令和二年三月十四日
卒業生代表 森本 怜

夏目 尚弥さん

だんだんと日差しが柔らかくなり、桜の蕾も綻ぶ今日という日に私たちは、第一学院高等学校を卒業します。本日は、私たちのために、このような素晴らしい式を開いてくださり有り難うございます。
一年生の八月に転校してきた私は、はじめ、週一日登校するのもままならず、結局ここでもダメなのか、このまま一生変われないんじゃないかと、諦めかけていました。しかし先生や家族、仲間など多くの方々が、私を諦めずに支えてくださったおかげで、少しずつですが、授業にも出られるようになり、精神的にも体力的にも成長していくことができました。
中でも、大きなきっかけとなったのは本校スクーリングです。当時の私にとって、四日間も大勢の生徒と共に過ごすということは、とても不安でしたが、勉強や食事など、共に過ごしていくうちに、会話も増え、打ち解けることができたのです。そして、それはその後の学校生活においても、大きな一歩となりました。
それから私は、大学進学という目標に向かって努力を重ねてきました。同じように、大学進学を目指す人もいれば、就職する、資格を取得する、毎日登校するなどこの第一学院には、様々な思いを持った生徒がいます。そして、それぞれが、それぞれの目標のために努力し、助け合い、高め合ってきました。
今日までの日々には、数え切れないほどの思い出があり、その一つ一つが私たちを成長させてくれました。今後、辛くて悲しくて、くじけそうになったり、道に迷ったり、立ち止まることもあると思います。そんな時、この第一学院での経験が、私たちを支え、導いてくれると信じています。この思い出を糧に前へ進んでいきます。
最後になりましたが、今、私たちがこの場にいられるのは、先生方をはじめ、在校生の皆さん、そして保護者の皆様の支え合ってのことです。心より御礼を申し上げます。本当に有り難うございました。

令和二年三月十四日
卒業生代表 豊橋

保護者・エリアコンフィダントの方のお声

卒業生 安達 亜矢さん

入学前は、勉強についていけるか、自分の弱い気持ちに負けないでいられるか、友達になじめるか不安でしたが、毎日学校に通っていくうちに、少しずつ人とかかわることの楽しさを知り、ボランティア活動に参加したり、検定を受けてみたりと色々なことに挑戦するようになりました。
そのような日々を過ごしていくうちに自分の弱い気持ちに向き合うようになり、素直に受け入れられるようになったことが成長した部分だと思います。
また、卒業というこの日を迎えられ、辛いときに支えてくれた両親、友達や親身になって下さった優しい先生方には感謝を伝えたいです。
これから新たな一歩を踏み出しますが、第一学院で学んだことを大学で生かして能力の往生につなげていきたいです。

卒業生保護者 安達 浩子

最初は、転校することに不安はありましたが、入学してから、友達や先生方の精神面・学力面でのサポートが手厚く、日々子供が毎朝元気に「いってきます」と自分から大きな声で出かける様子を見て安心してお任せできるようになりました。
枠にとらわれずひとりひとりの個性をとても大事にして、色々な方面から伸ばそうとしてくださる、とても素晴らしい環境だと思います。
子供も私自身も他ではできないような経験をさせてもらい、色々なことを吸収して自信と笑顔をとりもどしていったようにおもいます。
本当にこの子をこの学校に入れてよかったなと思います。
過去は過去でそれを大きな踏み台として、少しずつ上に伸びていっているような様子がうかがえるので、この第一学院で学んだ色々なことを糧に、自分の夢をおいかけて色々なことに挑戦していってほしいなと思います。

卒業生 堀口 七瀬さん

入学前は、自分が話しやすい人や同学年の人だけとかかわっていたのですが、月に1回のレクリエーションやボランティア活動を通して様々な人と話をするようになり、後輩とも積極的にかかわれるようになりました。
転校する前は、高校を卒業すること自体あきらめていたので、先輩や後輩、仲良くしてくれた友人と支えあいながら、この日を迎えられることができて本当に嬉しく思っています。
第一学院では、今までしてこなかった経験をたくさんさせてくれたおかげで、とても豊かな価値観をみに着けることができました。卒業後も色々なことに積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

卒業生保護者 堀口 秀樹

居場所がなかったうちの子を温かく見守ってもらいながら、かといって過剰に干渉することもなく、でも困ったときには助けていただけるような本当に温かい場所だったと思っています。
外にでたり元気に物事に積極的に取り組むというところから引いてしまっていましたが、自分の枠に、考えていることにとらわれずに色々な人と接する中で、色々なものの見方や意見を受け入れられるようになったということは一番大きく変わったところじゃないかなと思います。
私自身も、第一学院をみて、色々な子供たちがいて、色々なものの考え方があって、見た目や普通の流れにそって頑張っていくだけが自分の道を切り開くことじゃなくて、色々な方法があるんだなっていうことを学ばせていただきました。
新たな道に進んでいきますが、頑張るばかりではなく、周りをみながらちょっと息抜きをしたり、自分が考えていることと違う世界があるっていうことを第一学院で知ったと思うので、あまり視野を狭くもってがむしゃらにという生き方ではなく、余裕を持った生き方をこれからしていってもらいたいと思います。