第一学院*広島キャンパス:今悩んでいる方へ(在校生の保護者の方の体験記です)
こんにちは!通信制高校の第一学院広島キャンパスです。
在校生の保護者の方から、悩んでいる方々の力になれれば…と、ご自身の体験記をいただきました。
ご縁があって今このホームページを開いて見てくださっているあなたが
少しでも前向きに未来について考えられますように。
---------------------
今年5月に転学してきました高校3年の母です。鬱、パニック、過呼吸、動悸などなどあげればきりがないほど色んな症状が出始め、2月頃から学校に行けなくなり、毎日していた課題なども一切できなくなりました。大きなきっかけというのはなかったのですが、入学してすぐから学校が合わないのは親子で感じており、夜遅くに帰ってきて課題を深夜までするのが当たり前、「みんなの方が辛いから」と誰にも相談することができず、毎日が辛そうでした。春休みが終わっても行けそうにもなく、通信制の高校をネット検索して第一学院に二人で見学に来ました。私たちもすでに感じていましたが、これまでの経緯や心身の不調を先生にお話しする内に「とっくに限界を超えていたんだな」ということがはっきりと分かり、涙が溢れました。
娘は幼い頃から、自分に厳しく何にでも全力で向き合い、周りの小さな事にも気づいてしまう子だったので、無理をしてないか気にはかけていたつもりでしたが、こんなにボロボロになる前に何とかしてあげれなかった後悔で自分を責めました。しかし、勇気を出して面談に行ったことで、親子共々新しい道もある事を知り吹っ切れた気がしました。娘にとって転学は私が思う以上に勇気のいる決断だったと思います。
約2ヶ月の学校に行けない期間、夕方景色を見ながら散歩し2人で色んなことを話したり、好きなYouTuberの動画を一緒に見たり、ドライブに連れ出したりとそれまで忙しくて出来なかった事を沢山したのが良い思い出となりました。
転学した当初は、娘の人見知りな性格が気がかりで、馴染めるかどうか不安でした。しかし、転学して1ヶ月もすると徐々に友達もでき、先生方とも失礼ですが仲良くさせていただいているようで、毎日家に帰って楽しそうに学校の話をする娘を見て、本当に転校してよかったと感じています。最初は週1.2で登校できればと思っていましたが、今では学校が楽しいようで週5、6で登校しています。
娘の目標だった進学も無事決まり、将来の夢である教育に携わっていく仕事に少し近づけました。受験の際には、面接練習に何回も付き合って下さったり志望理由書を丁寧に添削してくださったりと、支えてくださったこと、とても感謝しております。進学してもまだまだ不安はつきまといますが、第一学院の友達や先生方との思い出や、第一学院での学びなどが、これからの娘の励みになっていく事と思います。
今これを読んでくださっている保護者様の中には、我が子の辛い様子を見て沢山心配し不安な日々を過ごしておられる方もいると思います。しかし、子供達には自分に合った場所さえ見つかれば、乗り越える力がまだまだあると思います。
娘も私もいつも気にかけてくれる先生方や、思いやりのある沢山の友達に出会えた事への感謝でいっぱいな気持ちで楽しく過ごしています。