地域で学ぶ コミュニティ共育

地域全体が学校。
たくさんの大人から仕事や社会を学ぼう。

高校生活での学びは「学校」だけには収まりません。第一学院高校では、地域全体を「学校」と捉え、学びの場を校舎だけではなく、地域全体へと広げていける機会を提供しています。社会に出て働く喜びや大切さ、そして地域につながりを持つたくさんの方々との出会いから生徒自身が気付き、自ら考え、他者理解を通じて協働する力を育ててまいります。

プロジェクト型学習 PBL × SEL

自分が“できること”“やってみたいこと”を
カタチにしよう。

“マイ感”を大切に、自己の課題や地域の困りごとに目を向け、その解決にチャレンジするのが、この「プロジェクト型学習(PBL)」。第一学院のPBLの特長は、SEL(Social Emotional Learning)をベースとしているところ。学習過程で、キャンパスの仲間や地域の方々とのコミュニケーション力、プレゼンテーションやディスカッション・21世紀型スキル・ICTスキルを身につけます。

夢授業

学力だけじゃない!未来を想像するさまざまな学び

地域の方や、あらゆる業界のプロフェッショナルな講師のお話を聞いて将来の夢や働く自分を想像してみましょう。

  • 能楽師の方のお話

  • 美術館の方のお話

  • アニメーション作家の方の
    お話

ボランティア活動

「ありがとう!」を体感

地域のボランティア活動やイベント活動に参加し、自分自身がたくさんの方に支えられていることを実感、自他肯定感を育みます。

  • 科学キッズフェスティバル
    でのボランティア

  • 市民まつり
    ボランティア

  • 環境ボランティア

Award

第一学院のボランティア活動が各地域で表彰されています!

  • 岡山キャンパス

    清掃ボランティア活動が岡山市くらしやすい福祉のまちづくりの優秀な取組みとして表彰

  • 立川キャンパス

    ゴミ拾いのボランティア活動で道路功労者建設局長賞を受賞

  • 新潟キャンパス

    清掃ボランティア活動で北陸地方整備局長賞を受賞

ジョブシャドウイング

「働くってどういうこと?」を知る

企業やお店などで、働いている大人の姿を観察する取り組みが「ジョブシャドウイング」。働く姿を観察したり、実際に仕事を体験することで「働く自分」の具体的なイメージにつなげます。

  • キャビンアテンダント
    業務見学

  • 印刷会社見学

  • 美容師体験

社会とつながる講座

主体的な学びを通して社会で必要となる力を身につける

自分が興味のあることや好きなことなどを起点に地域や社会と繋がる視点を育てる講座です。
自分の興味関心の領域における仮説を発掘・確かめる行動ができ、問題意識をもちながらフィールドワーク・調べ学習を行っていきます。主体的に学ぶアクティブラーニング形式の授業なので、問題を発見する能力、解決する能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などが身につきます。

Voice
  • 新山 楓雅さん

    仲間の存在が刺激に! チームでフードロスを考える

    僕は、「フードロス」(売れ残りや食べ残し、期限切れなどで、本来なら食べることができたはずの食品が棄てられてしまう問題)をテーマに選び、PBL に取り組みました。最初はひとりで調べ学習をしていたのですが、同じようにひとりで勉強している同級生がいることがわかりペアを組むように。その後、もうひとり、栄養学を学んでいる女の子が入ってきて、3人のチームになりました。仲間が増えることで新しい意見が出て来て視点が変わり、すごくいい刺激になっています。 3人で話し合いながら、これまでにさまざまな活動をしてきました。子ども食堂で働く人や小学校の先生に話を聞いたり、地元の小学生にアンケートを取ったり。食べ残しを回収して堆肥にしている工場を見学したときは、圧倒的な廃棄食品の量にびっくりしました。こうして、いろんな人に話を聞き、調査をして、「野菜の皮を使ったフードロス解決レシピを考えて、地元の子ども食堂に提案しよう」ということになり、現在は、レシピの完成に向けて奮闘しているところです!

  • 佐藤 千沙さん

    テーマについて知って欲しい!という思いでプレゼン

    公益社団法人長野青年会議所主催の「NAGANO 高校生政策コンテスト2021~きみのアイディアがまちを創る~」に出場し、最終の7 校に選ばれ「PBL 活動 みんなが主体! 長野をよくしよう」プロジェクトの成果をプレゼンしました。 テーマは、長野で問題になっている「鳥獣被害」。何度も打ち合わせをしてアイデアを出し合い、政策を考え、プレゼン資料を作成しました。同年代にとっては興味の無いテーマですが、コンテストでは第一学院生に向けて、「少しでもこのテーマを通して農家の方々に学んだことを届けたい!」という想いで発表しました。

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