「この学校なら続けられる」と自分の直感を信じて転入した第一学院。計画的に動くことが苦手だった自分が、うまく時間を使えるようになって驚いています。

栗田 純乃介さん

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Message

みなさんへのメッセージ

今の高校に合わず、他の学校に転校したい時、周りから色々なことを言われたり、人の目も気になると思いますが、その雰囲気に流されたまま続けても、いつか心が折れてしまいます。最後は自分の直感を大切にしてほしいです。

自分で決めた道であれば、大変なことがあっても頑張って乗り越えられるし、いい方向に進めば自信にも繋がります。周りの意見だけを鵜呑みにするのではなく、自分を信じるようにしてほしいと思います。

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高校進学後、同級生に馴染めず転校を決意。第一学院なら将来や卒業までのプランを想像できると感じたそうです。

高校1年生の秋頃に第一学院に転入しました。前の高校では、「自分は真面目なキャラでいないといけない」「真面目でいるためには、こういう行動をしないといけない」という考えに縛られていて、友だちと一緒にふざけたり、くだらない話をすることができず、同級生の輪に溶け込むことができませんでした。精神的に安定せず、自暴自棄になっていて、卒業できなくてもいいと考えていたのですが、そんな状況を見ていた親から「転校した方がいいんじゃない?」と提案されました。

別の学校への転校を考えた時、途中で辞めずに通学したい気持ちと、真面目すぎるところを少しずつ変えていきたい・高校生活をリスタートしたい気持ちがありました。色々な通信制高校を調べて相談に行きましたが、第一学院は生徒一人ひとりがきっちりしている雰囲気があって、将来のことや卒業するまでのプランを想像することができ、直感的に卒業できるという希望を感じたので、転校を決めました。

それでも、実際に第一学院に通い始めるまでは、新しい学校にちゃんと通学できるのかという不安が大きかったです。僕を含めて4人くらい同じ時期に入学したのですが、あまり踏み込みすぎない程よい距離感で接してくれたおかげで仲よくなり、一緒に授業を受けたり行事やボランティアに参加したりしました。今では友だちと一緒に高校生活を楽しく過ごせていて、転入して良かったと思っています。今の自分がいるのは、あの時親が転校を進めてくれたおかげです。

タブレットで進める授業は自分にピッタリのシステム。計画的な行動が苦手でしたが、第一学院に転入してから時間の使い方がうまくなり、自分でも驚いています。

第一学院は教科書とタブレットを見ながら自分で勉強を進めますが、特に何も不安や問題はなく勉強できています。授業の動画は最初に一気に全部公開されるのではなく、順番に開放されていくものなので、その公開スケジュールに合わせて、自分で計画的に授業を進めることができました。学習が進めやすく、僕に合ったシステムだと思いました。

元々スケジュール通りに進めることが得意ではなかったのですが、第一学院に転入してからは時間の使い方がうまくなったと思います。時間に余裕ができたのもありますが、「いつまでにこれを終わらせたら、後ですごく楽になる」と考えたらやる気が湧いてきて、自分で思っていた以上に動くことができました。自分では計画性のない人間だと思っていたので、びっくりしています。

授業でわからないところがあったらフェロー(先生)に聞くこともできますが、僕はわからなかったらすぐに自分で調べて解決して納得する、という進め方をしていました。

動画編集を始めたきっかけは成長実感発表会。心が折れそうなときは悔しさをバネにして取り組んでいます。

僕は創作活動が好きなので、成長実感発表会で使用する「自分がどう成長したか」という内容の、成長過程を見られるような動画を編集しています。前からオリジナリティのあるものを作ってみたいという欲があったので、動画編集はとてもいいきっかけでした。

その後も成長実感発表会や文化祭で、制作したミュージックビデオのような動画を流して、皆に見てもらいました。動画は褒められることが多かったですが、中には反響が良くなかったものもありました。その時は逆に「見てろよ、ここからすごい動画を作ってやる」と悔しさをバネにして、今でも折れずに動画編集を続けています。

卒業後は専門学校に進学します。たくさんの人を笑顔にするラジオパーソナリティになることが将来の夢です。

将来の夢はラジオパーソナリティになることです。今でも苦しんでいることなのですが、僕は人より敏感な部分があって、頭の中で連想ゲームのようにどんどんと言葉が溢れてくることがあります。悪いニュースを見た時に些細な繋がりで自分が昔やってしまったことや、マイナスなことがバーッと頭の中に浮かんで広がっていく感じです。

前はそれを断ち切ろうと思っていたのですが、面白い方向に連想ゲームができれば自分自身も楽になるし、言葉を考えている時間を使って人を楽しませることができるのがラジオパーソナリティの仕事なのではないかと思いました。

その夢を叶えるために、高校卒業後は東京にあるラジオパーソナリティを目指せる専門学校へ進学します。元々は大学に進学するつもりで、学校の合同説明会に行きました。専門学校は全く考えていなかったのですが、たまたま興味のある分野の専門学校のブースを見つけたので、詳しい話を聞きました。後日、東京まで体験に行って、ラジオパーソナリティやアナウンスを体験したり授業を見学したりして、「この学校で自分のスキルを磨いていけるんだ」と想像ができました。第一学院への転入を決めた時のように、「ここなら自分も頑張れるんじゃないか」という直感を信じます。

進学後は一人暮らしになるので不安はありますが、やりたいことのすべてが専門学校の2年間で学べるので楽しみです。