卒業生
中学のころからあまり学校に行けず、さらに高校に入学してすぐに入院を経験。退院後、第一学院に転校しました。転校して気づいたのは、前の学校と全然違うということ。よくある全日制高校では、生徒は「学校や勉強がすべて」になりがちですが、ここは自分のペースで勉強できて、勉強以外のことにもチャレンジできます。学校だけがすべてではないと気づけるから、「本当の自分」とちゃんと向き合って自分らしくいられた気がします。先生も「〇〇しなさい」と命令するのではなく、常に寄り添い見守ってくれます。ときには厳しいことも言われましたが、それは見捨てないで期待してくれていたからこそ。今思うとすごくありがたいです。
高校卒業後は大学に進学しました。そのとき熱中していたのが「ゴスペル」。第一学院在学中に参加したヤングアメリカンズでゴスペルにハマり、以来、教会に所属して歌うようになりました。大学卒業後も一度は就職しようと内定をもらっていましたが、夢を諦めきれず辞退。今はアルバイトをしながら、ソロシンガーとして活動しています。共同製作者の仲間もできたのですが、実はそのなかに第一学院の友人がいるんです。彼は作曲をしていて、レコーディングなどにも協力してくれています。
卒業後10 年経っても信頼して付き合える仲間がいるのは、とても嬉しいです。
僕には「子どもたちのカルチャースクールをつくる」という夢があります。今こうやってシンガーとして活動していられるのも、出会いやきっかけがあって、思う存分チャレンジできる場があったおかげなので、そんなコミュニティを子どもたちにもつくってあげたいです。そのためにも、今は僕自身を磨く時間。そしていつか、チャレンジすることの楽しさを子どもたちに伝えたいです。
以前、在校生の保護者会に卒業生として参加する機会があり、そこで保護者の方の悩みを目の当たりにしました。そして心配や不安が強くなるほど、「〇〇してほしい」から「〇〇しなさい」という脅迫になりつつあると感じました。その気持ちは分かりますが、できれば適度な距離感で見守ってあげてください。すべてに「YES」と言う必要はないですが、まずは一回受け入れてあげてほしいです。お子さんも「尊重してくれている」「理解してくれている」と安心して、自分らしくいられると思います。
インタビュー日時:2020年2月
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