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『将来なんて知らない』から、プロのクリエイターへ。僕の人生を変えた第一学院という転換点
山本 陸人さん
ゴミ箱から見つかった、自分にぴったりの「二刀流」
中学3年生の始め、まだ高校の進路について考えたくない時期に学校から配られたパンフレットの類を、実は一度ゴミ箱に入れてしまったんです。
それを母親が掘り起こしてくれて、「こんな学校があるよ」と教えてくれたのが第一学院を知ったきっかけでした。
実際に銀座キャンパスを見学してみると、一人ひとりの個性を大切にしてくれる雰囲気があり、eスポーツへの熱意や環境の良さが自分にぴったりだと感じました。
さらに、大好きなeスポーツに打ち込みながら高校卒業の資格も取れるという「二刀流」ができることが決め手となり、入学を決めました。
メリハリをつけた生活で、ゲームと学業を両立
自分のやりたいことに熱中できる一方で、高校卒業の資格が取れるという安心感があるのがこの学校の本当に良いところだと感じています。
ただ、やはりゲームの方が楽しくて優先したくなってしまいます。
毎日少しずつコツコツ進めるのは自分には合わないため、レポート課題に取り組むときは「1日にまとめて進める」というようにメリハリをつけています。
大会のスケジュールなどがない日を狙って勉強を優先するなど、自分で工夫しながら両立を続けています。
中学の頃は「将来のことなんて知らない」と適当に過ごしていましたが、高校に入ってからはプロ選手だけでなく、自分が今取り組んでいるクリエイターとしての道など、多様なビジョンが見えるようになりました。
そのおかげで将来に対する意識や価値観が大きく変わったと実感しています。
授業との出会いが、クリエイターへの道を開いた
実は、もともとはプレイヤーを目指していました。
しかし、1年ほど真剣に続ける中で「トッププレイヤーたちと肩を並べるのは厳しい、国内大会に出るだけでも今の自分には難しい」と、自分の限界を内心感じていたんです。
それでも「将来はどうにかしてeスポーツに関わる仕事がしたい」と思い、別の道も模索していたとき、もともと授業で触れていて面白いと感じていた「クリエイター」の分野が頭に浮かびました。
これがそのまま自分の仕事に繋がっていくかもしれない――そう気づいたことが、プレイヤーからクリエイターへと軸足を移す大きな転換点となりました。
現在は、ゲーム内のマップ制作を行うチームの一員として活動しています。
例えば、実際の室内を忠実に再現して、その中で鬼ごっこやバトルができるマップをチーム全体で作り上げています。
実際の現実世界のものとゲーム画面を見比べて、「うまく再現できた!」と実感できたときは本当に気持ちがいいです。
ただ、その理想の形にするために「作っては直す」を何度も何度も繰り返す作業は、やはり根気が必要で大変な部分でもあります。
合同トライアウト合格の裏側と、積極的なコミュニケーション
「合同トライアウト」を受けるときは、想像以上に緊張しました。
本番が近づくにつれて「自分が受けていいのだろうか」と自信がなくなったり、精神的に不安定になることも多かったです。
それでも「まだ高校生活の残り時間はある」と少し肩の力を抜き、それまで積み重ねてきた練習の自分を信じて挑みました。
合格をいただけた理由の一つには、クリエイターとしての実力を高めたことはもちろんですが、「積極的なコミュニケーション」があったからだと思っています。
受かったチームの代表が学校の授業に来てくださった際に直接お話したり、チームに所属している先生と日頃から対話して自分のことを認識してもらうように心がけました。
いくら技術や実力があってもしっかりとコミュニケーションを取ることが本当に大切だと学びました。
今後の目標は、チームのクリエイターとして活動を続けながら、チームや自分の知名度をしっかりと上げていくことです。
僕たちのチームでは、日本遺産をマップで再現して後世に伝えるような活動も行っています。
いつかは日本全国の世界遺産や有名な歴史的建造物をゲーム内で再現し、たくさんの人に発信できたら嬉しいですね。
先生や仲間との出会いがくれた、かけがえのない時間
第一学院に入ってからは同級生だけでなく、先輩や後輩とも関係なく毎日のように一緒にゲームをプレイしたり、真剣に物事に取り組める仲間ができました。
部活や授業、大会の練習など、人と関わるきっかけは「無限に」あります。
学校の授業も、ただ勉強するだけでなく工夫がいっぱいです。
例えばアンガーマネジメント(怒りの感情をコントロールする方法)を学ぶ授業では、「こういうときはどう怒りを抑えるか」をテーマにグループワークを行います。先生も一緒になって楽しみながら大爆笑で授業が進むので、いつも笑いが絶えません。
また、東京ゲームショーのような大きなイベントにただの観客として参加するだけでなく、運営側の裏側まで見せてもらう機会もありました。
業界のリアルを知るうえで、こうした経験は自分にとってかけがえのないものになっています。
先生方も、僕たち一人ひとりを真っ直ぐに導いてくれる素晴らしい方々ばかりです。
勉強で分からないところを聞けば丁寧に解説してくれますし、いつも楽しくて分かりやすい授業を考えてくれる先生たちには本当に感謝しています。
