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水族館の夢から「eスポーツ」の道へ。自分の「好き」を貫き、プロチームのバックオフィスを掴み取った軌跡
岡部 彩葉さん
水族館の夢から一転、親を説得した「自分の意志」
幼稚園の頃からずっと「水族館の飼育員になるんだ」と決めていて、そのまま動物飼育・水族館関連の高校に進む予定でした。
でも、中学校の部活でちょっと心が折れてしまって。
そんな時にYouTubeでゲーム実況を1人で見ているうちに、「eスポーツのプレイヤーになったら面白いのかな」と急に関心が向いたんです。
もちろん、それまで家庭ではずっと水族館の道だと思われていたので、両親にはすごく驚かれましたし、特に父親からは「今まで10何年言ってきたのに、数年で終わっちゃうんじゃないか」と大反対されました。
それでも「どうしてもこの学校に行きたいんだ」という想いを伝えるために、自分で理由をまとめてプレゼンして、必死に説得しましたね。
それまでパソコンゲームすら触ったことがなかった私が、一歩を踏み出す大きな挑戦でした。
第一学院を選んだ決め手と、大好きな学校生活
eスポーツが学べる学校を探す中で、第一学院高等学校の銀座キャンパスを選んだのは、まず「設備が綺麗で、KONAMIという信頼感があること」でした。
さらに、オープンスクールで先輩と後輩の関係性やしっかりしている雰囲気を感じ、「ここならちゃんとした環境で頑張れる」と思ったのが決め手でした。
入学後は、自分の好きなことに熱中できる一方で、「レポート課題を計画的に進める」「ゲームと学業、親との約束のバランスを取る」という難しさもありました。
でも、昼休みに毎日お母さんが作ってくれる美味しいお弁当を食べたり、好きなアニメのパーカーがきっかけで友達ができたりと、オンとオフをしっかりと切り替えながら充実した毎日を送っています。
学校の先生も、機材トラブルのときなどでもすぐ頼れる「信頼できる大人」ばかりで、本当に心強い存在です。
プレイヤーから「バックオフィス」の道へのシフト
もともとはプレイヤーとして活動したいと思って入学しました。
でも、1年ほど真剣に続ける中で「プレイヤーとしての実力には限界があるんじゃないか」と内心感じていたんです。
そこで、チームの合格という目標を達成するために「自分にできる別の道はないか」と考えた結果たどり着いたのが、チームの運営や裏方として支える「バックオフィス」という役割でした。
チームの合同トライアウトを受けるときはすごく緊張しましたが、「チームが何を求めているのか」「自分が入ることでどんなメリットがあるのか」を徹底的に考え、自分の価値観や熱意をぶつけました。
中学校の頃からパワーポイントで発表する機会が多く、プレゼンや資料作りが得意だったことも、ここでしっかりと発揮できたと思っています。
結果として練習生として合格をいただけたときは本当に嬉しかったですが、「受かった後こそが大事」と気を引き締めて今後は活動に励みたいと思います。
自分らしく生きる強さをくれた場所
この学校に来て一番変わったのは、自分の「自我」がしっかり持てるようになったことです。
小・中学校の頃は周りの人の機嫌や目をどうしても気にしてしまっていたのですが、今は「周りを見つつも、自分はこうしたい」と自立できるようになりました。
時には悔しくてたくさん泣いたり、怒ったり、笑ったり。
自分の「好き」や感情にこれほど熱中できる場所は他になかったと感じています。
今後の目標は、eスポーツに関わる仕事やゲームクリエイター、イベント関連の道へと進んでいくことです。
大学進学も含めて、自分の可能性をさらに広げていきたいなと思っています。
