成長実感発表会

第一学院の「成長実感発表会」

自分が興味を持った事柄をテーマに設定して学びを深め、
プレゼンテーションや資料の展示などで、年に2回、学びの成果を発表しています。
日々の生活で感じる「成長実感」を自信に変えてさまざまなことにチャレンジしていくための、
第一学院の特色ある取り組みの一つです。

発表の様子(2023年度後期 成長実感発表会)

生徒の声

秋田キャンパス

「現状の再確認に繋がった、進路に関する展望の発表」/大渕 心春さん 昨年よりも進路に関する具体性が自分の中で増していき「今何をどれくらいするのか」が明確になってきたので、今年は自分の希望進路について発表することにしました。
1年生の時は進路について何も決まっていない状態でしたが、自分の好きなことや得意なことをどういった形で活かしていけるのだろうと考えるようになり、専門学校という存在を知り、少しずつ目標地点が明確に定まるようになりました。
また成長実感発表会を経て、自分以外のことに目を向けて探求することの面白さを改めて実感するきっかけになりました。周りの友人がどういったことを考えているのか、どういったことに興味があるのかなど、これまでは見えなかった部分が見えた友人もいて、発表は本当に驚くほどあっという間でした。
来年は自分の周りにも目を向けて、社会問題に関して調べるだけでなく、しっかりと意見を述べられるような発表が出来れば良いなと感じています。

 

湘南藤沢キャンパス

「自分の成長実感」/加藤 悠希さん 前期の成長実感発表会(9月)で勉強面やピアサポート活動やサークル活動すべてにおいて成長したいという想いから「自分を超えていく」という目標を掲げ、今回はそれに対しての行動と行動して得られた成長実感について発表しました。発表に関しては、全員の目を見ながら伝えることを意識しました。また、発表スライドは文字を少なくしました。声で説明を行い、スライドは目で楽しませられるように工夫しました。
サークル活動では軽音サークルでボーカルにチャレンジしたり、「CLUBCEO」等の様々な活動に参加しました。様々な経験や様々な人とかかわることにより、物事を多面的にとらえて考えることができるようになりました。
今後は、ただ活動に参加したりするだけでなく、「コミュニケーション能力を身につけたいからレクリエーションに参加してみる」など自分の成長を具体的に「意識」して何事にもチャレンジしていきたいと思っています。

湘南藤沢キャンパス

「イラスト成長記録」/八島 麻陽さん 前期の成長実感発表会(9月)では自分で描いたデジタルイラストをSNSに投稿し、フォロワーを増やすことを目標に掲げ、その結果と至った原因を今回発表しました。
発表に関しては結論から話をしたり、背景やフォントで視覚的に訴える等聞いている人にとってわかりやすい発表を心掛けました。また、相手の立場に立って聞きやすい面白い発表は何かを考え、創意工夫を重ねました。
結果的にフォロワーを増やすことができませんでしたが、なぜフォロワーが増えなかったのか、「いいね」が多い発信にどのような共通点があるのかを考えることができ、学びにつながったと感じています。今回の成長実感発表会でこれからの目標についても発表したので今回の学びをこれからの目標達成にいかしていきたいです。

湘南藤沢キャンパス

「1年間の振り返り」/澤 ひかりさん 入学から1年間の成長を含めた振り返りをテーマに発表しました。日ごろからなにか活動するごとにライフログを書きまとめており、そのライフログを見てもらいながら発表しました。
もともと好奇心旺盛な性格でしたが、中学校時代は自粛等で思うようにやりたいことができずにフラストレーションが溜まっていました。そこで様々なことにチャレンジしやすい環境として第一学院高等学校に入学しました。入学後はアルバイトを始めたり、料理や写真等にもチャレンジし、趣味や活動が多くなったことで日々がさらに充実しています。
様々なことにチャレンジすることにより、まだ明確には決まっていませんが、一層高校卒業後の進路について考えられるようになったこと・アルバイトを通じて経済力が身についたことがこの1年間の成長だと感じています。
今後も勉強をおろそかにせず、日々の活動と両立できるように意識して行動していきたいです。

浜松キャンパス

「フラワーロスについて」/長田 莉奈さん・芳野 夏楓さん・鈴木 佑奈さん 長田さん:あまり人と話をすることが得意ではなく、昨年は話し合いの際に発言をすることが難しかったので、「今年は積極的にプロジェクトに参加しよう」と決めて参加し、以前より自分の意見を言えるようになりました。発表は緊張しましたが、前を向いて堂々と話すことができたと感じています。

芳野さん:仲良しのメンバーだったので、話し合いの際に盛り上がりすぎてしまって、なかなか進まないという課題がありました。楽しく取り組むのもいいのですが、PBLの時間は遊びの時間とは切り替えて動けるような声掛けを行ったところ活動がスムーズに進むようになりました。発表のときは緊張することなく、自信をもってみんなに伝えることができました。

鈴木さん:昨年はPBLに取り組むことが難しかったのですが、今年は参加することに決めました。お花屋さんに取材に行くなど、地域との交流を行い、自分の活動範囲が広がったと感じています。発表は2回目。前回は原稿をあまりしっかり読むことができませんでしたが、今回は緊張しながらもしっかり読むことができました。

浜松キャンパス

「神風特攻隊について」/池谷 虹輝さん・杉山 隼都さん 杉山さん:神風特攻隊について聞いたことはありましたが、もっと知ることができたらいいなと思ってプロジェクトに参加しました。調べるうちに戦争の大変さや過酷さを知り、隊員の人たちのすごさを感じました。以前はマイクを使って話すことに苦手意識がありましたが、今ではみんなの前に出てもすらすら話ができるようになりました。今回の発表は成功です!

池谷さん:プロジェクトを通して戦争の悲惨さを知り、当時の人の頑張りに感動し、さらに興味を持ちました。調べ学習を行うのは最初は大変でしたが、活動を通して継続力がついたと思います。人前に立つのことは得意ではないのですが、伝えたいことは伝えられたと感じています。前回の発表と比べると、原稿をあまり見ずに前を向いて話ができました。

最新情報!2023年度成長実感発表会

ステップを積み重ねて、さらなる成長へ!

第一学院では、生徒が日々の生活で感じる「成長実感」を大切にし、その「成長実感」を自信に変えてさらなるチャレンジができるよう 、生徒 ・保護者・学校一体となった取り組みを行っています。
その取り組みの一つが「成長実感発表会」です。発表のテーマやスタイルは、キャンパス・個人によってさまざま。発表会当日はキャンパスの友人やフェロー(教職員)はもちろん、保護者や地域の方々にもご参加いただいています。
一人ひとりの発信、そして周りの方々からのフィードバックにより、自己の成長を感じ、さらなる成長につながります。

学びの記録は「e-ポートフォリオ」に蓄積

第一学院では、学習の記録や振り返り、課外活動での成果物などを一人ひとりがデータで記録しています。蓄積したデータは成長の実績と経過が見える”自分の作品集”「ポートフォリオ」として、「成長実感発表会」での活用はもちろん、進路選択の際にも役立つ、学び や活動の証明になります 。もちろん「成長実感発表会」での学びも蓄積していきます!