成長実感発表会

第一学院の「成長実感発表会」

自分が興味を持った事柄をテーマに設定して学びを深め、
プレゼンテーションや資料の展示などで、年に2回、学びの成果を発表しています。
日々の生活で感じる「成長実感」を自信に変えてさまざまなことにチャレンジしていくための、
第一学院の特色ある取り組みの一つです。

発表の様子(2023年度前期 成長実感発表会)

生徒の声

宇都宮キャンパス

「ピアサポについて」/山形 脩太さん 友人の誘いでピアサポーターに入り、自分自身大きく変わることができたなと思ったので、このテーマを選びました。以前は人前に出ることを避けがちだったのですが、何度かピアサポに参加する度に自分に対する自信がついてきました。今ではリーダーをやっており、オープンスクールでは撮影を担当しています。
第一学院に転入するまでは、夢がなく、なんとなく先生に進められた大学に進学するような気持ちになっていました。転入後は、自分の自由にできる時間が増えたので、趣味のイベントに参加するようになりました。イベントに参加するうちにやりたいこと(舞台作り)が見つかり、舞台作りを学べる専門学校に進学することにしました。
来春には卒業ですが、それまではピアサポとして活動し、仲間を増やしていきたいと思っています。

 

宇都宮キャンパス

「2年生になってからの生活と進路について」/藤川 知優さん 進路を考えたときに生活を改めた方がいいことに気付き、変化を感じているため、今回の発表テーマに選びました。
わたしは将来小説家になりたいと思っているので、小説さえ書ければ進学はしなくていいと思っていたのですが、小説家になるための専門学校があることを知り、進学したいと思うようになりました。しかし、1年生のときの夜型の生活リズムだと通学が難しくなることに気付いたため、今年度から朝型の生活に変えました。朝型の生活にしたことで、学校も含めて外出の機会が多くなり、楽しいこと・やりたいことが増え、精神的にも安定してきたと感じています。まだまだやることはたくさんあるので、将来のためにも様々な事に挑戦していきたいと思っています。

宇都宮キャンパス

「入学前と入学した後の生活とピアサポ活動 ~今までを振り返って~」/加藤 聖夢さん 中学校のときと高校に入ってからで、自分の生活が一変したのでこのテーマにしました。
わたしは、中学生のときは周囲の人に不安を抱き、ほとんど学校に行っておらず、ゲームをしている事が多かったのですが、高校に入ってからは周りの人が優しく、個性豊かで面白いことが分かり、通学できるようになりました。勉強もあまりしていなかったのですが、学校に行くことで少しずつ手を付けられています。人との交流が楽しいので、先輩や同級生と一緒にピアサポーターの活動にも参加しています。少しずつ自分が変われていることが分かり、毎日が充実しています。
自分の未来のために頑張って行動力を高めたいと思っているので、もっと積極的にいろいろなことに取り組んでいき、周りの人との交流を深めて、楽しく学校生活を満喫します。

松山キャンパス

「ピアサポを始めて」/山本 真聖さん 今回発表したのは、私が所属しているピアサポに関することです。ピアサポとは何か、ピアサポは何をするのかなどの内容を発表しました。発表はオンライン参加の人にもわかりやすいように、zoomを使ってスライドを画面共有しながら発表しました。
私は中学生の頃体調を崩していて、夜に週1回ある中学校に通えていない人を対象としたものに3年間登校していました。第一学院に入学してからは体調もしっかり回復し、今では週5日登校のコースを選択しています。2年生になった時にピアサポに参加し、今では私がリーダーになりました。オープンスクールの補助として参加して、中学3年生にしっかりサポートしています。これからもピアサポのリーダーとして、他のピアサポーターを導いていけるように頑張りたいです。

熊本キャンパス

「自分からコミュニケーションを取れるようになったところに成長を実感しています!」/島﨑 楓さん 前回は先輩方の発表を見ているだけでしたが、いろいろな発表があって、自分はどんな発表をしようかとその時から楽しみでした。今回選んだテーマは「2年生を紹介しよう!」。動画編集が得意だったので、みんなを紹介する動画を作ってみたいと思い、周りの友人たちに声をかけてみました。動画編集の経験者が何人かいたのでその人たちには編集を、他の子にはインタビューを担当してもらって全員に仕事がいきわたるように工夫しました。準備期間が短い、かつチームのメンバー数が多い中でどう情報共有をして準備を進めていくのか・・・。計画を立てて、夏休み中もZoomを使ってオンラインで話し合いをしました。紹介に使用するため一人ひとりの写真を撮ろうとしたのですが、登校のタイミングが合わない子たちもいて、アバターを代用として作成したのですがとにかく時間に追われて大変でした。不安はたくさんありましたが、みんなで素晴らしい作品を作り上げられて本当にうれしいし、みんなに感謝しています。
私はもともと人見知りでコミュニケーションが苦手で、発表メンバーの中には初めて話す人もいて緊張しました。でも、話し合いの中でその人自身が見えてきて、もっと話してみたいなって自分からコミュニケーションを取ろうという意欲が出てきたところに、自分自身の成長を実感しています。次の発表会ではもっとアプリなどを使い慣れて、動画編集技術を上げていきたいと思っています。司会にも挑戦したいと思っています!

熊本キャンパス

「グループ発表と司会に挑戦。友人との仲も深めることができた!」/石井 真人さん 今回、グループ発表のほかに司会を担当しました。最初は緊張してうまく話せなかったり、思い通りにいかなかったりしました。でも時間が経つにつれてアドリブが利くようになって、みんなの発表に対して感想も言えるようなりました。午前と午後を比べると全然違うと思います。1日の中でも成長を実感できましたね。
グループ発表では、メンバー全員で集まれるタイミングが少なく、みんなで手分けして準備をするとなると提出期限を過ぎてしまうメンバーもいて苦戦しました。それでも、グループLINEを作って発表外のことを話したり、カラオケに行ったりして仲を深めることができたのがよかったです。台本やスライドを作り技術も成長できたと思います。
次回の成長実感発表会でも司会をしたいと思っています。前回はグダグダだったけど、今回は成長してうまくなっているなって、観客みなさんにも感じてもらえるように今から考えておきたいと思います!

最新情報!2023年度成長実感発表会

ステップを積み重ねて、さらなる成長へ!

第一学院では、生徒が日々の生活で感じる「成長実感」を大切にし、その「成長実感」を自信に変えてさらなるチャレンジができるよう 、生徒 ・保護者・学校一体となった取り組みを行っています。
その取り組みの一つが「成長実感発表会」です。発表のテーマやスタイルは、キャンパス・個人によってさまざま。発表会当日はキャンパスの友人やフェロー(教職員)はもちろん、保護者や地域の方々にもご参加いただいています。
一人ひとりの発信、そして周りの方々からのフィードバックにより、自己の成長を感じ、さらなる成長につながります。

学びの記録は「e-ポートフォリオ」に蓄積

第一学院では、学習の記録や振り返り、課外活動での成果物などを一人ひとりがデータで記録しています。蓄積したデータは成長の実績と経過が見える”自分の作品集”「ポートフォリオ」として、「成長実感発表会」での活用はもちろん、進路選択の際にも役立つ、学び や活動の証明になります 。もちろん「成長実感発表会」での学びも蓄積していきます!