レポート
「Philippines Online Study Abroad(フィリピンオンライン留学)」を実施しました!
第一学院で毎年実施している海外短期体験留学。今年度はオンラインで開催しました。
Philippines Online Study Abroad(フィリピンオンライン留学)は、異文化理解・英会話レッスン・現地フィリピン人との交流などを中心としたプログラムです。
★異文化理解
日本とフィリピンの違いについてのオリエンテーションから始まり、フィリピンの文化や歴史、近年の社会情勢について学びました。日本とフィリピンの経済成長率や平均年齢、国民性の違いについてなど、異文化の理解を初日から深める事ができ、生徒たちの意欲も高まっていました。
★英会話レッスン
現地の先生がとてもフレンドリーで、緊張していた生徒たちもここからは、とても楽しそうに学んでいました。レッスン内容も様々で、プレゼンテーションのプログラムでは、学んだことを発表する場もありました。
★NPO法人ユニカセ・ジャパン理事長の中村八千代さんによる講演会
フィリピンの抱える課題について、恵まれない環境下で暮らす青少年たちの自立を支援するNPO法人ユニカセ・ジャパン理事長の中村八千代さんからの講義もあり、より深くフィリピンについて学ぶ機会になりました。(ユニカセ・ジャパンの詳細については| uniquease)
最初は緊張した面持ちの生徒たちでしたが、現地の方等とのコミュニケーションを通して、徐々に緊張が和らぎ、楽しみながらすべてのプログラムを終えることができました。
生徒たちは3日間のプログラムを通じて、語学力だけでなく、異文化に触れることにより自身の視野や知見を広げる機会となりました。
★参加した生徒のコメント★
▼埼玉キャンパス 2年生 関矢 莉久さん
中学校まで日本に住んでいた外国人の友だちがカナダに帰ってしまい、会えなくなってしまいました。その友だちに会うためにカナダに行きたいので、英語の勉強に力を入れています。オンライン留学の話を聞いて、面白そうだし英語を話す機会になると思い、申し込みをしました。
初日は「通じなかったらどうしよう」という思いや怖さもあり、簡単な内容でもあまり積極的に発言することができませんでした。一緒に受けたみんなも緊張しているようで、口数が少ない感じでした。そんな中、自分が先生に当てられたので、文章を声に出して読んでみたら、まず読んだことを褒めてくれました。頑張りを認めてくれるので、だんだんみんな打ち解けてきて、2日目以降は最初から話をすることができていました。プレゼンは、フィリピンの方も聞いているし、英語で上手に表現することは難しいかと思っていましたが、チャレンジしてみたらちゃんと伝わっていたようで嬉しかったです。
申し込む前は「ちょっと怖いな」「恥ずかしいな」「ミスしたらやばい」と思うかもしれないけれど、参加者のみんなが「英語を勉強したい」という同じ目的をもっているので、間違えても笑ったりしません。フィリピンの先生も優しくて、楽しく学べるので、迷っている人は参加してみてください。
▼横浜キャンパス 1年生 Fさん
わたしは人見知りなところがあり、英語も得意ではないので「オンライン留学は自分にはまだ早いかな?」と思い、申し込むかどうか悩みました。でも、過去の回に参加した人の感想を読み「みんな不安な気持ちは同じなんだ」と感じて、思い切って参加しました。
最初は話せるかどうか不安でしたが、先生はフレンドリーで分からないところは日本語で説明してくれたので安心しました。また、フィリピンの方が日本語で名前を呼んでくれたときに嬉しかったので、自分も勇気を出してタガログ語を話してみたら喜んでくれて、話すことに自信が持てました。実際に留学するのは大変だけれど、オンラインの留学なので参加もしやすく、緊張や不安が少しずつ少なくなりました。
人と話すことが苦手なわたしですが、他のキャンパスの人と話すことができたし、外国の人と話すことが好きなので、次は今回より上級者クラスで参加したいと思っています。
第一学院高等学校では、生徒の成長のため今後も体験チャレンジプログラムを実施していきます。
今後も、教職員(フェロー)一同、一人ひとりの成長と高校生活をサポートしていきます!