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- 【第一学院☆式典】~卒業証書授与式 答辞~
博多キャンパスブログ
- 2022.03.17
こんにちは、第一学院博多キャンパスです!
先日、卒業式が行われました。
感染症拡大対策として規模縮小しての式でしたが、
地域の方々にもたくさんお越しいただき、温かい卒業式を行うことができました。
ご参列してくださったみなさま、ありがとうございました。
また、卒業していく先輩たちを見送る為に、在校生も主体的に関わりました。
卒業していく生徒たちは、それぞれの場所で自分のペースで頑張って欲しいと思います。
以下は卒業生代表の答辞となります。
早春の候、桃の節句も過ぎ、いよいよ春を迎える季節となりました。
本日は、感染症の影響により、卒業式が縮小される学校もある中、
私たち卒業生のためにこのような卒業式を催して頂いたこと、
心から感謝申し上げます。
また、お忙しい中、足を運んでいただいたご来賓の皆様、ありがとうございます。
先程、在校生から心動かされる送辞をいただきました。
私たち卒業生一同、ただ胸を熱く、感動するばかりです。
今こうして振り返ると、博多キャンパスでの日々が、
まるで昨日のことのように思い出されます。
三年前の春、私はこの第一学院高等学校に入学しました。
入学前にあったオープンスクールで、はじめて第一学院高等学校の先生方に出会い、
いい意味でこんな先生がいるんだと衝撃を受けたのを今でも覚えています。
私もこんな大人になりたいと思い入学し、
新しく始まる学校生活に胸をふくらませていました。
入学前にあった高校生活準備講座のおかげで、
学校には慣れた状態で、不安はなく入学しましたが、
最初の頃は気の合う友達ができず、悩んだりもしました。
また、私は自分の気持ちや意見を相手に伝えることが苦手だったため、
本音で話し合える友達はできないかもしれない、
少し話せる人がいたらいいな、くらいに思っていました。
しかし、第一学院高等学校でしか体験できない授業やピアサポート活動を通して、
その考え方が大きく変わったと思います。
コミュニケーション講座やレクリエーションを通して、
たくさんの人と話をすることができ、
そこで周りの人の良さを知る事ができました。
たくさんの人とかかわっていく中で、
次第に私は、気が合うということが全てではないということに気が付きました。
性格や考え方が違うからこそ新しい発見ができ、新しい経験ができます。
相手のことを認め、尊重するということを大切にするようになり、
徐々に交友関係が広がった気がします。
また、ピアサポート活動のみんなのおかげで、
自分の気持ちや意見を少しずつ相手に伝えられるようになりました。
周りにどう思われるかが怖くて、自分の気持ちを伝えることが苦手だった私ですが、
周りの人が否定せず、肯定して受け入れてくれたおかげで変わることができました。
そして今では、とても尊敬できる友達がたくさんできて、毎日が楽しいです。
そんな考え方もあるんだ、と日々気付かされることが多く、
周りの友達から勉強させてもらってばかりです。
趣味も違う、性格や考え方も全く違う、
そんなたくさんの人達と仲良くなり、出会うことができて良かったと心から思います。
色々な面で、考え方を変えてくれて、自分自身を大きく変えてくれた、
第一学院高等学校、そして先生方や友達が大好きです。
私は今日、この学校を卒業しますが、またいつか、
胸を張って会えるように、自分の選んだ道を一生懸命歩んできます。
在校生の皆さん、今日は私たち卒業生のためにありがとうございます。
これから楽しいこと辛いこと本当に色々なことがあると思いますが、
後悔しないように楽しい学校生活を送ってください。
そして、今度、入学してくる新一年生を温かく迎えてあげてください。
先生方、今まで私たちに優しく、
時には厳しく指導して下さり、本当にありがとうございました。
先生方の言葉で何度も何度も救われました。
本当に感謝しています。
また、成長した姿で会えるように進学先でも頑張ります。
そして、いつも私の近くにいてくれたみんな。
みんながいたからここまで頑張ることが出来ました。
めんどくさいね、と言いながらも毎日頑張っていた日々がなくなることが、すごく寂しいです。
たくさんの思い出をありがとう。最高の友達です。
最後になりましたが、私たちは、この第一学院高等学校に入学し、卒業できることを誇りに思います。
校長先生を始め、諸先生方、本日ご列席いただいた皆様の、
ご健康と御多幸をお祈りし、答辞とさせて頂きます。
卒業生代表
想いがつまった答辞。