第一学院から新潟産業大学へ。父の地元の活性化に貢献したいという目標に向けて、様々な学びと経験を積んでいます。

PROFILE

新潟産業大学 経済学部 文化経済学科 在学中<取材時>

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日々新たな出会いのあるキャンパスで、その瞬間しかできない経験を全力で吸収。

第一学院には高3の春に転校しました。受験が近づくにつれて、周りの雰囲気についていけなくなって。学校に行かず塞ぎこみがちでしたが、将来の為にも高校は卒業したいという気持ちがあったので、思い切って環境を変えてみようと思いました。通信制高校のパンフレットを取り寄せて、何校か見学にも行きましたが、僕の人柄を褒めてくれる第一学院の先生に温かみを感じて転校を決めました。話をしていく中で、「性格いいね」って言われたことが単純に嬉しかったですね。第一学院に転校してからは毎日キャンパスに通うようになりました。新しい環境で新しい友達との出会い一つ一つが楽しくて、逆に今日行かなくて、その瞬間の貴重な出来事を共有できないのが嫌だなと思うくらいに。
スクーリングは印象に残っています。友達とお泊まり感覚で遠いところに行くことが新鮮でした。スクーリングでは持っている単位数によって空コマができるんですけど、その間に他キャンパスの人と話したりして仲良くなりました。初対面の人とたくさん出会い、お話することができるスクリーングの環境では、コミュニケーション能力が培われていっているなと刺激的でした。

まちづくりを学び、地方社会を守りたい。そんな思いから新潟産業大学 経済学部 文化経済学科への進学を決意しました。

父の実家が長野で、小さい頃から年に数回、帰省していたのですが、毎年帰省する度に商店街からお店が減っていく光景を目にしていました。寂しいなという感情とともに、なんとかしたいな、と思うようになりました。僕が在籍している文化経済学科では、地方のまちづくり活性化や観光地域づくりを学ぶことができます。大学で学んだことを糧に、将来は長野の街の発展に貢献したいなと思います。
新潟産業大学は、第一学院と提携しているというパンフレットを見て興味を持ち、僕が学びたいことともマッチしていたので、ちょっと遠いけど、父と一緒にオープンキャンパスに参加しました。実際に先生や先輩とお話ししてみると話しやすく、とても楽しかったことが印象に残っています。今はまだ基礎講座ばかりですが、2年生になるとまちづくりや地元とのつながりを重視した専門的な授業が多くなってくるそうなので、今から楽しみです。

大学ではライフセービング部に入部、新たな分野にも積極的にチャレンジ!

大学では、ライフセービング部に所属しています。最初は話を聞くだけのつもりで軽い気持ちで見学に行ったのですが、海で監視や救助活動ができるライフセーバーの資格を取ることができると聞き、人の役に立てるのではないかと思い入部を決めました。僕は入部するまであまり泳げなかったんですが、この前「ライフセーバー(ベーシック)」の資格取得に挑戦。受験資格に400メートルを9分以内で泳ぎ切らないといけないという決まりがあったので、泳ぎ方の基礎から教えてもらって毎日練習を重ねました。現在は、さらに上位の資格に向けて頑張っています。
他にも、ビーチフラッグス競技にも力を入れています。ビーチフラッグスは、遊びと思われがちですが、ライフセービングにおいて重要な走力や反射神経を鍛えるためのスポーツなんですよ。僕も最初は和気あいあいとやるのかと思っていたけれども全然違って、初めは驚きましたね。

柏崎市とのボランティア活動で、地域社会との繋がりを学んでいます。

学友会にも入っているんですけど、主に地域のボランティアに力を入れています。高校生の頃も同じようなボランティア活動の経験はあったんですけど、大学生になると規模も大きくなり、また企業周りなども自分たちで行ったりするので、責任も重大になります。大学の所在する柏崎市と協働する機会も多く、市の一大イベントである「風の陣」というお祭りでは、学友会も一体となって運営に参加しています。いろいろな世代や立場の方との交流があるので、礼儀を身に付けることができたり、自分から動くことの大切さを学ぶことができました。
他にも、オーブンキャンパスの運営なども行っています。新産大に少しでも興味がある方は、気軽にキャンパスへ遊びに来てくださいね!

みなさんへのメッセージ

僕は新潟産業大学周辺の、のどかな環境がとても気に入っています。都会では味わえない人と人との繋がりの深さを身に染みることができますね。人口が少ないからこそ特に横の繋がりを大切にしているんだなと思います。また、第一学院出身の子もたくさんいるので親近感がありますし、地方から来ている人もたくさんいるので、色々な方言や地方の文化に触れることができます。新たな出会いのきっかけもたくさんあるので、自分から行動を起こして、人との繋がりを大切にしていこうと思っています。皆さんもコミュニケーションを取るのが苦手だと思っている人は多いと思いますが、そんなに難しく考えず、とりあえずまずは誰にでも積極的に話しかけてみてはどうでしょうか。話しかけられて嫌だと思う人はいないので。最初は勇気がいると思いますが、まずは一歩踏み出して、頑張ってください!

インタビュー日時:2019年10月