金沢キャンパスブログ

「命の大切さを学ぶ」講座

10月13日(火)元警官の茂 幸雄さんによる

~福井県 東尋坊「ちょっと待ておじさん」のメッセージ~


今回は夢授業にて元三国警察署副署長の茂幸雄さんにお越しいただき「命の大切さ」について講話していただきました。


茂さんは、福井県警で48年間勤務され、東尋坊での自殺希望者の救出につとめ、定年後にNPO法人を

立ち上げました。彼が助けた方は現在までに700人以上にものぼるそうです。


現在はSNSが急速に普及しており、SNSでは様々な声が聞かれます。

SNSで「死にたい」というのは、助けて!というヘルプを求めている声だということを

お話していただきました。


今回のお話の中で、

「1人で悩まず第三者に助けを求める」

「生きていれば、生きていてよかったと思えることがかならず来る」

という言葉が生徒達の心にとても響いたようです。


学校の授業だけでなく様々な人たちの話を聞くことで、

「視野が広がったり」

「自分自身を見つめ直すきっかけ」となったりします。


〈生徒たちの意見や感想〉

・ただ「死ぬな」って声をかけるだけの人だったらここまで聴き入ることはなかったなかったと思う。実際に何人も助けて、救って、その歩みがあったからこそ自分もこの人の言葉は信じれるものだと感じた。 (2年生 女子)

単に「死ぬな」と言うだけでなく、その先のフォローがあるところに責任を感じました。 大きな耳で十四の心で「聴く」という言葉に多くの命を救ってきた先生の言葉の重みを感じました。(1年生 男子)






茂さんを囲んで
質問する1年生渡邊君