金沢キャンパスブログ

日本銀行 金沢支店長からの特別授業

地域の様々な大人たちと触れ合おう!

9月26日(火)に、日本銀行金沢支店の宮田慶一支店長にお越しいただき、日本銀行支店長の仕事やプロフィール、そして日本銀行全体の仕事について語っていただきました。

 最初に宮田支店長は、若い頃はラグビーに打ち込んでいたこと、そしてアメリカに留学中の経験について話をしてくださいました。留学中には、周囲とのコミュニケーションで苦労することも少なくなかったようですが、カンボジアでの大量虐殺から逃れてきた留学生と会い、その苦労の多い生い立ちとそれに負けないで頑張っている姿に衝撃を受けたそうです。そして、恵まれた環境にいる自分は世のためになる仕事をしなければならないとの思いを強くし、日本銀行で働くことを決意したそうです。本当に非常に有意義な話をしていただきました。

 次に日本銀行の役割について、優しく分かりやすく生徒たちに教えていただきました。最後に生徒たちからの様々な質問に答えてくれました。「お札の顔は誰が決めるのか?」「50円や5円の硬貨に穴が空いているのは何故か?」「古くなった紙幣は、どうするのか?」等々。生徒たちの一つひとつの疑問に、宮田支店長は懇切丁寧に分かりやすく返答していただき、生徒たちも非常に感動しておりました。今回の特別授業を実現すべく協力していただいた日銀金沢支店長の秘書の方、そして宮田慶一支店長、本当にありがとうございます。感謝です。

 第一学院高校では、「地域そのものを学校」として、コミュニティ共育の取り組みをしています。

<生徒たちの意見・感想>

・「宮田先生は、スポーツマンの雰囲気を感じさせる方だった。日本銀行の役割がよく分かった」(2年生男子)。

・「世の中が安定して上手く行くように、日本銀行が様々な工夫をしていることが理解できました」(1年生女子)。

宮田慶一支店長を囲んで記念写真。
宮田慶一支店長の講話。
宮田慶一支店長の講話。
熱心に聞く生徒たち。