名古屋キャンパスブログ

フィールドワーク【名古屋市美術館】

「名古屋市美術館」にてフィールドワークを実施しました。
学芸員(美術館職員)のお仕事を拝見し、美術館を運営する裏方のお仕事などについて説明を受けました。
生徒たちは、質疑応答などを含め、終始、真剣な眼差しで、熱心に学習活動に取り組みました。


名古屋市美術館では、学芸員さん以外にも、さまざまな職員の方々が働いておられます。
今回は特別に、事務局、学芸員の研究室、美術品の搬出入口、会議室、空調集中管理室、警備室など、
美術館を運営する裏側をたくさん拝見しました。
さらに、展示室、ミュージアムショップなど、来館者の皆さまを実際に受け入れる施設での
お仕事についても教えていただきました。

質疑応答では、コロナ禍により入館者数の減少についてのことや、名古屋市美術館で収蔵している
最高金額の作品などについても教えていただきました。
最高額の絵はなんと約6億円の作品で、シャガールの「二重肖像」という名画でした。
丁度、この日は展示室で出展されていました。

また、この日は特別にアメリカの国民的な画家の一人、グランマ・モーゼス展も
無料で鑑賞させていただくことができて、とても勉強になりました。

 今回のフィールドワークでは、たとえば、絵画のもつエンターテインメント性だけではなく、
幅広い学びの機会となり、感性を高める機会をご提供いただきました。
美術館職員のお仕事内容の幅広さや、そのやりがい、喜びについてもよく分かりました。

生徒からの声では、
短い時間でしたが、とても深く濃い内容を学ぶことができ、「ほんまもん」の感動体験をする機会となりました。

この度のフィールドワークでご協力いただきお世話になった名古屋市美術館の職員の皆さま、
ほんとうにありがとうございました。