ジョブシャドウイング~神戸新聞社 編~
神戸の地元紙と言えば、神戸新聞。
阪神・淡路大震災の時にも休刊することなく新聞の発行を続け、被災地の現状を日本中に知らせてくれました。
その神戸新聞社へ6月18日(木)、ジョブシャドウイングに行ってまいりました!
まずは新聞社の概略と新聞が発行されるまでの流れを教えていただきました。紙面を手元に、どのような配慮をして新聞が作られているのか順を追って見ていきました。
次に制作の場に入り、記事の入力作業を体験。
この日の実際の紙面に自分で考えた見出しを入力し、自分だけの「神戸新聞」を作りました!
今から20年前、私たちが住む地域は大きな災害に見舞われました。在校生が生まれる前のことです。
記憶にはない大災害ですが、親や親戚、先生、周囲の人たちから教えられ伝えられ、この地に住む若者たちはそれを実際に体験したかのように感じています。そして、その「つながり」が神戸を愛する気持ちを強めています。
神戸新聞社に展示してある1995年1月の阪神地区・淡路島の惨状を伝える紙面は、私たちが今ここに生きていることの大切さを知らせてくれます。
そして、事実と真実を社会に伝える「新聞」というメディアの重要性と、それを作り出す新聞社の方々の真っ直ぐな思いを目の当たりにしました。
当たり前のように毎日手元に届く新聞。その「当たり前」がどんなにか掛け替えのないことのか、改めて考えさせられた1日でした。
神戸新聞社のみなさま、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。