金沢に池田香代子さんをお招きしての特別授業
ベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の池田香代子さんに学校にお越しいただきました。「池田香代子が伝えたい想い~アウシュビッツから日本へ~」と言うタイトルで特別授業をしていただきました。池田香代子さんはドイツ語翻訳家として、もともとはグリム童話の翻訳をライフワークとしておられますが、哲学入門書「ソフィーの世界」翻訳で200万部のベストセラーを出し、その後も「世界がもし100人の村だったら」の再話でベストセラーを出されています。また最近は、フランクル「夜と霧」の本を新翻訳して、その本も40万部とよく読まれているそうです。池田香代子さんは、アウシュビッツの強制収容所の話、そしてご自分の叔父さんが戦争中に特攻隊だったことを話され、人の命の大切さ、そして何よりも平和が尊いものであることを強調されました。当日は、毎日新聞や北陸中日新聞の記者の方も取材に来られ、池田さんの話に熱心に耳を傾けておられました。また池田さんのお話に感動したと言ってくれる生徒もいました。池田香代子さん、わざわざ金沢までお越しいただき、本当にありがとうございます。
<生徒の声>
・「あらためて命の尊さや生きている事の素晴らしさを、池田先生の授業で身に染みて感じました」(2年生女子)。
・「池田香代子先生が、<夜と霧>の本の一節を紹介していただき、非常に心に刺さりました。人の命の大切さを再確認できました」(2年生男子)。