名古屋キャンパスブログ

Feelnote 生徒のライフログ紹介

第一学院高校では、生徒に自分自身の成長を感じてもらうように
「Feelnote」を使用しています。

生徒は、ライフログに思い思いの投稿をし、
ポートフォリオにまとめることもあります。

大学入試では、学力試験ではなく、
「ポートフォリオ入試」が行われるなど、

人間性や成長を評価する機会も増えてきました。
自分自身の成長を実感して、表現できる力をつけてほしいです。

今回は、成長著しい生徒の投稿をご紹介します。
12月に転入してきた女子生徒です。
本人の許可を得て全文公開します。
彼女の心の変化や成長がよくわかる内容です。


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今日はヤングアメリカンズの1日目に朝から参加させていただきました。
私は、カメラをつけてのズームの参加は初めてで、
しかも他のキャンパスの生徒さんや外国人のキャストさんと顔を合わせることはとても緊張しました。
でもその緊張は一瞬でとけました。 ワークショップが始まった瞬間代表者のアメリカ人の方が勢いよく英語で話し始めたり、
カメラを向けられたキャストさんが順番に歌ったりと序盤から活気のある雰囲気ですぐにとけ込むことができました。
画面越しなのにここまで一体感ができることにびっくりしました。次にダンスをしました。
私はダンスが本当に苦手なのですが、何度も自由に自分を表現してという言葉通り音楽に乗って
みんなで踊ったら完璧に踊れなくてもとても楽しかったです。
でも来月のズームまでには形のあるダンスにしたいです。次に歌を歌いました。
洋楽とディズニーの英語版を歌いました。 全部英語で全く歌えませんでしたが、
キャストさんの全身を使ったディズニーキャラクターのような歌い方を見ていたら
自分も自然と体を動かして簡単なフレーズは歌うことが出来ました。
キャストさんも言われてましたが、まずは深く考えるより体を動かしたり、声を出して参加すると
その世界観に入ることが出来ました。次にそれぞれのカラーのグループに分かれて、
今の自分でいられている特別なものや自分にとっての人生のお祝い事についてを一人一人紙に書いて
発表をグループ内で行いました。私は赤グループでした。 私は「自分の家族」と書きました。
今の自分がいるのはいつも一番の味方でいてくれる家族のおかげなので家族と書いて発表しました。
他の参加者の方は「このワークショップの参加者と出会えたこと」や「自分の誕生日」など、素敵な意見を沢山知れました。
このようなことは普段の生活でじっくり考えたことはなかったので自分にとって特別な時間になりました。
また、私は全く英語が理解出来ないけれど英語が好きなので、外国人のキャストさんの言ったことを
直後に日本語で翻訳する日本人のキャストさんに驚きました。
それと同時に私もすぐ翻訳できるくらい英語力を伸ばしたいと思いました。
この経験はこれからの英語に対するモチベーションにも繋がりました。
今日体験したことをライフログで文章で書きましたが、このワークショップショップは普段出会うはずのない人達と一緒に
一つの作品を作り上げることによって言葉では表せない特別な何かを感じることができると思います。
なので今回参加することが出来て本当に良かったです。明日も楽しみたいです。

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 今日はヤングアメリカンズの2日目を行いました。 2日目は新しい曲と動画撮影を行いました。
まずは、ディズニー映画のモアナのダンスを踊ったり、曲に合わせてアメリカの手話を体験しました。
次に1日目に練習したダンスと歌の動画撮影を行いました。画面越しで会ったこともないし、
数時間という短い時間しか共有しなかった人達でしたが、この動画を撮り終わったらこの曲を一緒に練習することは
もうないんだなあと思い悲しかったです。でも、動画撮影では完璧なパフォーマンスは出来なかったけれど
みんなと一つの音楽ができて心から楽しいと思えたし本当に感動して涙が出ました。 また、直接会ってみんなで舞台に立って
パフォーマンスをしたら、もっともっと感動して素晴らしいものができるんだろうなと思いました。
私は、小さい頃から音楽が大好きで楽器を演奏することしか特技がなかったので将来の夢もプロの演奏家か
音楽の先生になりたいとずっと思っていました。 そして中学校から始めた吹奏楽が大好きになり高校も音楽コースがあって
吹奏楽が日本一強い強豪校に進学しました。でも吹奏楽部の想像を越える練習の厳しさと音楽に対しての厳しい考え方や
自分のミスで演奏が台無しなってしまう怖さに耐えられなくなって辞めてしまいました。
そして、転校してからは楽になりましたが、吹奏楽と関わることもなくなり正直寂しかったり、
あんなに好きだった音楽をしてない自分が情けなかったです。 もう一度音楽に関わりたいと思いましたが、ミスをして
演奏を台無しにしてしまうことがトラウマになってしまって複数人で音楽をすることが怖くて挑戦する勇気が出ませんでした。
でも、ヤングアメリカンズに参加させてもらい久しぶりに沢山の人と音楽をして、
やっぱり自分は音楽が好きだという気持ちを思い出すことができました。
また、「失敗しても良いから自分らしく音楽をする」というキャストさんの言葉に救われて今までの音楽に対しての
不安がなくなったような気がしました。この音楽は吹奏楽とは少し違うと思いますが、みんなと曲を作り上げているとき、
自分が今まで音楽を心から楽しいと思っていた気持ちが蘇ってきて本当に嬉しかったです。
音楽は言語の壁を越えるコミュニケーションだと思うし、自分や周りの人の人生を豊かにできると思います。
これからは、ヤングアメリカンズで学んだ音楽のように自由に自分らしい音楽を奏でたいです。
明日から今まで演奏していたピアノやトランペットに再挑戦しようと思います。
私はこの2日間で今までの音楽人生に対する後悔やわだかまりを少しなくすことができました。
そして、一つのことをみんなでやりきる嬉しさだったり達成感を改めて感じることが出来ました。
また、人と人との出会いの大切さを学ぶことが出来ました。そして、何事も恐れないで挑戦する勇気を学びました。
ヤングアメリカンズに参加させてもらったことに本当に感謝しています。 この2日間は私のこれからの人生の一部になりました。
来年ももし開催されたら迷わず参加したいです。 貴重な時間を与えて下さって本当にありがとうございました。