神戸キャンパスブログ

神戸キャンパス総選挙(18歳選挙権 模擬選挙)

10月22日(金)、しました。

「総選挙」といっても、某アイドルグループの人気投票ではありません。
選挙権年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が成立したことを受けて、現在の高校2年生も来年から選挙に参加することになりました。

そのため、前もって「選挙」とは何なのか、ということを知ってもらうためにこの「総選挙」を開催したのです。

「神戸キャンパス 総選挙」の内容は、先生たちがという二つの政党を立て、政策およびマニフェストを公表します。それを生徒たちが自分で判断し、投票するというものです。
10月1日の後期始業式で各党のマニフェストを公表し、告知期間が始まりました。

は学校生活に潤いを呼ぶのは恋愛である、という考えを基本に様々なイベントをの実現を目指す党です。
は友情こそが人間関係を深くし、友情を育むことが学校生活の活力になる、という理念の党です。
各党はポスターや個人演説などを行い、票の獲得に励みました。

もちろん不在者投票も行います。選挙当日、どうしても参加できない生徒は10月19日~22日の間に投票できます。

今回の選挙の目的は、投票する権利をしっかり理解するためです。選挙権を得るということは社会や国の将来を決定する義務も得るということです。自分たちがこれから生きる社会を作っていくという気持ちをしっかり持ち、複数の政党の方針・内容を自分の考えで判断する大切さを実感してほしい、という気持ちから総選挙を実施しました。

投票用紙・投票箱・記入台などは神戸市中央区の選挙管理委員会に貸し出していただき、実物を使用しました!

選挙当日の4時限目に公開討論会を行い、各党の熱い弁論バトルが繰り広げられました。生徒も先生達の熱演ぶりに影響され、質問を投げるという一場面もありました。

討論会後に投票、即日開票し、結果は・・・

「自由恋愛党」・・・8票
「友達第一党」・・・31票
無効票・・・・・・2票

という結果になりました。

権利を得るということはそれに伴う義務も発生します。
今回の「総選挙」を通して、それを身近に実感したのではないでしょうか。

さて、みなさんでしたらどちらの党に投票しますか?

自由恋愛党党首の演説
友達第一党党首の演説
両党首に鋭い質問を投げかける