秋田キャンパスブログ

第3回「高校生と地域で創造する元気ムラ」

   馬場目・杉沢地域の清流の会と秋田県活力ある集落づくりと協同で行っている「高校生と地域で創造する元気ムラ」。3回目となった今回、生徒たちは、これまで以上に主体的に活動をしました。
  この日は、友愛館でスタート。まず、班に分かれそれぞれテーマを持って取り組んでいるプロジェクトについて、リーダーからその目的と進捗を報告しました。地域の皆様からご意見、ご質問をいただき、今後の活動内容について具体的に考えられるようになりました。
  続いて、馬場目地域杉沢集落のムービーをつくる映像班は、友愛館近くにある杉沢山神社へ。清流の会の石川さんに神社と、それに関わる村の歴史を教えていただきました。一方、他の生徒は恋地ときめき農園に行き、落花生、コハゼ(ナツハゼ)の収穫を手伝いました。
 午後は、昼食の後、「盆城庵祭り」について話し合いをしました。毎年、盆城庵で催されるこの祭りに、今年から生徒たちが参加をさせていただくことになりました。「自分たちに何ができるのか?」「祭りにいらした方が楽しんでもらえる企画は?」 生徒たちはワークショップをひらき、地域の方のご意見も伺いながら、互いに考えたことを話し、発表しました。このような地域の祭りに企画から関わらせていただくのは、はじめてのことです。活き活きとしていた生徒たちの発言や表情を見ると、祭りの日がとても楽しみです!

生徒の感想

☆祭りに向けてみんなで意見を出す際、地域のみなさんにも積極的に意見をいただけた。回数を重ねるごとにみんなの元気ムラへの気持ちが増しているのが、しっかりと分かる。これからもリーダーとしてまい進していきたい。

 ☆私が今日学んだことは小さなことの大変さです。今日こはぜの収穫をしましたが、小さな実を壊さないように慎重にやると時間がかかり、でも丁寧にやると実が壊れてしまいました。結局私が一時間で採れたのは、1キロにもならない量でした。売る時は何十キロと聞き、本当に大変な作業だと思いました。 

 盆城庵祭りは11月16日(日)に開催されます。次回はそのレポートをこちらでお届けします。
 また、本活動は秋田県のがんばる農村漁村集落応援サイトにある「産地直送ブログ」でも紹介いただいています。そちらもぜひご覧下さい!…第1回活動第2回活動
 

プレゼン後、地域の方に意見をいただきます。
神社では杉沢の歴史に触れました。
土の中の落花生を見るのははじめて!
ブルーベリーに似ているコハゼの実。
大きいあけびがとれました!
くりぃーーー!!
ワークショップ。地域の方と考えます。
ワークショップ発表。それぞれのグループで違った意見が出ました。
今回も楽しく活動できました!ありがとうございます!ヽ(´∀`*)ノ