転校前は人付き合いが苦手でしたが、今では友だちができて学校生活を楽しめています。勉強やボランティア活動、サッカーの練習をしながら、将来の夢である救急救命士になるために、第一学院で頑張っています。

PROFILE

第一学院高等学校 仙台キャンパス 2年生(2024年2月取材当時)

詳細を見る

体調を崩して全日制の高校から第一学院へ転校。「フットサルサークルで全国一位を取る夢を叶えたい!」と話してくれました。

以前はサッカーのスポーツ推薦で全日制の高校に通っていました。しかし、寮や学校でつらい目にあって体調をくずしてしまい、1年生の11月から学校にあまり行けなくなってしまいました。12月に通信制の高校への転校を考えて第一学院のパンフレットを取り寄せたところ、フットサルサークルがあって全国大会もあるというのを見ました。前の高校に進学した時の夢がサッカーで全国一位を取ることだったので、高校が変わっても自分で決めた夢は変えたくないと思い、第一学院への入学を決めました。

中学生の時は、両親にはあまり相談せず、自分の意思で進学先の高校を決めたので、転校の相談をしたら「せっかく入学した高校を本当に諦めていいのか」と言われました。でもその時は学校に行ける状態ではなかったので、このまま登校できずに高校を卒業できなくなるのも嫌だと思いました。「今の自分を変えたいから転校したい」と懸命に両親に想いを伝えたところ、最終的には理解してもらうことができました。

最初は不安でしたが、無理なく自分の体調に合わせて登校できています。明るくフレンドリーなフェロー(先生)のおかげでキャンパス生活を楽しめています。

最初は、新しい学校に対して不安しかありませんでした。体調を崩してからの私は、人が多い場所が苦手で行くことができませんし、人の声が聞こえると気分が悪くなってしまうこともあります。起き上がることができない日もあるので、「家にいて大丈夫なのかな」と焦ったり、自分で計画的に学習を進めていけるのかという心配がありました。

しかし、第一学院に転校し、キャンパスに通ううちに、不安も徐々に感じなくなりました。その日の体調で登校するかどうかを自分で決めることができますし、勉強も自分で期限を設定して「ここまでやったらケーキを食べられる」など、目標を決めて進めています。気分を変えるために場所を移動して勉強することもあります。最初はフェローと話すときさえ怖いと思うことがありましたが、だんだんと慣れてきて、今ではフットサルサークルの先輩とも仲良くなることができました。明るくてフレンドリーで積極的に話しかけてくれるフェローばかりなので、キャンパスでの生活を楽しめています。

勉強、フットサルサークル、ボランティア活動、クラブチームの練習など、計画を立てながら充実した日々を過ごしています。

キャンパスに行く日は朝7時に起き、9時頃にキャンパスに到着して、そのまま14時まで勉強やボランティア活動をしながらキャンパスで過ごしています。夕方は友だちと遊んだり買い物をしたりして家に帰ります。帰宅後はごはんを食べてお風呂に入って、お母さんと一緒にドラマを見たり友だちと電話してから寝ています。

キャンパスに行かない日でも朝7時くらいには起きて飼っている犬の散歩に行ったり、テレビを見たり、好きな裁縫をしたりして過ごしています。最近では成長実感発表会が近いのでその準備や、ボランティアで使う資料を作っています。また、サッカーのクラブチームに所属しているので、多い日は週に3回ほど練習に参加しています。小さな子から高齢の方まで年齢層が幅広い女性のチームで、みんなで楽しく練習に取り組んでいます。

犬が好きで保護犬のボランティア活動に積極的に参加しています。生徒間で活動内容を決めて取り組み、達成感があります。

私は犬を飼っていて、元々犬が好きなのですが、ボランティアをしたいと思っているときに、フェローから勧めてもらって保護犬のボランティアに参加しています。みんなの意見をまとめたり、協力企業やボランティア先の人と話をするなど、リーダー的な役割をしています。最初からリーダーに任命されたわけではないのですが、頑張って活動しているうちに自然と今の役割になっていました。

企画などボランティアの活動内容はすべて生徒で話し合って進めるのですが、フェローに決めたことを報告すると「もっとこうした方がいい」「こういうことができるのではないか」など様々なアドバイスをしてくれます。以前、ボランティア先の方から、「わんちゃんの名前が入っているバンダナを作ってほしい」と頼まれて、布を一から集めて手作りしてお渡ししたことがあります。すごく喜んでもらえましたし、私自身も嬉しくて達成感がありました。

困っている人を助けに行きたい。そんな想いで救急救命士を目指しています。留学や海外での活動にも興味があります。

将来は救急救命士になることが夢です。きっかけは小さな頃からずっと大好きなアンパンマンです。困っている人のところに駆けつけて助けるアンパンマンを見て、私も負傷した人のところに行って救護して助ける救急救命士になりたいと思いました。今は救急救命士に関係する学科がある大学を調べていて、オープンキャンパスに行く学校を選んでいるところです。

あと、英語が好きなので海外旅行や留学をして、現地の人と話をしてみたいです。救急救命士の海外研修がある大学があるので、そこも検討しています。

また、第一学院ではオンライン留学を行っているので、詳しく話を聞いて参加を考えてみようと思います。

みなさんへのメッセージ

私は行きたいと思っていた高校に入学したのに、途中で諦めてしまいました。精神的にも身体的にも大変なことがありました。今でも乗り越えられたわけではないですが、高校を卒業したいという気持ちと、少しでも将来の夢に近づきたい気持ちから、第一学院で頑張れています。

みなさんも無理をしないでほしいですし、学校を選ぶときに「この学校だったら頑張れそう」と思うところを、ホームページや資料を見て調べたり、実際に足を運んで先生の話を聞いたりして、自分に合う学校に行ってほしいです。

第一学院の授業は動画なので家でも勉強ができますし、キャンパスには行きたいと思えるタイミングで行けるのが特徴です。フェローが優しくサポートしてくれる環境なので、気になったら入学を検討してみてください。もし、入学したらフットサルサークルにも入ってほしいです!