自分の体の調子に合わせて、場所を選ばずに授業が受けられる。大学進学をサポートしてくれる第一学院で、夢の実現に向かって頑張っています。

PROFILE

宇都宮キャンパス2年生(2023年9月取材当時)

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第一学院への入学の決め手は、通信制高校の中でも大学進学のサポートが充実しているところでした。

元々は中高一貫の学校に通っていたのですが、中学2年生のときに体を壊してしまい、別の高校への入学を検討しました。塾の先生から、私に合いそうな学校をいくつか勧めてもらって、4校の見学に行きました。通信制高校というと、就職や専門学校に進学するための高校卒業資格を目標としているところが多いのですが、第一学院は大学進学へのサポートが充実していることが分かったので、入学を決めました。

両親に「第一学院に進学したい」と話したところ、初めは「県立の高校に行ってもいいんじゃないか」というスタンスでしたが、最終的には、父も母も私の意思を尊重して、受け入れてくれました。

仲が良い友だちに別の高校に行くと伝えたところ、残念がってくれる人が多くて嬉しかったです。その中には志望大学が同じ友だちが数名いて「大学でまた会おう!」と送り出してくれました。

体調が悪くて学校に行けなくても、自宅で授業を受けられるスタイルが、自分に合っていました。

体を壊していた関係で勉強ができなかったこともあり、同じ学年の人たちに追い付けるのかという不安がありましたが、先生たちがしっかりとサポートしてくれているおかげで、なんとかついていくことができています。

病気が治りきっていないので、なかなか起き上がれない日もあるのですが、オンラインの授業なので、ベッドの中でも受講できます。通学しなくても授業を受けられるので、体調を崩しやすい今の自分には合っていると思います。疑問があった場合は、通学時に先生に聞いています。

授業だけではなく、ゲームサークルに参加したり、ピアサポーターの活動も。英検や漢検など検定の勉強も頑張っています。

一日のスケジュールとしては、10時頃に家を出て11時30分くらいに学校に到着します。通学中は電車で勉強をしたり、小説を読んだりしていますね。学校に到着したら、検定の勉強やレポートの作成、放課後はゲームサークルに参加したり、ピアサポーターの活動をしています。

あとは、家の近くの放課後デイサービスで、1時間ずつ週5日、数学と英語の勉強をしています。放課後デイサービスでは系列の塾の先生が来て教えてくれます。20時30分頃に帰宅して、寝るまでは音楽を聴いたり、ゲームをしたり、趣味に時間を費やしています。

今年中に英語検定準2級、漢字検定・数学検定・ニュース時事能力検定の2級取得を目標にしていますので、その学習もしています。検定の対策も含めると、一日にだいたい3時間ほど勉強しています。

第一学院に携わる一人として「どうすれば学校がよくなるのか」「仲間に対して何ができるか」を考えています。

ピアサポーターとしての活動は、頑張っていることの一つで、オープンキャンパスや成長実感発表会、文化祭の準備などを行っています。

中学生への対応はオープンスクールなどで手厚くなっているのですが、在校生や転校生の交流は、少し足りていない気がしています。オープンスクールで実施している内容を踏襲しながら、転校生や在校生同士のコミュニケーション・意見交換が活発になるよう、ピアサポーターとして何ができるのかを考えています。

今は、新たな生徒間のコミュニケーションワークを、ピアサポーター主体で実施できないかと検討しています。

将来は航空機関連のエンジニアになりたい。もう一つの夢は移動式のカフェ運営。

私は将来、航空機関連のエンジニアになりたいと思っているので、高校卒業後は大学の航空工学科に進学したいと思っています。

普段から環境問題について考える事が多いのですが、それは自分の将来の夢と関係しているからです。

2019年にスウェーデンで、環境負荷の高い飛行機を使うのをやめて、電車で移動しようという運動がありました。私は元々飛行機が好きで、そのとき既に飛行機に関わる仕事がしたいと考えていたので、どうにかして環境負荷を減らして飛行機を利用する方法が無いか模索したことが、環境問題に興味を持ったきっかけでした。

もう一つ夢があります。それは、40代~50代まで理系の仕事をして、早期リタイアした後に、移動式のカフェをやることです。店舗を構えず本拠地を時々変えながら、いろいろな場所で自由にカフェを営みたいと考えています。

みなさんへのメッセージ

夢は見つけるだけではなく、夢を実現させるためには具体的にどうすればいいのかを自分で調べることが大事です。どうしても不可能なこともありますが、世の中のだいたいのことは、実現の可能性があることだと思います。例えば画家や小説家など、一般的に難しいといわれる職業でも、努力次第でその職業を勝ち取った人もいます。皆さんも諦めずに、夢に向かって頑張ってほしいです。

インタビュー日時:2023年9月