「自分のやりたいことをしたい!」という想いで転校を決意した第一学院。ロボット技術を学んで世界に飛び立ちたい。

PROFILE

秋葉原キャンパス2年生(2023年取材当時)
学生団体を立ち上げるなど、学生だからこそできることにチャレンジ中!

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工業高校から第一学院へ転校した石井さん。自分のやりたいこと、好きなことに時間をあてられる第一学院に魅力を感じたと話してくれました。

ロボットに興味があり工学系を学ぶために工業高校に入学したんですけど、授業に真剣に取り組もうとしない同級生の雰囲気に馴染めず、「ここじゃ自分のやりたいことができない」と思って転校を検討するようになりました。両親や担任の先生にも理由を話したら納得してくれましたし、昔からの友だちは自分がやりたいことを知ってくれていたので応援してくれましたね。

両親と一緒に学校を探して第一学院ともう一校を考えていたのですが、第一学院の方が自分のやりたいことにチャレンジするための「自分の時間」が確保できると思って第一学院への入学を決意しました。
第一学院にはロボティクスを専門的に学ぶコースはありませんが、今はネット社会なので調べればいろんな体験ができます。また、自分のスタイルに合わせて週に何日登校するかも選べます。僕は週2日登校コースにしています。融通が利くからこそ、学校外の時間を自分の好きなこと・やりたいことにあてられる第一学院に魅力を感じました。

人と話すのが苦手だった自分がピアサポーターに。人と関わる体験がたくさんできる環境のおかげで社会に必要なスキルが身についています。

学校の授業以外だと、現在はオープンスクール等で中学生や保護者の方に学校紹介や学校生活をするピアサポーターをしていて、僕が第一学院に入学したきっかけや過去の経験を話しています。中学までは人と話すことが苦手で教室でも隅っこにいるタイプだったんですが、高校から自分を変えたい気持ちが強くなりいろいろなことに挑戦しようと思ったのがピアサポーターになるきっかけでした。

来てくれる方はみなさん初対面なので、話し方や相手がどう受け取るかなどを毎回学んでいて、最初に比べると今ではうまく喋れるようになったと思います。オープンスクールに来てくれる中学生は内気な子が多いので、次のステップとして来てくれた学生を安心させられるような話し方を学んでいきたいです。

自分の考えは自分の考えでしかなく、人と関わることで考えの幅を広げていくことは大人になっても社会で必要なスキルだと思っているので、そういう貴重な経験ができていると感じています。

友だちのように接してくれて面倒見がいい第一学院の先生たち。やりたいことを後押ししてくれます!

学校外の活動だと、今は同級生や先輩たち4人で立ち上げた学生団体の運営もしています。
SDGsの課題解決をテーマにしていて、いろいろな人と関わりながらゴミ拾いをする、という活動もしています。他にも学生団体に参加していますが、それぞれ活動内容や代表の想いが違うので気付かされることがたくさんあって面白いです。

第一学院の先生は担当として関わってくださっているのですが、いろんな人たちとの繋がりを持たせてくれています。先生と生徒、というよりは友だちのようにフレンドリーに接してくれる個性的な先生たちばかりで、僕が思っていることをそのまま言っても大丈夫な雰囲気を作ってくれてとても親しみやすいです。そういう面でも第一学院に入学してよかったと感じています。

自分で学習の計画を立てて実行していくことが、自立心の成長につながっていると感じています。

昔から早い段階から計画的に進めていくことが苦手で、夏休みの宿題もギリギリになってやっと手を付ける性格でした(笑)。第一学院に入学してからはレポートの提出など期限がギリギリになることもありますが、都度反省して計画を立て直したりしながら改善を試みています。全日制の授業なら時間割に沿って学習するだけなので進め方は僕に合っていたと思うんですけど・・・。でも、第一学院の方が、自立心を強めていける気がしています。

週に2回キャンパスに登校していますが、その日は午前中に友だちと一緒にレポート課題に取り組んで昼食を食べ、午後からは一人で集中して2時間くらい勉強をする、という流れにしています。その後はサークル活動やボランティア活動に参加して楽しんでる一日が多いです。家に帰るのが夕方になるのですが、帰ってからはまた勉強です。目指している大学があるので平日は主に勉強をして、土日はしっかりと休息を取っています。

ロボット技術を学んで、将来は義手や義足の製作に関わりたい。自分の経験してきたことで誰かの役に立ちたいです。

元々人間拡張工学に興味があったんですけど、そこにロボティクスという分野をプラスした人体サポートができるロボット技術を学びたいです。その技術が研究テーマになっている筑波大学が今の目標です。身体のサポートはもちろんですが、精神的な部分のサポートも大切にしていきたいです。僕自身、元々内気でネガティブ思考で波があるんですが、そういう自分の経験してきたことを誰かの役に立てていけたらいいと思ってます。

これまでいろんな人に支えられて生きてきたので、将来は過去に体験してきたことをみんなに伝えながら心から笑い合える世界を作れるような、そんな仕事に就いて世界に飛び立ちたいです。

みなさんへのメッセージ

学生の時間は長いようで短いです。大人になったらできないこと、学生だからこそできることがたくさんあるので、いろいろな経験をしてほしいです。たくさん経験することでスキルも身につくし、いろんな人に支えてもらえている実感が湧き、それが将来につながっていくはずです。時間を大切に、人と関わることを大切に、自分を大切にしてほしいと思います。

第一学院での活動を通して、頼りがいのある先生、なんでも話せる友だち、いろいろな人に出会えたことが僕にとって大きな転機になったと感じているので、みなさんにも同じような経験をしてほしいです!

インタビュー日時:2023年9月