【行事】令和5年度 卒業証書授与式
第一学院高校立川キャンパスです！
先日、卒業証書授与式を立川市市民会館（たましんRISURUホール）にて挙行致しました。
中学卒業から入学した生徒、高校途中から転入学してきた生徒、入学時期はそれぞれですが、いよいよ卒業して新たな場所へ旅立つのか…と思うと胸が熱くなりました(^^)
また、当日はもちろん事前の準備などには、多くの在校生がお手伝いしてくれました！
おかげで、式典として厳粛さがありつつも、立川キャンパスらしい温かい雰囲気で、卒業生を送り出すことができました。手伝ってくれた在校生の皆さんありがとう！！
卒業生の皆さんの今後の人生が豊かであることを願っています！！
～卒業生答辞紹介（一部抜粋）～
一年生の九月、私は本校に転校してきました。転校した当初は、この学校に通うことに前向きになれませんでした。しかし、先生方はそんな私を温かく迎え入れてくださり、たくさん声をかけてくださいました。私の気持ちが良いときも悪いときも、先生方は正面から向き合ってくださいました。先生に誘われて初めて地域清掃ボランティアに参加した時は緊張しましたが、立川の街を知りながら、同じグループの子と話し、楽しく過ごすことができました。だんだんと本校の雰囲気に慣れ、先生が喜んでくださったことを覚えています。生徒とはいえ他人の私を気にかけてくれ、全力で応援してくださる先生方の気持ちに胸を打たれ、私もこんな人になりたい、と強く思いました。
二年生の三学期から、進路について考え始めました。自分は何者になるんだろう、どうやって生きていくんだろう。前の高校を辞めた時に自分の忍耐力のなさに落ち込み、後悔した経験から、忍耐力をつけたい、もう後悔したくないと思い、大学受験をすることに決めました。本校で学んだ人を思いやる気持ちや、特別活動であるボランティアなどの経験から、福祉系の学部を第一志望に、受験勉強に励みました。
時に苦しいと感じることもありました。その度に先生方や家族、友人に励まされながら、手ごたえを感じることが自分で自分を認めることにつながるという一心で勉強を続けることができました。
中学生の時に熱中していた勉強から、高校生になってしばらくの間遠ざかっていました。しかし、大学受験に向けた勉強をスタートしたことでその魅力を再確認することができ、楽しく取り組めるようになりました。
ひとつのことに夢中になって頑張る楽しさを思い出せたのは、間違いなく私の人生の財産になったと思います。
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