夢授業 ~お料理教室(暮らしとつながる料理教室viorto!) 今枝ゆかりさんにお越しいただきました~
地域のたくさんの大人とふれあおう!
今回、講演をしていただいたのは、託児のボランティア依頼等でもお世話になっている、今枝ゆかりさんです。
震災後、不安を感じ“一番安全な町”ということで、岡山に移住されたということです。貴重で大切なお話を沢山聞くことが出来ました。
食べることが大好きな今枝さんは、様々な国の食を体感し、中でもイタリアの家庭料理に魅かれ、現在、お料理教室(暮らしとつながる料理教室viorto!)をされています。
今枝さんが現在に至るまでのお話から始まり、食の安全や調理の工夫・道具の選び方など色んな話がきけました。素材の力を生かした美味しいスープや、土鍋で炊くご飯などをデモンストレーションしていただきながら、食にまつわるいろんなお話を伺いました。
オリーブオイルやハーブの匂いをかいだり、味見したり!
野菜も切りました。【⇒男子の慣れない手つきに、正直、見てるこちらが緊張してしまいました。】
普段は気にすることの無い、油の音やお鍋の『グツグツ』に耳を凝らし、みんなどんどん引き込まれていきました。
調味料ではなく、素材そのものを出汁にした『かぼちゃのスープ』は本当に美味しかったです。炊飯器ではなく鍋で炊く『ご飯』は口に含んだとたんに、生徒たちの顔が輝きました。
やっぱり“食べる”ってすごい!!改めて食事の大切さに気付きました。
『あ・・・うまぁ。いつもの米とは違うとしか思えない。甘い』
『お米に味があった!』
『いただいたお料理は、とても美味しく、あたたかさを感じました』
『スープは冷めても甘みがあり、美味しかったのに驚きました!!驚きの連続です。感動しました』
『いままで食材に触れることがなかったので、緊張しました』
あまりの美味しさに、ついついおかわりをしていました。ほとんどの生徒が『また、家でもつくってみたい』と言っていました。
今回は1年生を対象とはしていましたが、栄養士を目指す3年生も参加しました。
『スープストックなどを使わなくても、野菜本来の甘味が感じられ、とても美味しかったし、健康にも良いと思いました。自分でも挑戦してみたいです。今枝さんのようにわかりやすく、優しく話せるような管理栄養士を目指したいと思いました。』
と改めて意欲を高めていました。
他にも・・・『今枝さんの人生の一部を聞かせてもらい、将来設計の参考にもなりました』、『外国に行った話も聞けて、楽しかったです』、『一人暮らしの練習の為に、家でもお手伝いしてみようかなと思いました』、『外食が多いので、たまには家で手作りしようかな』の声があがっていました。
【私たち職員も勉強になりました。さっそく習ったことを夕飯で試しましたよ♪習ったとおりご飯を優しく研ぎました。かぼちゃのスープをつくった先生もいました。】
また、今枝さんのお話から改めて地元岡山の魅力を再発見でき、とても嬉しく感じました。
ナチュラルでとっても素敵な女性でした。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
第一学院高等学校では、このように地域のみなさんに御協力いただき、
地域の様々な場面で「コミュニティ共育」を行っています。
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