「やはり大学に行こう!」高校卒業後、第一学院との2度目の出会い。いま大学で、新しい知識をどん欲に吸収しています。

PROFILE

学習院大学 国際社会科学部 進学

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國分さんが第一学院に再び出会ったのは、高校卒業後、将来を模索していた期間。キャリアサポートセンターに相談し、大学への進路を決めました。

第一学院高校に通い始めたのは高校3年生の9月頃です。もともと通っていた私立の高校に通えなくなって、親が探してきてくれたのが第一学院でした。
僕は中学の時にアメリカにいて、日本に帰国して、私立の高校に入りました。勉強やいろいろな活動を頑張っているなかで、結構痩せちゃって、体調が悪くなってしまいました。今考えると、その頃は力が入りすぎていたのかもしれません。睡眠障害みたいな感じもあって、入院も経験しました。
第一学院に来たころは体調が万全ではなく、そもそも期間が短かったこともあって、友だちとの思い出はあまりありませんが、先生方といろいろな話をしたこと、それから、スクーリングのことをよく覚えています。スクーリングでは僕の行った年に「ボウリング」があって、結構良い記録が出てうれしかったです。それから陶芸の体験があったんですが、僕が一番作業が遅くて。でも指導をしてくださる現地の先生がすごく親切で、「一番遅い人に一番丁寧にやってあげる」みたいなこと言ってくれて、印象に残っています。

大学受験に寄り添ってくださった、キャリアサポートセンターの先生にとても感謝しています。

第一学院を卒業した後、すぐに進路を決めず、将来を模索していました。知り合いのところに居候して農業を手伝ったり、将来的に留学を考えていたのでTOEFLの勉強をしたり、英会話の塾に通ったり、色々な経験をして・・・、ある時「やはり日本で大学に行こう!」と決めました。
そうすると、何の情報もない状態なんです。それで卒業の時に案内をもらっていた第一学院のキャリアサポートセンターを思い出して、思い切って電話を掛けました。受験前の夏に相談をして以来、キャリアサポートセンターの先生には受験に関するアドバイスや、行き詰まった時の温かい言葉など、本当にお世話になりました。第一学院はその頃の僕にとって一番頼れる存在でした。キャリアサポートセンターの先生に、今でもとても感謝しています。

大学は自分の好きなことを見つけられる場所、新しいことに出会えて面白い!

僕の通っている学部は、グローバルな視点で経済学や社会学を学ぶ「国際社会科学部」です。今は経済をメインでやっていて、入学前はこんなに経済のことを学ぶって考えていなかったんですが、入ってから新しいことに出会えて面白いです。経済には数学も必要で、改めてやると、これがまた面白いんです。来年からは英語で経済学の講義があるので今は基礎を固めたくて、数学の本や動画で勉強し始めています。
授業以外にも夏には大学の研修プログラムで2週間、モンゴルにも行きました。植林ボランティアのプログラムですが、「ゲル」という現地の住居に宿泊して馬で移動して。これまでにない経験をすることができました。
「大学では新しいことをやろう」と考えているので、新しいことにはどんどん挑戦します。ちなみに部活はダイビング部。仲間と計画を立てて小笠原や伊豆半島にも行きました。

色々な国を自分の目で見たい。そして将来につながる動きもしていきたい。

大学に入る前にいろいろな経験をしたので、大学生活で大変なことは・・・今のところ、ないです(笑)。たまに課題が多かったりすると苦しくなったりしますけど、友達と勉強会やって、わからないところを教えあったりして。あんまりマイナス面は感じないです。
これから楽しみにしていることは、まずは海外研修です。これは卒業要件になっているんですが、今は東南アジアの国を研修先に考えています。これまで比較的経済状況が豊かな国には行ったことがありますが、東南アジアは経済成長が著しい一方で貧困も大きな問題になっていて、色々な国を自分の目で見ておく必要があると考えているところです。
それから、実はずっと自分で会社を作りたいと考えていたので、来年は何か将来の自分のビジネスにつながる動きをしたいです。

みなさんへのメッセージ

以前は人を頼るのは弱くてカッコ悪いことだと思っていました。でも僕は一歩踏み出して、いろいろな人を頼りました。そのおかげで今の自分があると感じています。誰かを頼ることは、自分自身の力になります。
それから第一学院のいいところは、ほかの高校とは違うことができて、視野が広がるところだと思います。古い日本の感じではなくて、自由で新しい学校だと思います。良い発見がきっとたくさんありますよ!

インタビュー日時:2020年3月