甲府キャンパスブログ

今私たちにできること

 新年度ガイダンス終了後、2・3年生を対象に東日本大震災で被害にあわれた方々に向けての手紙を書きました。『復興の絆 ぼくらはみんな友だちだ!』という冊子を使い、改めて震災から1年たった今、私たちにできることは何なのかということを考える機会を設けました。
まずは冊子を使って、当時の様子を振り返りました。大きな津波が町を飲み込んでいく様子や変わり果てた学校の様子に、生徒の皆さんも改めてその被害の大きさを実感しているようでした。「山梨は海がないから想像つかないけど、考えるだけでも怖いね」や「家族や友達を失ってしまった人たちはとてもつらいね」などと、写真を見ながら話す生徒もいました。
 次に『今私たちにできること』を考えてみました。ボランティアや募金なども私たちができることの1つですが、まず1番にしなければならないことは『震災のことを忘れないこと』だと思います。2011年3月11日に大きな震災が日本を襲い、たくさんの人が亡くなり、そして今でもまだまだ多くの人がつらい思いをしている、そのことを決して忘れずに日々を大切に過ごしていくことも復興に繋がる大きな第一歩だと思いました。
 そして授業の最後に、少しでも震災で苦しんでいる人々を元気付けられたらと思い、手紙を書きました。手紙には「私はあの日に起きたことを決して忘れません。私たちにできることは少ないですが、遠い山梨からいつも応援しています。」などと心の込められた言葉が書かれていました。
 皆さんの想いはきっと被災地の方々に届くはずです!皆さんご協力ありがとうございました!

授業で使った冊子です
改めて被害の大きさを実感しました
皆さん真剣です
想いを込めて手紙を書きました