第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています! 第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています!

出演情報

2025.05.25 放送

有限会社草場一壽工房
陶彩画家
草場 一壽

名古屋キャンパス 3年生
樋口 りりか さん

「天に祈り、火に託す」。唯一無二の焼き物アート「陶彩画」を生み出す草場一壽さんをお迎えした今回は、作品づくりの裏側や、アートと工芸の垣根を超えた考え方など、心に残るお話がたくさん詰まった回になりました。樋口さんが気になっていたこれからの伝統工芸に関する質問にも丁寧に答えてくださり、「イメージを超えた感動」や「目の前のことに夢中になる大切さ」など、これからを生きるヒントがたくさん見つかる時間となりました。

聴いてみよう

  • 番組前半

z世代

名古屋キャンパス 3年生
樋口 りりか さん

出演前は、草場さんのご経歴や作品を拝見し、「本当にこんなすごい方とお話しできるの?」というワクワクと、「私にちゃんと話せるのかな…」という不安でいっぱいでした。実際は想像以上に楽しく、あっという間の時間でした。中でも印象に残ったのは「イメージ通りがゴールじゃない。感動はその先にある」という言葉。私は今まで“正しくあること”を大切にしてきましたが、その考えを手放す勇気をもらえた気がします。とても素敵な経験になりました!

経営者

有限会社草場一壽工房
陶彩画家 草場 一壽

演劇を学びながら世界を旅し、出版・飲食業界を経て27歳で佐賀県有田で新しい表現の模索と研究を始める。有田焼の技法をもとに独自の表現「陶彩画」を確立。焼成と絵付けを重ねて生み出された作品は、国内外で高く評価され、世界遺産・東寺での個展や各国でのアートフェア出展など国際的に活躍。絵本『いのちのまつり』シリーズは累計52万部を超えるロングセラーとなり、小学校の教科書に採用される。「いのち」をテーマに、鮮やかで輝きに満ちた美しい作品を作り続けている。

対談の中で、印象に残っている内容(Z世代からの質問やZ世代が話した内容)をぜひお聞かせください!
ゲストの樋口さんが真剣に考えている姿に、とても感動しました。視点の鋭さが素晴らしいと感じましたし、未来も捨てたものではないと強く思いました。まさに「未来創造番組」にふさわしい若者が参加してくれたのだと感じています。そんな若者の言葉を聞くと、私自身もより深く考えたくなりますね。
通信制高校という選択肢について、草場様のお考えをお聞かせください。
学びとは、単に知識を詰め込むことではなく、「自分の中で腑に落とす」ことだと思います。知識を得るだけなら優れたAIがありますし、決まった内容を丸暗記しても本質的な理解にはつながりません。だからこそ、通信制や全日制といった学び方の違いに優劣はないと考えています。私はよく、「学校を選ぶより、先生を選んだ方がいい」と若い人に伝えています。発展的な視点を持つ先生と一緒に学び、実践し、その人の人脈にも触れることで、教科書にはないリアルな学びや出会いが生まれるからです。
これからの日本を担うZ世代へのメッセージをお願いいたします!
知識は増えていくものですが、それが本当に身につくためには、頭で理解するだけではなく、自分自身の体験として落とし込むことが大切です。そのためには、若いうちにできるだけ多くの体験をしてほしいですね。いろんな出来事を経験することで、それがやがて自分の糧になっていきます。私自身も、これからもっといろいろなことに挑戦していきたいと思います。