第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています! 第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています!

出演情報

2025.02.02 放送

株式会社モスフードサービス
取締役上席執行役員
太田 恒有

松山キャンパス 3年生
篠原 美希 さん

学生の時にたまたま寄ったモスバーガーの店員さんの働き方を見て、この会社で働きたい!と思い幾度も門を叩いて入社した取締役上席執行役員の太田さん。店舗運営や商品開発の経験を経て現在のポジションへ。ご自身が開発に携わったソースやスイーツのお話と一緒にバーガーやチキンに舌鼓をうちながら、モスバーガー発の音楽プロジェクトや普段の食生活について、Z世代が興味のある『未来の店舗経営』について語り合いました。

聴いてみよう

  • 番組前半

z世代

松山キャンパス 3年生
篠原 美希 さん

出演前はすごく緊張していて失敗するのが怖かったのですが、みなさん明るくフレンドリーで最初の数分で緊張が解け、楽しく収録を終えることができました。私が聞いてみたかった《AIが進む中で私たち人間にしかできないこと》について、太田さんが「接客業は、相手と対話することでつくりあげていくものだ」と話してくださった言葉が1番心に残りました。将来、ホテル業界を目指している私にはとても響いて、接客業が向いているんだなと改めて感じることができ、今後も迷うことなく行動できると思いました。

経営者

株式会社モスフードサービス
取締役上席執行役員 太田 恒有

1995年株式会社モスフードサービス入社。店舗勤務、新業態開発、スーパーバイザー、商品開発、商品本部長を経て、2020年より取締役として国内モスバーガーの最終責任者に就任。レコードレーベル「MOS RECORDS」を発足し代表も務める。

Z世代との対談はいかがでしたでしょうか。
篠原さんが本当にしっかりされていて心底驚かされました。私が同じ年齢だった頃を振り返ると、ここまでの深い考えや成熟した人間性を持ち合わせていたとは到底思えません。それだけでなく、表現する言葉や態度の一つ一つに、強い説得力と感性の豊かさが感じられました。そうした姿を目の当たりにし、Z世代が持つ潜在的な力と未来への可能性を改めて実感しました。高齢化が加速する現代日本において、Z世代が持つエネルギーと創造力は、社会を新たな方向へ導きます。私たちもZ世代から学び、刺激を受け、共に未来を築いていけるのではないかと思いました。
対談の中で、印象に残っている内容(Z世代からの質問やZ世代が話した内容)をぜひお聞かせください!
AIの進化によって人間の仕事が減少し、私たち人間が本来持つ良さを発揮できなくなるのではないか。また、女性活躍社会へのハードルが依然として高いこと、これらのテーマについて話し合う中で、Z世代が未来について真剣に危惧している姿が非常に印象的でした。人生、家族、仕事、お金、これらに対する不安や悩みは尽きません。多くの場合、その不安は根拠のないものが原因で、自信を持つことが難しくなっています。しかし、考えてみれば、その不安自体にも確固たる根拠はないはずです。だからこそ、どんな困難が訪れたとしても、私たちはそれを乗り越えられると信じて進んでいきましょう!
通信制高校という選択肢について、太田様のお考えをお聞かせください。
自分自身の学生時代は、均一集団で価値観の統一をはかることで成長をする時代でしたが、グローバル化やデジタル化、生活スタイルの変化など、将来予測が難しい正解の無い時代ですので、時間や場所の制約を超え、自分らしく学べる環境はインクルーシブな社会の実現に不可欠だと思います。
これからの日本を担うZ世代へのメッセージをお願いいたします!
仲間を大切にし、人を裏切ることなく、時間を守り、挨拶をする。そんな当たり前のことを大切にしながら、これからの世代にはもっと自由で軽やかに生きてほしいと思います。当たり前のことを守ることで生まれる信頼や絆は、いつの時代も大切な価値です。私たち昭和世代が築いてきたものを土台にして、それを超えて新しい風を吹かせ、より明るい未来を作り上げてくれることを心から願っています。これからの世代には、自分らしさを大切にし、失敗を恐れず挑戦し続けてほしいです。