第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています! 第一学院高校は経営者×Z世代による未来創造会議に参加しています!

出演情報

2023.11.26 放送

株式会社日比谷花壇
代表取締役社長 宮島 浩彰

秋葉原キャンパス 2年生
新井 花音 さん

1872年(明治5年)に創業し、戦後の東京で平和の象徴にと日比谷公園への出店を皮切りに、全国各地で生花販売をはじめ様々な事業を展開されている日比谷花壇の宮島社長。
個人はもとより公共の施設や公園等へ関わることにより、社会と花をつなげ地域のにぎわい作りへの貢献について語られました。Z世代と一緒にできる地域創生についてのお話や、「花のある生活」についてZ世代の体験や活動を交えてご意見を頂き、とても実りの多い放送となりました。

聴いてみよう

  • 番組前半

z世代

秋葉原キャンパス 2年生
新井 花音 さん

元々お花が好きで、日比谷花壇さんはよく利用していたのでラジオ収録の話を聞いて、「やりたい」「やらなかったら後悔する」とチャレンジすることを決めました。私自身、お花は人の心を豊かにする物という考えが強かったのですが、宮島さんから「花がつむぐご縁と出会い。人生のはなやぎはそこにあります」というお話を聞き、お花を通して他の人とご縁ができたり、新しい出会いが生まれることが喜ばしく感じました。将来は周りを笑顔にする仕事に就きたいと思っていて、マスコミや福祉の仕事に興味がありますが、他にも人を笑顔にできる職業はあると思うので、探していく予定です!

経営者

株式会社日比谷花壇
代表取締役社長 宮島 浩彰

宮島浩彰(みやじま・ひろあき)/株式会社日比谷花壇 代表取締役社長
1968年、東京都生まれ。青山学院大学卒。
大手不動産会社などを経て、1997年に日比谷花壇に入社し、取締役に就任。
経営企画、EC事業構築などを経て、2000年に代表取締役社長に就任。
2000年、全国の生花店をインターネットでネットワーク化した加盟店事業を展開する「株式会社イーフローラ」を設立。インターネットからの注文で生花店から直接配達を行うシステムを確立した。
2014年には、一般社団法人『花の国日本協議会』副理事長に就任。
現在展開する事業は、リテール事業、法人事業、バンケット事業、ライフサポート事業、地域創生事業など多岐にわたり、従来のフラワービジネスの枠にとどまらない。花卉業界の枠を超えて「花のある暮らし」を提案し続けている。

Z世代との対談はいかがでしたでしょうか。
今回の対談は、Z世代の中でもさらに社会人とは異なるステージにいらっしゃる学生さんということで、お会いするまでは私にとって未知の領域でもありましたが、対談を通じてZ世代の方の世の中に対する考えや今の想いを赤裸々に知ることができ、非常に有意義な時間となりました。
また、ラジオ出演はとても緊張するはずなのに、Z世代の方の花のような柔らかな笑顔に私のほうが逆に緊張の糸をほどいてもらった気がします。相手を思いやる気持ちが表情と言葉の一つひとつから感じられ、そのコミュニケーション能力の高さに驚きました。
私たちが主な商材としている「花やみどり」の話だけでなく、地域貢献事業の取り組みまで広く様々にお話しできたのも、新しく知ることに対して目を輝かせる学生らしいその姿と、その場ですぐに情報を吸収し、自分らしい彩りのある言葉で返す大人顔負けのスキルといった両面を兼ね備えるZ世代の方だったからこそだと思っています。是非またトークをしましょう!
対談の中で、印象に残っている内容(Z世代からの質問やZ世代が話した内容)をぜひお聞かせください!
Z世代の方の、環境問題や社会問題に対する関心の高さや情熱、そして自分の興味のあることに対してひたすたらに突き進み、さらにはそれを共感する仲間を見つけ、楽しみながら行動に移してらっしゃることが特に印象に残りました。思うだけでなく声を上げ、実際に行動に移すことはなかなかできることではないはずです。身近でありながらもどこか他人事と捉えがちな問題に対して、きちんと自分事化できるマインドと行動力に、私自身も非常に刺激を受けました。
また、日比谷花壇が運営する、店頭で受け取る花のサブスクリプションサービス「ハナノヒ」を実際に貴重なお小遣いの中からご利用いただき、日々花のある暮らしを楽しんでいるという生の声を聞くことができ、それだけで胸がいっぱいになりました。Z世代の方は、花を通じた体験や感動に対しての感受性が高いなと感じましたし、近年若年層へのアプローチを強化している花業界にとって、明るい光を垣間見ることができました。
通信制高校という選択肢について、横田様のお考えをお聞かせください。
花は一つひとつ違った形や色、香りをしています。花を咲かせる時期や咲くまでにかかる時間も本当に様々です。人も同じように、それぞれが独自の個性を持ち、一人ひとりのペースや生き方があると思います。そういった意味で通信制高校は、柔軟な学習環境があり、自身のペースで学べ、生徒一人ひとりに合った教育が提供される素晴らしい場だと思います。同時に、多様性を尊重する現代には特に存在意義が大きく、社会全体の発展に寄与していくと思います。
これからの日本を担うZ世代へのメッセージをお願いいたします!
花あるところに幸せあり。花は人々に幸せや希望をもたらし、心を元気にするビタミンだと私は信じています。
花のように個性があふれ、一人ひとりが美しく輝くZ世代の皆さんは、日本ひいては世界の明日をより良く変えていく力を秘めた存在です。皆さんのデジタル技術やコミュニケーション能力、それぞれの得意とするスキルで、その限りないビタミンパワーを世の中へ確実に広めていっていただきたいです。
そして、日比谷花壇が掲げるコーポレートメッセージ「すべての明日に、はなやぎを。」を体現する機会を、近い将来とは言わず是非すぐにでもつくり、Z世代の皆さんと一緒に心豊かな社会を築いていきたいと思っています。
花が紡ぐご縁と出会い、人生のはなやぎはそこにある。皆さんの情熱が、未来を彩ります!
ともに頑張りましょう!