2023.10.22放送-CLUBCEO｜通信制高校(単位制）なら第一学院高等学校

2023.10.22放送

パーセフォニ・ジャパン
カントリーマネージャー　三浦健人氏

浜松キャンパス 3年生
栗田純乃介さん

脱炭素をテーマに、地球規模で取り組みが進む「炭素会計」を進める三浦氏。環境問題の“じぶんごと化”や環境意識について意見を交換する回となりました。難しくなりがちなテーマを、どうやって人に伝えたり、同じ世代で行動に移すのに必要な事は何かなど、深く考える機会となりました。

浜松キャンパス 3年生
栗田純乃介さん

将来的にラジオパーソナリティをやりたいという気持ちがあり、ラジオ出演を希望しました。当日は経営者の方の生の声を聞くことができて、思った以上に有意義な時間になりました。三浦さんの「相手の求めているもの・分かりやすいものとして伝える」という言葉が印象的でした。自分は将来しゃべる仕事を目指しているので、相手のニーズをしっかり把握して、自分の話したい内容だけではなく、相手のスタンスに合わせた話をすることを心がけようと思います。

パーセフォニ・ジャパン
カントリーマネージャー　三浦健人氏

2022年パーセフォニ社に日本法人の代表として入社し、日本における戦略的成長を指揮。入社前は、Apple、Microsoft、Dell、NTTにてキャリアを積む。Appleでは、Apple Pay Japan & Korea 総責任者、iPhone Japan 総責任者などの要職を歴任。

Z世代との対談はいかがでしたでしょうか。: お互いに色々な意見や質問を交わすことができて、とても楽しかったです。私が10代後半だった頃と比べると、対談させていただいたZ世代の方は、格段に大人びており、よりしっかりした考えを持っていました。自分の考えに基づき、今回のラジオ出演も含めたさまざまなことにチャレンジしており、その行動力は素晴らしいと思います。話題が"環境"だったのですが、私たちの世代と比較すると、Z世代の方々は環境問題や社会活動により大きな関心を持っており、私自身も「今の脱炭素の仕事を全うせねば」と刺激を受けました。
対談の中で、印象に残っている内容をぜひお聞かせください！: 「ラジオパーソナリティにとても興味がある」との強い意志を何度もアピールしていたことが印象的でした。自分の興味や強みを把握した上で、目標およびやりたいことを、初対面である私やその場にいたDJの方に対してしっかりと表現しており、芯の強さとコミュニケーション能力の高さを感じました。またその一方で「ボランティアで清掃活動を楽しみながら実施している」というお話しも印象に残っています。持ち前の行動力を活かし、目の前の自分ができることを目的意識を持ちながら実施していくところは、今後様々な局面で長所として活きると思います。
通信制高校という選択肢について、お考えをお聞かせください。: 一人ひとりの状況や興味・関心、目指す進路・目標に合わせて、様々な学びを提供できる教育の形だと考えています。Appleにて教育現場にiPadの導入支援をしていた際に、集団教育や試験勉強に重きを置いている現場だと、創造力やコミュニケーション能力、自己管理能力といった、21世紀に活躍するために必要な能力の開発支援が難しいといった状況が多くありました。一人ひとりの関心が高い分野により多くの時間をかけて、長所をさらに伸ばしていく教育スタイルという選択肢を、学生に対して従来の教育スタイルに追加で提供することは、教育の多様性という観点より意義が大きいと思います。
これからの日本を担うZ世代へのメッセージをお願いいたします！: デジタル技術に親しんで育ち、ネットリテラシーが高く、またグローバル感覚に優れているZ世代の方々。AIをはじめとした技術革新のスピードが加速していく中、皆さんの柔軟性や、情報発信がスピーディにできるという強みが、これから益々重要な環境となっていきます。多様な価値観を持つ人々とのコミュニケーションを大切にしながら、その一方で自分の軸や価値観をしっかりと持ち、自己の目標や社会課題の解決に積極的に取り組んで行っていただきたいです。