世界一大きな授業を実施しました!
宇都宮キャンパスでは、今年も教育協力NGOネットワーク主催の
『世界一大きな授業』を実施しました。
世界中で起きている様々な教育問題について、世界100カ国以上の
国の学生が、同時に、同じ内容の授業を受けることで、理解を深めて
世界に発信していこうというこの取組み。
今回は実際に途上国で支援に携わるNGOの代表の方にお越しいただき、
授業をしていただきました!今回お越しいただいたのは、ロンドンに
本部を置く国際NGO「Water Aid」日本法人ウォーターエイドインジャパン
理事長の高橋郁先生!
・・・・どこかで聞いた名前だなぁ、と思ったら昨年6月まで宇都宮
キャンパスで英語の先生をしていた高橋先生でした!
懐かしい先生の登場に、生徒たちも大喜び。授業は和気あいあい、といった
感じで始まりました。しかし、実際の内容が始まると空気は一変。
高橋先生や仲間たちが実際に支援活動を行なっているエチオピアには
毎日1時間以上かけて、川の、それも決してきれいではない小川の水を
20リットル汲んでいく少女がいるということ。彼女は、そのほかにも
様々な家の仕事をしなくてはならず、学校には通えなくなっていったこと。
全世界に安全な水を飲めない人が7億8千万人もいること。そういった
生活改善や、教育普及に必要な額の何十倍もの金が世界で軍事費として
使われていること。
実際に高橋先生が現地で撮った写真や、体験談を聞く生徒たちの表情は
真剣そのもの。
「すぐに行動!」はなかなか難しいけれど遠い遠い所の出来事だと思っていた
途上国の教育問題を少しだけ身近に感じられた時間でした。今日の授業を
きっかけに、生徒たちがまた一つ成長してくれたら良いなと思います。
高橋理事長、今回は本当にありがとうございました。
高橋理事長のウォーターエイドインジャパンHPはコチラ。