9卒生最後のスクーリング
7月8日〜11日、高萩本校スクーリングに9月卒業生が参加しました。
9月の卒業を控え、堂々とした態度で臨んだ生徒たちは、自己成長を実感する4日間とすることができました!
毎日の座学や試験はもちろん、
2日目の体育での体力テストやフットサル・フリスビー、
そして3日目の体験学習など、様々な学習で各々精を出して励みました。
体験学習は、藁で実子箒(みごぼうき)を作り、時間をかけて失敗したらやり直し、丹念に作り上げていきました。
そうして完成した作品には愛着が湧いた様子で、掃除の際には早速その箒を使用して完成度を確かめました。
終了後、「実子箒の存在を初めて知り、地道な作業は大変だったけれど、だからこそ自分で作ったものを大切に
使っていきたい。」と生徒から話を聞くことができました。
また、「実子箒は、掃除の際に役立つのはもちろんのこと、その易しい手触りから、
愛犬を撫でて安心を与える用途としても有効だ」と話が盛り上がりました。
9月卒業生は、今回のスクーリングが最後の参加になりました。
将来を見据えた決意ある締めくくりの旅だったことと思います。
初めての体験で得たことを、自分で工夫しながら生活に取り入れようとする姿勢に引率教員としても大変嬉しく思いました。
スクーリングの回数を重ねるごとに、
目標を自分で設定しながら学習を吸収していき、
自分の得手不得手を知り、困難を乗り越える手段を学ぶ
そのような姿勢が少しずつ身についてきたことと思います。
そして、仲間との時間。
初めて会う仲間と親しくなるための心の開き方や、
仲間と連携したことで得る安心感や達成感などを身を持って体験し、学ぶことができました。
この旅で仲間と共に生活し、共に学んだことを今後の人生の糧として頑張っていってほしいと思います。