裁判傍聴に行ってきました！
11月2日（水）、宇都宮キャンパスの生徒のやる気を引き出し、
もっともっと自分も周りの人も好きになる自分づくりの教育の
一環である「特別活動」がこの日も行われました。
ギネス登録を目指す「世界一大きな授業」や、普段会えない
「国会議員の講演」、「球技大会」や「専門学校体験」
「進路相談会」「ハロウィン」などなど様々な形で実施される
特別活動。今回は何をするのか？
校舎を出て、バスに乗った生徒たちが向かった先は・・・・・
宇都宮地方裁判所206法廷
実際の刑事裁判の様子を傍聴（見学）してきました！
今回は、道路交通法違反（飲酒運転）事件を傍聴。映画やゲームの
ようなドラマチックな展開ではありませんでしたが、自分たちと
あまり変わらない年齢の「被告人」や、淡々とした口調で証拠を
示して罪を明らかにしていく検察官、冷静に対処していく弁護人、
きびきびとした発言の裁判官、緊張感ある法廷という状況に、
生徒たちは圧倒されっぱなし・・・
「主文 被告人を懲役5ヶ月、執行猶予3年とする。」
裁判官が判決文を読み上げると、小さなため息が生徒たちからあがり
ました。
傍聴後には、裁判所の訟廷管理官の方に「裁判員制度」について
説明をしていただきました。実際の法廷の中に入って、裁判官席の
目線の高さや、被告が座る席の居心地を確かめたり、裁判官の「法服」
を着たりしながら
「裁判員は誰もが選ばれる可能性がある」
「専門知識ではなく、自分の今までの経験で判断する」
「特別に構えることなく、しかし真剣に取り組めばそれで大丈夫」
といった事を教えていただきました。裁判を聞いた後、バイクの免許も
持っているある生徒は「あの場（法廷）には絶対行きたくない！」と
交通ルールは絶対に守る、という決意を新たにしていました。
国、数、英、理、社・・・などの教科の勉強だけでなく、卒業後に進む
「社会人」としての力も身に着けていく宇都宮キャンパスの特別活動。
今後も様々な種類の活動を予定しています！
